小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

庭の管理人(犬)の家出

2008-02-28 | Weblog
桜が咲き出しそうなほど気温が上がったり、そうかと思うと昨日みたいに冷たい霙が降ったり、最近のお天気はほんとに過激です。春一番とは思えない冷たい北風が吹き荒れた先週、門扉が強風で開いてしまい、もうすっかり老いて目も耳も不自由になった三四郎(犬)は、フラフラと(思うに)出ていってしまいました。捜索開始から3日目、隣の区の警察署より、保護しているとの連絡が入りました。こんな別れ方があっていいのかと悲しみに暮れ、門扉をちゃんと閉めなかった自責の念にかられていた矢先の朗報に、飛び上がらんばかりの喜びでした。発見者は小学生の女の子で、怯えるように歩いていたところをみつけ、そのお母さんと一緒に車に乗せて警察に届けてくれたのでした。車の中では女の子に寄り添って、すっかり力もなくなっていたそうです。ほんとに感謝の言葉もありません。昨日、女の子の家にお礼に伺ったら、三四郎の様子をとても心配してくれていました。なんとやさしい少女なんだろうと胸が熱くなりました。
さて、家に戻った三四郎ですが、どっと疲れがでたようで、寝てばかり!あらためて、この命を大切に守らなければと思いました。
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野辺に春の訪れ

2008-02-14 | 野の草花
2月も中旬だというのに、今朝の冷え込みは今冬一番だったのでは、と思うほどの厳しい寒さでした。三四郎の散歩にでかけようと庭にでたら、庭の水道栓をひねっても凍って水が出ず、水が残っていた器には薄氷がはり、冷え込みの厳しかったことを実感したのでした。ただ、昼間の野辺の陽だまりは紛れもなく、春の到来を告げ、オオイヌフグリが瑠璃色の小花を散りばめ、ホトケノザが「今年も咲いたよ!」と挨拶し、柔らかな白色の花のナズナが春の陽を浴びていました。寒さもあともう少しですね。
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2月の雪

2008-02-07 | ガーデニング
なんと今朝も、外はうっすら雪化粧! 朝には雪はすっかり止んで、急速にお天気は回復に向かい、陽射しは柔らかく雪はあっという間に解けだしてしまいました。
ひと冬賑やかに咲いていた庭の山茶花の花も、残すところあと2つ3つ。今朝の雪に山茶花の生垣の上には雪が積もり、繁った葉の下から冷たい雪を凌いだ山茶花の花が顔を覗かせていました。そして雪は、まもなく姿を消してしまいました。
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雪の降る静かな朝

2008-02-03 | ガーデニング
昨晩の天気予報通り、今朝目を覚ますと窓の外は銀世界!どおりで静かな朝でした。空を舞い、絶え間なく地に鎮まる雪に、ただしばらく見とれてしまいました。どんなに歳がいっても、雪の朝ほど心躍るものはありません。積雪はほんの数センチ、それでも庭は真っ白、三四郎(犬)の歩いた足跡までも弾んでいるようにみえます。
ただ、やっと蕾が膨らみはじめた梅や沈丁花に、予想外の雪が被り、庭の木には少し重そうにみえました。
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立春のころ

2008-02-01 | ガーデニング
今日から2月!この冬の寒さに、例年になく春が待ち遠しく感じますが、立春はもうすぐ、春の足音も聞こえてきそうです。寒さの峠もそろそろかなと期待が高まりますが、気象庁の予報によると、2月の寒さも平年並みとか。この平年並みとは、過去30年間(最近では1971年から2000年まで)の平均気温だそうで、となると、温暖化傾向にある最近の暖かい冬に慣れてしまうと、寒さに体が慣れるのがたいへん!どうもこの冬は私に限らず誰もがこの寒さに戸惑っているように思います。自然界にうまく順応できなくなっているのでしょう。
今朝も冷えました。庭では、寒さに堪えながらも、少しずつ膨らんで春をじっと待つ芽に、変化する環境に適応して生き残ってきた生き物たちのその生命力の強さを感じます。
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