小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

京都2日間

2023-10-20 | 旅行

コロナ禍だった3年間、遠く大阪・高槻の地に眠る両親のお墓には兄妹揃ってお参りすることができませんでした。
やっと今週、兄妹とその連れ合い総勢6人で京都に泊まって、翌日にお墓参りをすることができました。4年ぶりに揃って両親の墓前にお参りすることができ、両親もきっと喜んでくれていると思います。

京都に着いて半日、時間があったので、仁和寺と蘆山寺に足を伸ばしてみました。

仁和寺
仁王門(京都3大門のひとつ)に足を踏み入れるとその広大な境内にまず驚きます。
そういえば、子供たちがまだ小学生の頃、夏休みに来たことがあったのですが、
あまりの暑さに門の前で引き返したことを思い出しました。

この日は、この仁和寺で藤井聡太竜王が8冠達成後
初の竜王戦第2局が行われていて庭園などには入ることができませんでした


ですが、5年ぶりの特別拝観で金堂裏堂の貴重な五大明王壁画を見ることができました
金堂(国宝)
仁和寺の最も重要なお堂、慶長18年に造営

皇族が住職を務める「門跡寺院」
板扉には菊花の飾金具


屋根の上に配されているのは亀に乗る黄安仙人
亀は3000年に一度、水面に顔を出すといわれ、黄安仙人は
その亀を5回みたそうで、永遠の象徴になっていると言われているそうです

五重塔
寛永21年、3代将軍・徳川家光の寄進によって建立


仁王門の金剛力士像

経堂と観音堂の屋根の美しさ

少し色づき始めた紅葉


蘆山寺
午後4時近くになってしまったのですが、閉館間際の蘆山寺を訪れました

紫式部の曽祖父の中納言藤原兼輔から、叔父の為頼、父の為時へと伝えられた邸宅で
紫式部はこの邸宅で一生の大部分を過ごし
この地で源氏物語を執筆したといわれている

白砂と苔の庭で、紫の桔梗が咲く 平安朝の庭

少し暑すぎるほどの秋晴れの晴天に恵まれまれた2日間でした。

コメント (3)
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