小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ステイホームの準備は

2021-04-29 | ウォーキング

新型コロナウィルスも「第4波」以降、急激なペースでその感染を拡大してきています。都内では緊急事態宣言、神奈川ではまん延防止等なかなか出口の見つからないコロナ。我が家でもお正月は自粛中だったので、5月の連休には集まろうと言っていたのに、またまた延期せざるを得なくなってしまいました。ほんとに残念です。

この鬱な気持ちを一時でも晴れることができるかと、人出が予想される連休前に箱根にドライブに行ってきました。
まず、行先をポーラ美術館に、ポーラ美術館は箱根の森の中にあり、ガラス張りのエントランスからは緑と光が差し込み、都会の美術館とはまた違った雰囲気で絵画に向き合うことができます。


施設内の森は遊歩道となって、小鳥のさえずりを聴きながら点在している彫刻を観ながら、小径の中を散策することができます。

トリニコの樹に咲く小花(この樹の名前を珍しく夫から教えてもらいました。)

ブナの大木
絶滅危惧種と言われているヤマシャクヤク

企画展の情報も下調べもせず出かけたのですが、「フジター色彩への旅」というタイトルで、洋画家藤田嗣治の画業と生涯をかけた旅路が紹介されていました。


旅先こそが藤田のアトリエだったといわれるほど、
生涯のほとんどを旅先の風景や人物、歴史や風俗などに
創作のインスピレーションを求めていたそうです。

私にとっては藤田嗣治といえば、パリ在住で柔らかな色彩のパリの風景や女性像、猫といった印象を持っていましたが、今回の作品からはまた違った印象を受け、とても収穫の多いものでした。

彼のパリのアパルトマンの壁画パネル96点が公開されていて、多くは子供が題材にされていてそれらの作品はとてもユーモアに溢れ、ほのぼのとしたものでした。


ポーラ美術館を出てから、近くの箱根湿性花園にも寄ってみました。新芽が芽吹き、まだまだ浅い春を感じました。






水芭蕉季節は終わり水路は花後の大葉が
大きな葉っぱに隠れるように名残の水芭蕉
下段はヤマブキソウ


サクラソウ
毛深い茎をもつシコクカッコソウ

観光地箱根もこの日はとても静かで、帰路も今までの最短時間1時間半で帰ってきました。鬱も晴れ、連休は静かにステイホームをする覚悟ができました。

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続く五月晴れに

2021-04-22 | ガーデニング

百花繚乱と、競い合って咲いていた春の花も牡丹の花が散り始めると、春に終わりを告げるかのように季節は今、若葉の眩しい初夏を迎えようとしています。

華やかだった小さな庭も、雑草がグングンと伸び始めてきました。
庭の花も山野草に近い植物が、地味ながらあちこちから咲きだしました。

スズラン
山にあっても庭にあってもその姿は変わらない
日本オダマキ
山野草の趣を色濃く残しているオダマキ、平安時代の伊勢物語にも出てくるという

姫フウロソウ
花が小さいところから名前に「姫」がついているけれど
なかなかたくましい!通路をふさがれてしまうほど抜いても抜いてもその陣地はかわらない
ヨウラクツツアナナス
(瓔珞とは仏像の首や胸などにかける飾り)
我が家の庭では最古参、山野草だと思うのですが園芸店で見かけたことがない

あまりにも爽やかなお天気が続いたので、友人からの情報で鎌倉の「つつじ寺」と呼ばれている仏行寺に、つつじは咲き終えてしまったかなと思いながら出かけてみました。





多種類のツツジだけにまだまだ見ごろが続いていました

近くの鎌倉山にある夫婦が池にも寄ってみました

ウラシマソウの群生を見つけた時は思わず喚起
吸蜜に夢中 アオスジアゲハ(?)

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週末ごとの雨

2021-04-17 | ガーデニング

ここ数週間、週末になるとやってくる雨模様。

春の雨は煙るように、でもたっぷりと大地を潤して花も木々の枝葉も、ひとまわりもふたまわりも大きくなっていくのが目にもはっきりわかるようです。

「まん延防止ナントカ」(「まん防」という呼び名で省略するのは適切でないとは思うけれど覚えられない)が、東京に次いで神奈川でも横浜、川崎、相模原が来週より適応されることになってしまいました。

このコロナ禍のなかで、子供や孫たち、友人たちを誘えない会えない。テレビで旅番組を見ても出かけられない、などのジレンマがもう1年以上続いていると、最近ではこれがノーマルな生活のような気がして諦めの境地に・・・あーやっぱりヤダヤダ、これをコロナ鬱というのでしょうか。

でも先週末、次男家族が日中顔を出してくれました。久しぶりに会う孫は身長も伸びて、言葉数も増えていっそうおしゃべりになっていました。

庭の水まきを買って出てくれた3歳の孫は
面白いことにお気に入りの花だけ浴びるようにせっせとジョウロからお水をあげていました。

それが、白いアリッサムとピンク色のデージーの花
道端のタンポポにも足をのばしていました。
幼い子にとって、やっぱり花は小花がお気に入りのようでした。

軒下で冬を越した君子蘭
葉っぱは寒さと霜で黄色くなってしまいましたが元気に咲きそろってくれました。

シャクナゲも今春はすでに満開です。
ただ、これらの花は孫の水まきの対象からは除外されていました。

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春爛漫

2021-04-12 | ウォーキング

先週、白内障の手術を受けてきました。だいぶ眼鏡をかけないことに慣れてきたものの、思ったより近眼が治って快適というわけではなくて、今度は手元の活字が読みにくいという不便さも・・・手術前は、眼鏡を外せば手元はなんでも見えていたのに・・・まぁ、加齢とともに少しずつ日常の身体に不自由さも出てくるものなのでしょうと納得したことも確かです。でも裸眼で日常生活を送れることに感謝しなければと思います。

一方、長期化するコロナとはお構いなしに、春の花は桜だけではないとばかりに一斉に咲きだしています。お天気にも恵まれた昨日、歩いて1時間あまりの大船フラワーセンターに行ってきました。新緑に包まれた明るい園内はここぞとばかりに花たちは春を謳歌していました。

大船フラワーセンターの花時計


楓の新芽が眩しい


フジの大棚は修復中、次世代の藤が頑張っていました


黄色と白色のモッコウバラ


バラの季節には少し早かったけれど
私の大好きなバラは、この「ナニワいばら」


この華やかさに牡丹園は、人、人で少し密


里ザクラの仲間「松月」
たっぷりと花弁が、さて何枚


小花も大輪の花に劣らない

大船フラワーセンターのシャクナゲはどれも大木

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