小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

アガパンサス

2007-06-29 | Weblog
雨を浴びた草花を見るのも、この季節また趣があって私は好きですが、それにしても今日は蒸し暑かったですね。そんな梅雨の季節に清涼剤のように咲く花「アガパンサス」。紫君子欄とも呼ばれて、姿は君子欄をもっと細身に背を高くして、長い茎の先に薄紫色の花を咲かせます。アジサイと同じくこの梅雨時を代表する花で、この時期街路の脇に植えられているのをよく見かけます。
花それぞれには、その季節に合った咲き方をするものですね。雨に濡れたアガパンサスは、ひときわ美しいと思います。
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マルバマンネングサ

2007-06-27 | ガーデニング
この植物は、もう名前の通り。「マルバマンネングサ」とカタカナで表記するより「丸葉万年草」と書くと、素直に頷けます。ライトグリーンの肉厚の丸い小さな葉に、びっしり黄色い花をつけます。多肉植物の仲間なので、茎などが折れてそのままにしておいても、すぐに根付き、あっという間に広がります。我家の場合は、鉢植えのグランドカバーとして植えたものですが、びっしりと隙間なく咲いて、小花だけにそのボリュームで華やかさを、他の花と競っているように見えます。
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チョコレート色の花

2007-06-25 | Weblog
あの甘いチョコレートからイメージする花は、と言ったら・・・多分首を傾げてしまう、そんな不思議な花「チョコレートコスモス」。黒紫色のチコレート色の花を持ち、葉からもほのかなチョコレートの香り、そして姿はコスモス。メキシコ生まれで、日本に渡来したのは大正時代というから、比較的歴史は古いのだけど、園芸用としては近年なのでしょう。春に苗を求めて、鉢植えで育てていますが、秋に咲くコスモスのような力強さはなく、少し心もとなく咲き出しました。取り敢えずカメラに収めてみましたが、この湿気の多い季節を乗り切れるでしょうか。少し心配です。
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アスチルベ

2007-06-22 | ガーデニング
このふわっとしたやさしいピンクに憧れて、狭い花壇だけど、なんとか「アスチルベ」を育ててみたいと思ったのですが、なかなか思い通りにならないまま、毎年移植を続けています。もともとこの花に出会った時「アスチルベ」という名前を「明日散るべぇー」なんて、投げやりな関連付けで憶えてしまったのが、今となっては反省しているのですが、それでもなんとか今年は、2枝に小さな花をびっしり着けて咲いてくれました。華やかさはないけれどまわりの空気を和らげ、どんな花をまわりに持ってきてもしっくり溶け込む、「アスチルベ」は私の大好きな花のひとつです。来年は、もっと株を大きくしたいと期待が膨らみます。
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百合の花

2007-06-20 | Weblog
万葉の時代から、歌にもたくさん読まれた「百合の花」。当時は今のような百合の姿ではなく、「ニッコウキスゲ」のような姿だったのでしょうか。
花の重みで少し傾きかけた姿が印象的な百合ですが、色はやっぱり白。花の中でも白い百合は、清楚な百合の代表格のように思います。
我家の百合は、くっきりとした色合いで、梅雨の中休みに入ってしまった、夏のような日差しの庭によく似合います。なんとも賑やかに咲き出しました。
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ツボサンゴ

2007-06-18 | ガーデニング
「ツボサンゴ」という名前に惹かれて、この冬、小さな株を友人から分けてもらいました。どんな花が咲くのか、楽しみにしていたところ、5月に入ってから、細い茎をまっすぐ伸ばし、その先にかわいい濃赤の小花をいっぱいつけて咲き出しました。咲いている期間も比較的長く、次から次へとひと回りもふたまわりも株を大きくなりながら息長く咲いています。米粒大の花はよく見ると「壷形」をしていて、さらに花弁のような萼が開き、その中にあまりにも小さな花がと、これはもうミクロの世界のよう。全体の姿は「珊瑚色」に見えるところから、「ツボサンゴ」と・・・なんと楽しい花なんでしょう。
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やっぱり紫陽花

2007-06-15 | ガーデニング
雨が降るごとに、色鮮やかに染まるアジサイの花。梅雨をこんなにも風情あるものにしている花も少ないでしょう。由緒ある日本庭園の紫陽花、みんなが集う公園の紫陽花、そして小さな庭の紫陽花、どこにあっても、しっくり映える紫陽花に、あらためて梅雨の魅力にどっぷり浸かる思いがします。さぁ、この季節たくさんの雨の恵みがありますように!

昨年、紫陽花の枝を切り詰めたのが効を得たのか、今年はたくさんの花をつけています。


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つるはななす(蔓花茄子)

2007-06-11 | ガーデニング
湿気が多く、汗ばむこの時期に涼しげに咲く「つるはななす」、手毬のような球状に淡紫の茄子のような花をたくさんつけます。紫色から薄紫そして白色へと変わり、また黄色の葯がこの花のアクセントになっています。この清楚さに反して、成長は旺盛であっという間にフェンスや生垣を覆ってしまいます。我家の場合は、現在外壁をぐんぐん這い上がっているところです。山地などに生えている「やまほろし」は、庭先で咲く蔓花茄子と同じ仲間で、山を滅ぼすほどの繁殖力とは少し物騒な言い回しですが、夏の暑さにも冬の寒さにも負けないなかなか優良児とも言えます。
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マルバストラムの花の色

2007-06-08 | ガーデニング
四季折々に咲く花の色は、ほんとうに多岐にわたり、私たちの目を楽しませてくれますが、今の時期、次から次へと咲き続ける「マルバストラム」は、いわゆる花の色から少しかけ離れたサーモンピンクをしています。開いたサーモンピンクの花は中心に向かってオレンジがかったグラデーションとなり、中心の葯はほどよい黄色をしています。この色の統一感に気持ちが癒され、色の使い方の見事さに、花の持つ力のすごさを感じます。
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ドクダミの花

2007-06-06 | ガーデニング
子供の頃、ドクダミは、毒を止める効能があるところから、薬効としてどこの家にも陽の当らない家の裏などに植えてあったように思います。ドクダミの傍を通っただけで、あの独特な匂いがいつまでも鼻につき、でもはっとするような白い花に足を止めた記憶があります。数年前に友人にもらったドクダミは、「ゴシキドクダミ」といって、斑入りの葉が5色に変化する園芸種です。十字形に花弁を広げたように見えるのは、実は蔀(ほう)であって、実際の花は、上に向かってまっすぐ伸びた花穂についている小さい黄色の部分だったなんて・・・やっぱりあの匂いと白い花があってこそドクダミなのではと、主張してみたくもなるのですが。
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