小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

今夏もグリーンカーテンで

2013-07-31 | ガーデニング

夏の早い陽が東側の窓に射しこむのを、ゴーヤのグリーンカーテンで遮断するようになって4,5年経つでしょうか。
エアコンの掃除をしたり、扇風機をだしたり、新しいすだれに取り換えたりと、一緒に 夏の準備にかかせなくなったのが
ゴーヤの植え付けとツルを誘引するネット張りです。

でも準備はそこまで、あとはゴーヤまかせ、梅雨の空ける頃から、見る見るツルをのばし、あっという間に窓を覆ってくれます。
黄色い雄花と雌花が咲き揃うと、少し無骨なゴーヤが実をつけ出します。


不揃いなゴーヤたち

適芯をした方が実の付きがいいようですが、まぁ目的はグリーンカーテンなので、十分にツルを伸ばしてしまっています。
それでもたくさんの実を付けてくれています。
ほぼ毎日収獲できるので、2人家族にとって、しばらくはゴーヤ漬けとなります。苦みのあるちょっとくせのあるゴーヤですが、
思ったよりお料理のレパートリーも広く、目先を変えながら食卓に上ります。今夏もゴーヤに感謝です。

コメント欄、Closeさせていただきます。皆様、どうぞよい夏休みを

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木漏れ日の中 鎌倉ハイキング

2013-07-28 | 小さな旅

夏休みに、久しぶり(何年ぶり)に山に登ろうと計画を立てたのですが、あまりにも体力に自信がないので、少し近場で
アップダウンのあるところを歩いて足慣らしをしておこうと検討してみたところ、丹沢は暑いし、箱根は人出が多いのでは
と思い、結局鎌倉のハイキングコースを歩いてみることにしました。
鎌倉は三方が山に囲まれているためにその尾根に続くハイキングコースがいくつかあります。


北鎌倉駅を下り、「葛原ガ岡ハイキングコース」からスタートしました。浄智寺脇から舗装された道はすぐ山道に入り、
ゆるやかな登りとなります。


この日、陽射しは真夏のギラギラ太陽でしたが、風が爽やかでウグイスの鳴き声を聞きながら気持ちよく歩くことができま
した。木の根も岩も登山道として、行く先をうまくエスコートしてくれます。

葛原岡ハイキングコースの終点、葛原岡神社につきます。ここは結びの神の名所なのでしょう。
恋みくじ、ハート形の絵馬など観光地のとしての神社の工夫が随所に見られます。


この神社の先で銭洗弁天経由鎌倉駅方面か、またはそのまま裏大仏ハイキングコースか、進むことができます。
寄り道をして、銭洗弁天に寄ってから、ハイキングを続けることにしました。
かなりの急坂を下りると、大きな洞窟の銭洗弁天宇賀福神社に着きます。洞窟の先に奥宮があり、ここの霊水の「銭洗水」で
お金を洗うとお金が増えると言われていますが、何回か来て試してもあまり変わらないので今回はパスしました。

また急坂を登り尾根にでます。木々の切れ間から材木座海岸、葉山方面の展望が開けます。しばらくアップダウンの山道が続き、
やがて急坂を下りると長谷の大仏の裏に出てこの裏大仏コースの終点となります。


この分岐を反対に下りて行くと大仏切り通しがあり、鎌倉七切り通しのひとつ、垂直に切り立った岩崖が高く聳え立ち、
鳥たちが木々を飛び交う音だけが聞こえ、深い森の中に取り残されたような不思議な気分です。

このまま長谷の大仏あたりの混雑をさけるために、もう少し距離を伸ばそうといったん下りた尾根をまた登り、
谷戸をすすんで極楽寺におりました。
この駅は関東の駅100選に選ばれている趣のある小さな駅で、駅前の文学碑には、十六夜日記の歌人である阿仏尼が、
ここ月影ケ谷に滞在し、その間のことを日記に記したと解説がありました。今度機会があったら読んでみたいなと思いました。

さて、ここでこの日のハイキングは終わり、ほぼ3時間のハイキングでした。真夏とは言え、
ほとんど木漏れ日の中、気持ちのいい汗をかくことができました。

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似ているようで似ていない黒ホオズキ

2013-07-23 | ガーデニング

最近の私のブログ記事の中で、最も検索回数の多いキーワードが「黒ホオズキ」なのですが、この記事は昨年の夏に
書いたものでした。その花の名前のユニークさから、ヒットされるのだと思います。


