小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

冬至に向かって

2010-11-29 | ガーデニング
最近、早起きになってしまいました。きっとそれは年齢によるものなのでしょう。
あんなに何時までも寝床が恋しかったのに、5時半過ぎには目が覚め、まだ外も暗く、夏であれば起きて庭で一仕事できるのですが・・・。
そこで最近は、朝一番にウォーキングに出かけるようにしています。日の出は6時半ごろでしょうか。少し辺りが薄明るくなってきた頃、家を出ます。家々もまだまだシーンとして、キッチンから漏れた灯りが朝げの支度をしている気配を感じます。

今朝は、東の空の雲がさらに日の出を遅くして、まだ月も高くはっきりその姿を捉えることができました。
     

公園ではいつもの朝がはじまり、ジョッキングする人、犬の散歩、ホームレス猫たちもネグラをそろそろ出始めています。
     

朝日がうっすらと射した水辺に、水鳥たちが水面にかすかなさざ波をたててゆっくり動きだしています。
        
こんなほんのわずかな朝の時間が、最近少し違って見えるのは、季節が冬至にむかってますます日の出を遅くしている証なのでしょう。
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シクラメンと再会

2010-11-20 | ガーデニング
朝晩の冷え込みが日毎に増して、横浜でもさすがに暖が恋しくなりました。あの厳しかった夏の暑さの感覚さえ、すでに忘れて、秋から冬へと季節が駆け足でやってくる気配を感じます。
先日、庭の隅に放置されていたシクラメンの鉢をのぞいたら、たくさんの蕾がついていました。慌てて、枯れた枝葉や埃を払い、水を挿し、暖かい窓辺に置きました。
見捨てられていたシクラメンも突然の厚遇に驚いた様子で、茎を伸ばし蕾を膨らませて、あっという間に昨冬の見覚えのある、可愛いピンク色の花が咲き出しました。
過去にも何度か、シクラメンの古い株から花が咲いたことがありましたが、株も花も昨年と劣らない大きさで再現したのは初めてです。とても懐かしく、ちょっと得した気分にもなりました。
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菊の季節のはじまり

2010-11-15 | ガーデニング
秋も深まり、紅葉の鮮やかさが、一層冴えて見えるようになりました。春、花が一斉に咲き誇ったように、秋の紅葉もまた花が咲いたような華やかさがあります。
その紅葉もハラハラと葉を落とすようになると、散り方の潔さもまた花のようにも思えます。
紅葉に目を奪われていると、いつの間にか地には菊の花が咲き、菊の香りも漂い始めました。
わが家にある3種類の菊も順次咲き出し、第1陣はピンク色にエンジがかった小菊、春の芽かきを十分にしなかったために、その枝はあっちこっち向きを変えながら無造作に咲いています。
菊の花は散り急ぐ花の多い中で、晩秋に向けて姿も香りも、まるで過ぎゆく秋の陽を惜しむかのよう咲き続けて、まわりが冬の気配を感じる頃まで楽しませてくれます。
いよいよ菊の季節のはじまりです。
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銀杏の実

2010-11-12 | ガーデニング
「今朝、西日本の日本海側に、黄砂が観察された」というニュースに、はて黄砂って、春ではなかったかしらと思ったものの、最近の天候では「それもありか」と納得してしまったのですが・・・。
関東では、このところ安定した秋晴れに恵まれ、見るものすべてが「秋色」に染まったようにみえます。
イチョウも黄色に色づき、今朝ウォーキングの途中で寄った神社で銀杏も拾いました。
ところで、この銀杏の実(タネ)、まだ朝も早かったので誰にも踏まれず、まだあの強烈な匂いはそれほどでもなかったのですが、この匂い、なぜか郷愁を誘います。それは、よく遊んだ晩秋の校庭や神社の庭の匂いでもあるのでしょうか。
銀杏を拾ってきたものの、あの匂いの洗礼を浴びて、硬い殻を割らないと、ホクホクしたタネの中味を味わうことはできないとなると、なかなか銀杏への道は遠く厳しいものと、目の前の銀杏を見てちょっと躊躇してしまいます。
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横浜は今・・・

2010-11-09 | 日常
APEC首脳会議が横浜MM21地区で開催とあって、今、横浜周辺は厳戒態勢が引かれています。駅周辺を歩いているとたくさんの制服姿の警官と行き交い、背中には各都道府県の名前の入った制服が目立ちます。横浜駅の構内には警察犬も床に鼻をこすりつけて入念に匂いを嗅ぎ分けてわけています。駅のコインロッカーも使用禁止、デパートのごみ箱にも蓋がされてしまっています。「お昼、ラーメン屋さんに入ったら、警官でいっぱいだった」とか、「ビジネスホテルは、APEC関係の宿泊でいっぱい」とか、横浜の秋は今、この2万人あまりの物々しい警官の制服姿に彩られたようです。
なんとか、何事もなくこの期間が過ぎますように!
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