小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

椿の来客

2007-01-31 | ガーデニング
ちょうど1週間前、横浜駅コンコースで伊豆大島の観光キャンペーンをやっていました。椿の枝を一枝ずつ、観光パンフレットと一緒に配っていました。ポケットティッシュに手は出さないことがあっても、相手が花とあっては思わず列の最後尾に並び、なんとか残りわずかなところで、椿の一枝を手にすることができたのでした。花は残念ながら落ちてしまっていましたが、硬い蕾が数個ついていました。帰って花器に挿しておいたら、なんとこんなかわいい椿の花が咲きました。我が家に、あんこ椿の大島から海を渡って、かわいいお客様を迎えることとなり、深い緑の葉っぱに淡いピンクのしぼりのこの一枝は、少し華やいだ空気をもたらしてくれたのでした。
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アジサイの心配

2007-01-28 | ガーデニング
久しぶりに庭の手入れをしました。沈丁花も梅もふっくら蕾を膨らませ、暖冬のためか、例年より数週間は早く咲き出しそうです。この冬の暖かさで、我が家の小さな庭にもいくつかの異変が見られます。すでに雑草が、若草色の芽をあちこちから出し伸びてきています。例年ですと、霜が何回か降りると草花の葉はほとんどが霜枯れしてしまうことが多いのですが、今冬は古い茎や葉を抱えているままの植物が目立ちます。アジサイも本来なら落葉するはずなのに、葉は黄色くなったまま落葉することなく、しっかり茎についたままで、また茎の先端にはすでに新しい硬い芽もあり、芽を伸ばそうか、葉を落とそうか、迷っている様子が伺えます。これらの温暖化による環境の変化が、植物たちにどんなストレスを与えるのか、気がかりです。
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早春の花 たんぽぽ

2007-01-26 | ガーデニング
冬枯れの原っぱで、たんぽぽを見つけました。陽だまりの中、枯葉のふかふかのふとんの中にしっかり葉を広げて、「たんぽぽ」が咲いていました。今年はじめて見つけた野の花です。一番寒い季節の厳しい自然の中にあって、深く地中に下ろした根にその生命力の強さを感じます。でも花は冬の陽を一人占めしたように思いっきり明るく、そしてとびきりの笑顔のように見えました。
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水仙の花と球根

2007-01-22 | Weblog
早春の花「水仙」が咲き出すと、春遠からじといっそう春が待ち遠しくもなってきます。お正月用に買った鉢の水仙が我が家でもやっと咲き出しました。水仙はその姿といい、香りといい、清楚な女性の代名詞のようにも言われますが、どっこい、この水仙、球根部をすっかり地上に出して、花の姿とは異にしたその根元はたくましく、球根部にしっかり栄養分を蓄えていることがよくわかります。もともと生物とはこんなにもエネルギッシュなものなのでしょう。だからこそ、「こんな厳しい季節にも花を咲かせることができるのよ!」とこの水仙は訴えているように見えてきます。そのアンバランスさがまた、ほほえましくも見えるのでした。
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山茶花の生垣

2007-01-18 | ガーデニング
「♪さざんか、さざんか、咲いた道♪」とこの季節、山茶花が咲き出すと、生垣に山茶花を植えている家が結構多いのに気がつきます。常緑樹であること、花も楽しめて、花の少ないこの季節に彩りを添えてくれるので、生垣としては最適なのかも知れません。
同じ季節に咲く椿と山茶花は、椿科で2つの花はよく似ていますが、決定的に違うのはその花の散り方でしょうか。椿は花ごと落ちるのに比べ、山茶花は花びらがばらばらになって散ります。このために、山茶花の生垣のある家は掃き掃除に結構忙しい思いをします。花は比較的短い周期で次から次へと咲き、散って、を繰り返します。冬の陽ざしに、スズメが生垣を飛び交い、また、今日はメジロが、つがいで山茶花の花を摘みに現れ、なんとも山茶花の生垣のまわりはにぎやかでした。
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最近の三四郎(犬)は

