小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

宮古諸島への旅① ・・・ 宮古ブルー

2012-10-30 | 旅行

この秋、上海旅行を計画し楽しみにしていたのですが、尖閣諸島の国有化計画の発表以来、中国への旅行は危険が
高まり、キャンセルせざるを得ない事態となってしまいました。

せっかく取れた休暇を、ではどこへと言うことで、急遽行き先を宮古諸島に変更したのですが、どうして南の島へという
ことはあまり大きな意味はありませんでした。

ところが、この宮古島の海を見た時、私がかって訪れたハワイやグアムの海とは、はるかにちがう、あまりにもその海の
美しさに衝撃を受けました。

サンゴ礁と白い砂地からなる海は、青とか蒼とか藍とか瑠璃とかの色に言い尽くせない色のグラデーションが続き、
お天気にも恵まれたことも幸いしたのですが、行き先を変更したこの旅行を感謝せずにはいられませんでした。


渡口の浜 白い砂浜とどこまでも遠浅な透き通った海


東平安名崎 宮古島最東端。2kmに渡って突き出た岬


東平安名崎 太平洋と東シナ海がぶつかる海


宮古本島と来間島を結ぶ1690mの来間大橋 鏡のような海


砂山を超えて現れるエメラルドグリーンの砂山ビーチ



雨水によって石灰岩の浸食が作った群青色の海。底が海と繋がっている通り池


1771年の明和の大津波によって打ち上げられた大小の岩群 佐和田の浜

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なお咲き続けて・・・ ヨメナの花

2012-10-25 | 野の草花

時々思い出したように歩く私の散歩道はおよそ4キロ。
車道をなるべく避けて、道路にぶつかったら横断し、畑のわきを通り、運動公園をぐるりと回り、
川に沿って歩き、神社で軽く頭を下げ、気持ちのいい汗をかいた頃、家に着いてちょうど50分。
毎日続けたら、どんなに健康にいいことかと思っている気まぐれウォーキングですが、それでも
同じコースを四季折々歩いています。

長かった夏がやっとかげりを見せた頃、散歩の道すがらヨメナが咲いていました。
秋の訪れにやれやれと思ったものでした。

先日、やはり同じ場所でヨメナの群生があるのに気が付きました。季節が進んだにもかかわらず、
この花はずぅーと咲き続けていたことになります。
しかも秋の深まりとともに、薄紫色の花はいっそう色濃く、その時どきに一番色鮮やかに映ります。

ここにきて朝晩の冷え込みに、周りの草花が枯れ葉色に変わる中、この野菊はなお咲き続けて
いくのでしょうか。

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菊の花よりひと足先に ハマギクの花

2012-10-19 | ガーデニング

今朝は抜けるような秋の空、しかも日に日に空は澄んで深みを増してきたように見えます。秋に空を見上げることが多いのは、
とりわけ雲がきれいだからでしょうか。
澄んだ青空に遠慮がちに浮かぶ白い雲、刷毛で描いたようなやさしい雲、空を見て季節を感じるのは、ほかの季節よりも秋が
多い気がします。

庭に菊の花よりひと足先に咲き出すのが「ハマギク」の花、この真っ白い花は、秋の雲のようでもあり、ハマギクの清々しい花に
秋の空気も一層澄んで感じます。

     

このハマギクは、東北地方から茨城県の太平洋沿岸に自生する野菊の種類で、日本でしか見られない1属一種なのだそうです。
もちろん、我家のハマギクは園芸種なのですが、葉は肉厚で、3年目の株は、茎も木質化してたくましくさえ感じます。

そして、ハマギクが咲く陽だまりが一層暖かく感じるのは、この花が日本の秋にとても似合っているからでしょうか。

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ハロウィンのかぼちゃについてですが

2012-10-15 | 日常

私たちの世代ではあまり馴染みの少ないハロウィンですが、10月31日は、キリスト教の万聖節の
前夜祭にあたるところから、この日はヨーロッパや米国でいろいろイベントがあり、日本でも10月に
なると、お店のウィンドウはオレンジ色のカボチャがディスプレイされて賑やかになります。

         
         日比谷公園内(日比谷花壇)のディスプレイ

この巨大なカボチャはどこで生産されるのか、これは食べられるものなのか、と気になるのは、やはり主婦が
沁みついているのでしょう。

スーパーで見つけました!この巨大カボチャを。観賞用カボチャとして、やはり食べられないんですね。
(値札がついていませんでしたが、売り物のようでした。)

ところが、実にタイムリーにNYに住んでいる長男家族のブログに「パンプキン狩りに行ってきました」という
記事が載りました。
家族で農場にハロウィンのパンプキン選びに行き、子供達の頭より大きな3つのパンプキンを手に入れたようです。
         

少し疑問が解けました。次は、お化けの顔はどのようにしてくり抜くかです。

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秋の遠足 「城ケ島へ」

2012-10-03 | 小さな旅


やっと、秋が満喫できる季節になったと思っていたところ、次々とやってくる台風に気を揉んでいました。
沖縄の南沖にあった台風17号は、台湾方面へ向かっていたはずが、まさかの進路変更で東海に上陸したりと、
台風の進路に最後まで振り回されました。

ところが台風は足早に一昨日には抜けてくれて、昨日は教室のメンバーとの「城ケ島遠足」を気持ちのいい
ハイキング日和で決行することができました。
城ケ島は三浦半島の最南端に位置する島で、京浜急行線の終点「三崎口」駅からさらに、バスに乗り約20分ほどで
つきます。
島の周囲約4Kmの小さな島ですが、神奈川県では最大の自然島です。

「城ケ島の雨」の歌が刻み込まれた北原白秋の詩碑が建つ三崎港側の海は穏やかですが、太平洋側に面した海は
荒磯と断崖が続く岩礁地帯で、昨日は穏やかな海でしたが、台風17号の風雨が激しく荒れたのでしょう。塩害で痛
めつけられた植物が目立ちました。

城ケ島西側に建つ城ケ島灯台は、紺碧の海と秋の空にその白い姿をくっきりと浮かび上がらせていました。
現在はオートマ化されて、常駐する灯台守がいなくなった灯台ですが、なぜか灯台には海の安全をいつも守り続けて
くれているという、人のような暖かさがあるものですね。

長い年月の風雨などに浸食されて、くっきりと洞門のように抜けた「馬の背洞門」。
このメガネの洞門を通して、水平線上に白い帆船が見えました。

荒波によって削られた岩礁は南側に位置しているので冬でも暖かなのでしょう。ウミウの越冬地としても、
11月からは、その飛来し生息する姿もみることができるそうです。

何年か前に城ケ島を訪れた時、海岸の淵にたくさんのイソギクを見たように記憶しています。
今回、イソギクの姿がなかったのは、季節が少し早かったのかも知れません。

海岸で野カンゾウを、城ケ島公園でノコンギク、ツルボを見つけることができました。

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