小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

晩秋のカヤトの原

2008-11-22 | 野の草花
連休の初日は、抜けるような秋の空が広がり、どこも紅葉シーズン真っ盛りとなりました。我家の近所のイチョウや楓も鮮やかに色づき、冬を前に、木々が葉を落とす前の賑やかさを思いっきり演出しているかのようです。
その賑やかさに圧倒されてしまいそうですが、すっかり枯葉色になったカヤトの原には、秋の陽を浴びたネコジャラシが、秋空に姿を透かして金色に輝いていました。
真っ青な空に映える紅葉のコントラストとはまた違って、カヤトの原にやさしい秋の陽が降りそそいでいました。
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三四郎の介護

2008-11-16 | ガーデニング
11月の始めに、末っ子が自立(結婚)の準備のために、巣立っていきました。思えば、この次男が小学4年生の時に私はフルで仕事を始めました。鍵っ子になった次男の遊び相手として迎えたのが柴犬の三四郎でした。17年間我家の三男として、子供達と遊び、兄姉たちの反抗期を見つめ、そしてその子たちが大人になるのを見守ってきました。
その三四郎が最近、夜鳴きを始めるようになりました。決まって深夜、隣近所にも聞こえるほど大きな声の遠吠えです。ペット病院に相談して、精神安定剤を処方してもらいましたがほとんど効き目がありませんでした。思い余って、居間に三四郎の寝床を移し、夫と交替で添い寝を始めて1週間。安心したのか、最近はほとんど鳴かなくなりました。
兄弟分がいなくなって寂しかったのか、または子離れした母が寂しくならないように、もう一仕事作ったのか、三四郎の介護が続きます。
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山茶始開(つばき、はじめてひらく)

2008-11-01 | ガーデニング
いよいよ11月。11月10日は庭の番人(犬)三四郎の17回目の誕生日。わずかに見える目とわずかに聞こえる耳で、今日も平穏な日が過ぎていきます。この三四郎の世話に、庭に出た夫が「山茶花が咲き始めたよ!」と知らせてくれました。深い緑の繁った葉の間から、ひとつふたつと山茶花が咲き始めました。
先日の新聞の記事で、二十四節気を更に3つにわけた七十二候では、サザンカの咲き始める11月はじめを「山茶始開(つばき、はじめてひらく)」と呼ぶのだそうです。暦も残すところ2ヶ月、たくさんの蕾をつけた山茶花に、今冬は期待が膨らみます。
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