2007-01-15 | ガーデニング
寒さに体が萎縮するのは、人間だけではないようで・・・先日のこと、朝散歩にでようと三四郎(犬)を誘っても、なかなか起きてこず、いやいやでてきたら片方の前足に力がはいらず、ほとんど歩けない状態!もしや骨折?と思い、動物病院に連れて行ったのですが、レントゲンを撮っての診断結果は、骨折ではなく「靭帯損傷」。痛み止めの注射と炎症を抑える薬を処方してもらって、事なきを得ました。やはり15歳を越えて、だんだん寒さが身にしみるようになったのでしょう。体を丸くしていることが多くなりました。そんな体形の時に靭帯を痛めてしまったのかも知れません。1週間ほどは安静だそうです。
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シクラメンの鉢

2007-01-12 | ガーデニング
冬の花の定番といえば、やはりシクラメンでしょうか。我が家でも花の少ない冬に、毎年シクラメンの鉢を購入します。しかも暮れの30日に買うのが恒例なのですが・・・それは近くの園芸店でシクラメンの鉢が定価の半額という歳末大特価を狙ってのことなのです。この冬は定価3800円のものを1900円で買ってきました。とてもきれいに仕立てられていて「うぅーん、これはお買い得」と、ほくそ笑んでしまいました。我が家の居間を少し装った気分にしてくれました。ところが、お正月が過ぎた頃から下葉の方から葉が黄色くなってきました。水涸れと、部屋の温度が高すぎるのが原因のようです。どうも置物のように思ってしまい、生き物であることを忘れてしまったようです。
以前、知り合いにシクラメンの栽培農家の方がいて、こんなことを言っていたことを思い出しました。1~2ミリぐらいのシクラメンの種を蒔くと、ほぼ1ヶ月ぐらいで発芽し、何回も発育にあわせてポットを替えていくのだそうです。そして、葉が出揃うと「葉組」といって、株の中心部の球根に、花の芽が出やすいように葉を広げて光がよく当たるように、葉を下方に引き下げながら組んでいきます。これは葉の数をさらに増やすことで、葉の数ほど出揃う花芽を育てるためだとか聞いたことがありました。その知人は、シクラメンの栽培は子育てにも似て、一鉢一鉢、シクラメンに声をかけながら栽培していくとも言っていました。この話を思い出して、この丹精こめたシクラメンを半額で買ってしまったことに、少しだけ心が痛みました。大事に育てられ、そして我が家にバトンタッチされたシクラメンをもっと大事に育てなければ・・・と思ったのでした。
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冬のパステルピンク

2007-01-10 | ガーデニング
花屋さんの店先の華やかさに思わず立ち寄ってみたくなるのは、たぶん私だけではないでしょう。また花の色の持つ温かさに癒されて、花屋さんを覗くのはとても楽しいひとときです。と花屋さんまでとはいかないまでも、この冬は玄関先のほんの小さなスペースに、「やさしくて暖かいピンク」を集めてみました。ガーデンシクラメンとストック、キンギョソウ、ポリアン、ゼラニュームなど冬のパステルピンクは、厳しい冬にあってふっと心やわらぐ色だと思います。
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現代版旧東海道見聞記 ゴミ問題

2007-01-08 | 旧東海道歩き
ゴミ問題は、私たちにとってもっとも身近な環境問題であり、行政の取り組みが問われている問題でもあります。旧東海道を歩いていると、街道は現在の公道でもあるので、道端にあるゴミの収集場所には、ごみの減量・分別・リサイクルなどを呼びかける表示に、それぞれ市町村による取り組み方の違いがあって、興味深いものがありました。浜名湖の西部、湖西市のゴミの収集場所には、注意書きが日本語でないものもありました。きっとこの地域には外国人が多く居住しているのでしょう。いろいろな文化的な背景をもった人たちが、生活者として排出するゴミの行方を一緒に考えていくことの必要性を思いました。遠い昔なら各家で穴を掘り、ゴミを埋め、それがまた肥料になってうまく自然と循環ができていたのでしょう。などと、現在地球規模となったゴミ問題をいろいろ考えさせられる旧東海道歩きとなりました。


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旧東海道の街道に咲くオキザリス

2007-01-06 | 旧東海道歩き
暮れに歩いた旧東海道(白須賀宿から二川宿あたり)の道すがら、野性のオキザリスを2種類見つけました。やはり、私が住んでいる横浜より気候が温暖なのでしょう。街道沿いの庭先には小菊などもまだ咲き残っていました。オキザリスは種類も多く、葉の形、花の色も変化に富んでいますが、このオキザリスは葉もクローバー形で園芸種と比べて原型に近いものなのでしょう。陽だまりに肩を寄せ合うように咲いていました。


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