小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

花粉症とウグイス

2021-02-27 | ウォーキング

今年のスギ花粉の飛散量は例年の1.8倍とか、2月に入ってすぐに花粉症の薬を処方してもらって飲み始めた私にも、花粉症の洗礼は容赦なく降り注ぎます。どこに姿を隠していてもすぐに居所のわかるほどの大きなくしゃみの連発と目の痒み、こんな鬱陶しいなかで、冬の終わりの中に明るい春の光を感じるのはちょっと残念なことと思います。

 

裏庭のフキノトウがいつの間にか開き、若い葉をすっかり持ち上げています。
その初々しい若葉はまさしくウグイス色!

 

そういえば暖かだった先日、近くの公園で鶯の初音でしょうか。ホーホケキョと端正な鳴き声というのにはまだ少し足りなかったけれども、その鳴き声にまさしく春の訪れを感じました。

ただ、鶯の姿はなかなか見つけにくいと聞きます。この春を告げる鶯の羽の色こそウグイス色と思いきや、本来の鶯の羽の色は灰色がかった緑褐色だといいます。

 

ウグイス色は春の色、それはわたしにとって初々しいフキノトウの色であり
和菓子の黄緑色のきなこのかかった鶯餅の色こそ
春の訪れを感じるウグイス色だと思うのですが・・・。

 

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三寒四温

2021-02-19 | ウォーキング

先週末の深夜を襲った福島沖を震源とする地震は、時間の経過とともに、断水や停電などのライフラインに被害を広げ、がけ崩れや家屋の崩壊などが被災地を襲い、このコロナ禍の中で次々と押し寄せる過酷な自然災害に、被災された方々にかける言葉も失ってしまいます。

どうか、一日も早い復興をと願わずにはいられません。

今週は天候も目まぐるしく変わった1週間だったように思います。

4,5月を思わせるほどの気温に、庭の梅の花もすっかり開花していい香りを放っていたかと思うと、真冬の寒さを思わせる冷たい雨に梅の花も雨に色あせて散り始めてしまいました。


今年は紅梅、白梅ともによく咲きました
6月の梅の収穫が期待できます


雨上がりの富士山
雲が取れて幻想的な姿が現れました


空を覆う雲のかたちに見とれて

 

そんな三寒四温の1週間、ウォーキングで出合えた草木も空も、日々その表情が変わって、寒さの中にも春が一歩ずつ近づいてきたことを感じます。


竹藪の下の陽だまりに顔を出したフキノトウ


いつの間にか河津桜も咲き出していました

 

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舞岡公園に春を

2021-02-09 | ウォーキング

先週末は、桜の咲く頃の陽気でしたが、今日はまた北風の吹く寒い冬日に戻ってしまいました。春はすぐそこまでと思いながら、まだまだ乗り越えなければならない寒さが続くのでしょうか。

夫の術後の回復も順調で、先週末は近くの舞岡公園を1時間ほど一緒に散歩してきました。

谷戸の田んぼは、まだ冬の装いでしたが、周りの雑木林からは小鳥がさえずり、バードウォッチングを楽しんでいる人たちも多く見受けられました。舞岡公園は横浜のバードウォッチングの聖地と言われているほど、多種類の野鳥や珍しい野鳥が多く生息しているのだそうです。

また、ミドリシジミという希少な蝶の卵を観察している方もいて、その方の指さす場所をカメラの望遠で捉えたのですが、1mmか、またはもっと小さいのか、卵は、ハンノキ(?)の枝の頂芽の基部などに産み付けられて越冬し、春に孵化した幼虫はその枝を登り新芽を食べて大きくなり蛹になるという話に、自然界におけるミドリシジミの一生に大いなるロマンを感じました。




福寿草も揃って顔をだし

園内の古民家に飾られた雛人形

すぐそこに来ている春を感じることのできる舞岡公園の午後でした。

 

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春の兆し

2021-02-02 | ガーデニング

2月に入りました。今日は節分です!私のコロナ騒動(新型コロナウィルス騒ぎ - 小さな庭)だった昨年の3月の肺炎に始まり、義母の骨折、夫の胃の手術と大いに健康に問題のあった1年でした。もう節分には盛大な豆まきをしたいところですが・・・我が家だけには限らず、このコロナ禍では、今日の節分には、大声で「鬼は外」ならず「コロナは外」と叫びたいところです。

明日は立春、今朝の雨は春が間近なことを感じさせるような暖かな朝でした。雨上がりの庭には柔らかな陽に誘われて、紅梅が一輪咲き出していました。


沈丁花の蕾も膨らんできました
そろそろ庭に出て草木の息吹を感じたいという思いがふつふつと・・・

 

緊急事態宣言はさらに1か月延長されましたが、そのころには春の兆しもいっそう進んで希望の持てる日常が取り戻せるのではと期待を抱かずにはいられません。

 

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