小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

春のちから

2019-04-23 | ガーデニング

やっと暖かさが安定して、すっかり春の陽気になってきました。例年だとすでに治っているはずの花粉
症がこの季節になってもまだスッキリしないので、相変わらず花粉症の薬を処方してもらっています。
でもやっぱり春はいいです!
息を潜めていた草木が芽を出し、枝葉を伸ばして固い蕾から花を咲かせる様子が日毎に変わり、まるで
生命の息づかいまで感じ取ることができるようです。

我が家の小さな庭も、春を凝縮したように一斉に咲き出しました。


すっかり古木となったボタンにも3つ蕾がついて、まるで美人揃いの3姉妹、今夜から雨が心配される
ので傘でも差しておこうかなと思っているところです。


こんなちいさなシャクナゲにも蕾が3つ付き、先陣の2輪が満開になりました。

今年の1月に去年の台風で撤去することになったウッドデッキの跡地が小さなガーデンになりました。
この連休にもう少し手を入れようと思います。

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第6回 中山道ウォーク(籠原~本庄)

2019-04-13 | 街道歩き

少し古い話になりますが、なかなか第6回目の中山道ウォークの記録を纏める時間がなかったのですが
記憶がまだらにならないうちにとやっと纏めることができました。

まだ冬のような寒さも残る3月31日、第6回目の中山道中を籠原から本庄まで歩いてきました。

歩いても歩いてもまだ埼玉県という感じでしたが、なんとか群馬県が見えてきました。どこも桜や一
面の菜の花が出迎えてくれました。

乗り換えなしのJR東海道直通高崎行きで籠原駅まで、およそ2時間の電車は早朝なのでさすがに空い
ていてちょっとした読書タイム!9時過ぎには駅に降り立つことができました。

先回の終点のポイントだった県道264号線まで戻り、9時半にスタート。人通りもあまりない県道は
道を挟んで新旧の住宅地でしたが、道すがら鬼林稲荷神社の赤い鳥居、石仏石塔群や庚申塔などがあり、
中山道の名残を感じました。

10:30 愛宕神社の境内に芭蕉の句碑「冬枯れや 世は一色に 風のおと」が残されていました。

少し街道から外れたところに国済寺があり上杉謙栄が開いたお寺で、総門、三門、本堂が一直線に配置
された美しい禅宗の建物がありました。



庭園から見た本堂の屋根


鐘楼もなかなか趣がありました。

11:00 深谷宿の江戸(東)口にある常夜灯と1.7キロ先の深谷京(西)口の常夜灯、どちらも中山道
最大級で高さが4メートルもある立派なものでした。


12:00 深谷宿に入ると旧家や土蔵造りの建物、レンガ造りの旧商家や和洋折衷の家、また酒屋さん
も数件みられました。

この辺りが深谷宿の本陣や脇本陣があった辺りで、JR深谷駅にも近い場所でした。

深谷は明治20年ごろに郷土の英雄渋沢栄一(新一万円札の顔に予定)が日本で最初の機械式煉瓦製
造工場を設立し、東京駅のレンガもココ深谷で製造されたものなのだそうです。

また、深谷の地名はここ街道にかかる行人橋を流れる唐沢川のかっての深い谷に由来しているのだそうです。

今までの街道は広い道路が続いていましたが、標識を見落とさないように歩かないと、行き過ぎたり
曲がりそこなってしまいそうになるので、気を付けて進まなければならないことが多くなりました。


14:00 ぐっと道幅が狭くなり、坂を下ったところに八坂神社の庚申塔群があり、幕末の万延元年に
建設された百庚申で、当時の世情が騒然としていたことが偲ばれるものでした。


14:15 新しい17号線のバイパスを横断すると小山川にかかる滝岡橋を渡ります。小山川は秩父を
源とし、利根川に流れる川で、遠くには日光山系や赤城山系を見ることができました。

一面のネギ畑、ここは深谷ネギの名産地、そして北関東のからっ風も有名で、家の外を防風林で囲っ
ている家が目立ちました。

街道はしばらく小山川沿いに進んでいきます。
15:15 立派な長屋門のある医院。かっては武蔵(武州)と上野(上州)との境で立場だったのだ
そうです。

この先、道は二手に分かれます。國境に建立された傍示堂跡の右は五科道、左は中山道
御堂坂は比較的交通量も多く、本庄市街地が近いことがわかります。

本庄駅には午後4時を回っていました。(32000歩、約21キロ)
次回からは日帰りはきつく成りそうなので、いよいよ1泊から2泊への旅となりそうです。

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どこも桜が満開

2019-04-07 | ウォーキング

今年も「ガーデンネックレス横浜」が横浜市の各地で開催され盛り上がりをみせています。山下公園
もみなとみらい地区もチューリップや様々な春の花で彩られていると聞いて、桜が満開なこともあっ
て、思わず出かけてみることにしました。

コースは桜木町の駅から汽車道に続く赤レンガ倉庫を通り、像の鼻パークから山下公園、そして海の
見える丘公園から、外交官の家が並ぶ元町公園、根岸森林公園までのルートを歩いて見ることにしま
した。


運河を渡る汽車道の両側には、みごとにソメイヨシノが満開を迎えていました。


白いクイーンズスクエア横浜と桜


赤レンガ倉庫前にも春の花壇が



山下公園にはゴージャスな春の寄せ植え


勢いよく噴き上げる水にも春を感じて


桜の樹から垣間見るマリンタワー


ベイブリッジと桜


根岸森林公園の桜は背も高く、吹き抜ける風も爽やか


日曜日とあって、たくさんの人がお花見を楽しんでいました。
歩数は20000歩、どこも桜のある風景、気持ちのいい桜ウォーキングでした。

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後世に残したい桜並木

2019-04-03 | ウォーキング

一昨日に新元号の発表があり施行は5月1日。あと一か月で平成が終わることになりました。
平成30年間の時は流れ、テレビのニュース番組のように次々に思い起こされる出来事があるわけでは
ありませんが、ただ私の子育てが一段落して(末の子が小学2年生)今の仕事に付くようになったのが
平成元年でした。つまり30年間の月日が流れたことについては、あらためて感慨深いものがありまし
た。

ソメイヨシノは横浜でもほぼ満開を迎え、思ったより気温が上がらなかったことで、例年より長く桜
を楽しむことができているようです。

桜の満開の見極め方は、花の真ん中のしべが赤く色づいたあたりだそうです。

昨日は柏尾川沿いを近所のウォーキング仲間とお花見がてらぶらぶら歩いてきました。

ソメイヨシノの寿命はどのくらいなのでしょう。柏尾川の岸に大きく枝を伸ばしたソメイヨシノの樹
もだいぶ古木となって、幹が伐採されているものも目立ちました。

次世代にこの桜並木を残すのには密集した枝や幹の伐採、新しい苗木の植え替えなど、その対策が急
がれているのでしょうか。

いつまでも後世に残したい景色です。

統一地方選挙の告示板も桜並木の中に埋もれるように

露店ののれんも桜に似合っているのがこの季節、     何といっても桜には青空でしょう。

コメント (3)
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