確かに私も昨夏、庭に「黒ホオズキ」の苗を植えた時、やっぱりホオズキは赤でしょう、なのに黒いホオズキとは、
と興味津津でした。
ナス科オオセンナリ属の一年草で、花は青紫色、花は控えめ、英名ではシューフライ(Shoo Fly Plant)、
ハエや虫を寄せ付けない効果があるそうですが、蚊には効果がなく、この花のそばにいてもよく刺されます。

ところが実は、ホオズキとはまったく別種のもので、花後に緑色の実がつき、それがやがて茶色になります。
ホオズキのように種は丸い袋のなかにあり、ただホオズキのように遊ぶことはできません。

一方、本来のホオズキはナス科ホオズキ属の多年草、ホオズキの名前の由来が果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子
から「頬突き」と呼ばれるようになったらしいのですが、この赤いホオズキからは、子供の頃の長い夏休みをなつかしく
思い出すことができます。
きっと、黒ホオズキからもそんな遊び心を期待してしまうのかも知れません。

コメント (6)
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月下美人との相性

2013-07-11 | ガーデニング

大輪で、ゴージャス、辺り一面に漂う芳香な香り まさに美人の条件をすべて備えたような花「月下美人」、
一晩限りというより数時間だけ宴を広げ、日付が変わる頃には、あの姿はどこにと思わせるほど、
これまた見事な萎み方をするのも月下美人の花の特徴なのですが・・・。

この一見取っつきにくい美人、実はこの花の栽培は、難しそうでいて、とても私と相性がいいのです。
環境への順応性が高く、というか私との息はぴったり、乾燥気味が好きなので水遣りを気にしなくてもいいし、
肥料もマメにと言うより忘れた頃に、剪定は特にしなくても、折れた葉っぱは土に挿しておくとすぐ根付き、
陽当たりも南側の軒下で通年定位置(我家は冬でも同じ場所で越冬)と、この美人はなかなか逞しいのです。

下を向いていた蕾が少しずつ上向きになります。(咲く二日前)
咲く当日は、蕾がふっくらして花弁の先が少しみえてきます。

いよいよ開いてきました。(午後8時30分)

この頃から、香りは庭から家の中も漂ってきます。香りのピークは2時間ほど

満開の状態


真ん中に大きく飛び出した雌しべと周囲にびっしり並んだ雄しべ(午前0時)
もう寝ます。

すべて萎れて、昨晩のあの姿は夢だったのでしょうか。(翌日朝7時)

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梅雨があけて

2013-07-06 | ガーデニング

関東・甲信越地方で梅雨があけました。

2,3日前 窓の外で雨音がして、その優しい音がとても心地よく、梅雨の季節の憂いにしばし慕っていたのですが、
なんともう梅雨があけてしまったとは・・・過去4番目、昨年の梅雨明けから比べると19日も早いそうです。
カタツムリも見つけられず、花菖蒲も見ることなく、今年の梅雨は終わってしまいました。

今朝、すっかり元気のなくなった紫陽花を剪定しました。今年は、山アジサイは振るわなかったのですが、
ガクアジサイも西洋アジサイとも、よく咲いてくれました。
アバガンサスもくちなしの花も、今朝の強い陽射しに少し気の毒な感じがしました。

いよいよ夏到来、テレビでは盛んに熱中症の注意を呼びかけています。
かげろうの立つほどの日本の猛暑は夏の風物詩、熱中症に気を付けて元気に夏を乗り切りましょう。

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ベランダ菜園

2013-07-02 | ガーデニング

真夏日を思わせる梅雨の合間、すでに芙蓉が太陽を仰ぐように花開き、真っ赤なノウゼンカズラが隣の木に蔓を
這わせながら、空へ向かって咲き登っていく姿にまもなく夏が近いことを感じます。


我家のベランダにも、茄子2苗、ミニトマト2苗、ピーマン3苗、ほかにいんげん、ニラ、小口ねぎ、オオバにバジル、
そしてハーブの寄せ植えと、確か春には隙間のあったベランダが、今では水を撒くために人がひとりやっと通れる程度。
狭いベランダに、どう見ても欲張り過ぎた感が!野菜の気持ちになれば、こんなに住みづらい場所はないでしょう。

それでも横に伸びることができなければ上へ上へと、ミニトマトはすでに私の背を越えました。そのミニトマトに下の枝から
実が赤くなり始め、収穫のたびにその数をメモしています。ただ今32個を更新したところ、毎朝穴のあくほど見つめられた
野菜たちは、瑞々しい実をつけ出しています。
なんとか病気にも害虫にもやられず、この夏期待が膨らみます。

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