小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

今年は赤坂宿(豊川市)まで

2006-12-31 | Weblog
いよいよ、新しい年が近づいてきました。2004年5月日本橋から京都三条大橋に向かって歩き出して2年半、今年は日本橋から302キロ地点「赤坂宿」までとなりました。
暮れの23日、JR東海道線の「新居町駅」に降り立って今年最後のスタートを切りました。
新居町は浜名湖の最南端、海の関所の役割を担っていたという日本で唯一現存している関所。

新居町から古い家を見やりながら急坂を上がると、安藤広重も描いた「白須賀の坂上」。峠から見る冬の海は、多分昔と変わらぬ輝きを放っていました。

長い遠江からやっと入った三河の国、最初の宿は二川宿、そして吉田宿と続きます。今も町のかしこに縦のラインがシャープな連子格子の町並みが残っていました。

御油宿から赤坂宿をつなぐ天然記念物御油の松並木、東海道中膝栗毛では弥次喜多が狐に化かされたと書かれていますが、今では端正な松がおよそ600メートルほど続いています。

さぁ、来年はどこまで旧東海道をすすめることができるのでしょうか。
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オキザリスの大きなノビ

2006-12-27 | ガーデニング
昨日の豪雨といい今日の20度を越す気温といい、異常気象の兆候であるかのような不安を感じてしまいますが、それでも師走の暖かい一日はほっとします。大掃除日和となったはずが、2、3日前からパソコンの不調に見舞われ、ついにOSの再インストールという結末に・・・家の大掃除ならぬパソコンの大掃除はデータ紛失という最悪の結果となってしまいました。
庭では、しばらく寒さに凍えていた秋咲きオキザリスがこの暖かい日差しにすっかり花びらを開き、大きなノビをしているように見えました。明日はまた寒波が戻ってくるとか、オキザリスには、ほっとする一日だったようです。
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花後のセイタカアワダチソウは

2006-12-22 | 野の草花
秋に空き地などで咲き誇っていたセイタカアワダチソウも花期を終えて、今では少しにごった色の綿毛をこんもりさせて初冬の空気にとけ込んでいます。すっかり「厄介者」の汚名を着せられてしまったセイタカアワダチソウですが、そもそも名前の由来は、咲いた後の花穂をお酒の醗酵したときの泡に見立てて名前がつけられたものだそうです。私にはこれがまだ産毛の残っているひな鳥の背中にも似て、そのモコモコ感に妙に暖かさを感じてしまいます。花穂から数万個の種がつくられて、その種は風に乗って運ばれ、来年はさらにセイタカアワダチソウの分布を広げるわけですから、その生涯はしたたかと言えるのでしょう。だけど、まるで寒空に背中をまるめているようにも見えて、あわれにもみえるのでした。
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冬支度 庭の管理人(犬)の場合

2006-12-19 | ガーデニング
小さな庭も広く見えるこの季節、すでに沈丁花や梅も固い蕾をつけていますが、じっと寒い季節に耐えて、丸く枝葉にしがみついているように見えます。横浜もすっかり寒くなりました。庭も、狭いなりに冬支度が整いました。これからは気温の低い日も多くなり、庭も陽射しが強くなる春まで休眠状態に入ります。
管理人である三四郎(犬)も、勝手に庭周りを切り上げて早々にソファーに陣取り、だらりと怠惰な惰眠態勢に入りました。まぁ、犬の冬眠は聞いたことはありませんが・・・
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冬支度 ただいま待機中

2006-12-15 | ガーデニング
昨年は、12月の始めにはすでに寒さに弱い鉢物を室内に入れていたのですが、今年はまだほとんどの植木鉢が外にでています。暖冬とは言え、さすがに朝晩は冷え込み、そろそろ霜が心配になってきました。今日は、鉢の周りの土を落とし、鉢の受け皿も洗って屋内に入れる準備をしました。ところが、問題は家の中、まず日当たりのいい窓辺を確保するために、そのスペースを空けるための準備から取りかからねばなりません。とそんなわけで屋内越冬隊はただいま待機中。急激な寒さが来なければいいのですが・・・
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冬支度 コリウスの場合

2006-12-13 | ガーデニング
なにか昔、田舎の庭先にあった葉ケイトウが、垢抜けして都会の園芸店に仲間入りしたような、そんなおしゃれな色合いや模様をもつ「コリウス」。初夏の頃から晩秋まで庭をよく彩っています。とても生育が早いので枝を切り詰めると、分岐が多くなりこんもりとした形に仕立てることができ、またカットした枝は土に挿しておくと、簡単に根付くという生育の特徴があります。しかしそう計算通りに行かないところが、生き物の個性と、育て親の世話加減、そして環境なのでしょうか、と言い訳がましいのですが・・・我が家の場合はこんな具合になりました。カットした親株はやせ細り、増やした子供株は親を越すほど大きくなりました。
霜が下りるころには葉が落ちてしまい枯れてしまうので、この際老いた親株を部屋に入れて越冬することにし、子供株はもともと地植えなので、霜よけをして外で鍛えることにしました。
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小さな鉢

2006-12-10 | ガーデニング
7,8年前の夏、長崎のハウステンボスに訪れた時に小さなチューリップの球根が入った陶器の鉢をお土産に買い求めました。直径5cmほど、高さも7,8cmのほんとにミニサイズの鉢ですが、買った翌春には小さなチューリップが咲き、それからは小さな苗を見つけては四季折々にこの鉢に植えて楽しんでいます。小さな花であれば、どんな花でもこの陶器の鉢を引き立たせ、スモールワールドに入り込んだようなそんな世界を楽しませてくれます。この秋は四季咲きの小さななでしこの苗を鉢に入れました。ほとんど苗の根の周りについている土程度しか入らないのですが、それなりにまとまり次々にかわいい花が咲きだしました。
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紅葉 今日の一押し

2006-12-04 | ガーデニング
気圧配置が冬型になり、今朝の冷え込みはこの冬一番だったとか・・・。空の色は抜けるように青くどこまでも澄んでいました。そんな空にくっきり映し出されるイチョウの紅葉。金色に輝く葉はまだ木々に残り、地面を敷き詰めるほどにはなっていませんが、もう季節が冬であることを感じさせます。紅葉は落葉する木によって、色や染まり具合が日々変わりその彩りを楽しむことができますが、イチョウの場合は、金色一色に染まるところがなんとも贅沢で見事です。我が家の近くのイチョウはまだ若い並木ですが、いっせいに染まり息を呑むほどに圧倒されます。
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紅葉 今日の一押し

2006-12-01 | 野の草花
横浜でも冷え込みが一段と厳しくなった今朝、陽の光に照らされて色づいた木々はいっそう透明感をもって輝いていました。きっと額縁を通して見ると、どこを取っても名画のようになるのでしょうか。出勤途中で見た、竹やぶの一本の竹にからまった蔦の紅葉は竹やぶの中がうっそうとしているだけにその紅葉した色は際立って見えました。ほんとに日本の今の季節はすばらしいと思いました。
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