小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

春の息吹

2014-02-27 | ガーデニング

2月もあと1日余り、2月は「逃げて走る」のことわざ通り、あっという間でしたが、今冬の2月は大雪騒動で
さらにに短かったように思います。
積雪で孤立した地域も多く、降雪によって私たちの日常生活が脅かされることをあらためて思い知らされました。
私の住んでいる場所も2日間に渡りバスは来ませんでした。当然家に引きこもりとなったわけで、
思わぬ時間のプレゼントと思いきや、かえって一歩も家から出られないと言うのもストレスがたまるものだと、
貴重なにわか雪国体験となりました。

それでもやっと雪は消えて、気温が上がった昨日、近くの公園まで春を探しに出かけてみました。
ほとんど雪の融けた公園は、黒い土が暖かい陽射しを受けて柔らかく温かみを帯びて、春の花の目覚めを促して
いるようにも見えました。

日溜まりには、福寿草の花がニッコリ顔をのぞかせ、河津桜の桃色の蕾は色濃く、花開くのも間もなくでしょう。
ボケの花の色は真っ赤で、そのシンプルな姿が、よけい素朴な美しさと味わいを醸し出しています。


うなだれた首をそっともたげるように咲き始めたクリスマスローズ、俯いた花を持ち上げると思ったより立派な花に驚かされます。
早春の花、スノードロップも水仙もまだまだ主役です。

午後の短い時間の公園散策でしたが、暖かい陽射しにしみじみと春の訪れを感じることができました。

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始めに顔をだしたのは

2014-02-12 | ガーデニング

先週末降った雪は思ったほど融けず、道路際に掻き寄せられた雪はわずか少なくなったようにみえますが、
まだまだ近所の子供たちが作ったかまくらも雪だるまも、その姿を維持しています。

庭も植木鉢の雪は払いましたが、庭に積もった雪はそのまま、これは自然に融けていくのを待つしかありません。
しかし、植物の力はすごいです。

先手をきって雪の下からぽっかり顔を出したのがクリスマスローズ、雪を掻き分けるように、蕾が伸びてきました。
まるで春の足音が聞こえてくるようです。

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暴風雪、一夜明けて

2014-02-09 | ガーデニング

20年ぶりの大雪とか、すでに昨日の朝は銀世界、降り続いた雪はお昼過ぎになっても止む気配もなく積もる一方、
ぼんやり外を眺めれば薄墨色に霞んで、降る雪で周りの音も吸収されてしまったよう、幻想的な世界が広がって
いました。

今朝起きると、墨絵の世界は一変して、立春の光りがキラキラ雪に映って眩しいほど、
また別世界を見ているようでした。

横浜では積雪15センチといったところでしょうか。融けだした雪は水けを含んで重く、雪かきもたいへんな労力と
なりました。このぶんだと道路の雪が融けるのも数日かかるのでしょう。
雪が降ったあとの始末は一仕事、この労力を考えなければ、雪景色もまた楽しいものなのですが、
思いもかけない大雪に、明日からの足を考えたり(スリップがこわくて、しばらく車の運転はできません。)
一方でいつもと違った、ちょっと楽しい休日となりました。

ガーデンテーブルに積もった雪は、スポンジケーキのよう

                                      今朝、計ったら15センチほど
パンジーも重い雪に押しつぶされて苦しそう

                                     午後には、スポンジケーキもすっかり融けて・・・

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立春の雪

2014-02-05 | ガーデニング

昨日は立春でした。厳しい冬を耐え、少しずつ陽がのび、陽射しが柔らかくなった頃迎える立春が、今年は少し様子が
違いました。
先週末から続いた3月から4月の陽気は、庭木の固い枝からも冬芽が伸び、梅はほころび、人は厚手のコートを脱ぎ、
ほんものの春ではないことを知りながらも、暖かさに身体がほぐれていくことについつい開放的になってしまいました。


立春に降った雪が屋根の上を雪化粧 3月末の陽気に春の装い

ところが、昨日の気温の急降下、私はと言えば、やっぱり油断をしていたのでしょう。喉の痛みに、
はじめ今年は花粉症も早いのかと、思っていたのですが、夕方あたりから身体の節々が痛くなり、ついにダウン、
昨晩は早く床に入りました。おかげで症状はそれ以上悪くなることもなく、持ち堪えています。

一方、この気温の変化に植物はと言えば、今朝は、横浜にもうっすら雪が残り、昨晩の雪に凍えていた草木も、
さすが立春、柔らかな陽射しにすっかり解けて、いつもの姿に戻りました。
厳しい寒さにも、予想外の気温の高さにも動じず、植物たちは春を待つ準備を怠らないのですね。

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