小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

鎌倉の紅葉

2014-11-25 | ガーデニング

鎌倉は、我家から2駅先が最寄駅。
いつも観光客でごった返しているので、桜の季節も紅葉の季節も、そして紫陽花の咲く頃もあえて訪れることを
避けていたので、どうもほんとの見頃には出合っていないような気がします。

晴天が続いた連休の前半、紅葉を見たいけれどちょっと遠出は億劫。ならどこへ・・・やっぱり鎌倉ということで、
今まで行ったことのない大船駅~鎌倉中央公園~葛原岡神社~源氏山~海蔵寺~鎌倉駅を歩いて見ること
にしました。

大船駅から鎌倉中央公園までミニバスがでているようでしたが、待ち時間に20分ほどあったので、歩きだして
しまいました。
鎌倉中央公園は鎌倉市の中央にあって、広大な自然公園なので、入口もいくつもあるようですが、その中の
山崎口を目指して、迷いに迷って所要時間50分ほどかかって到着。
これだったら、おとなしく待ってバスに乗った方がよほど早く着いたことになります。

鎌倉中央公園 湿生花園(初夏のころにはハンゲショウの群生地)辺り

ただ、公園内は訪れている人もまばらで、真っ赤に色付いた楓を一人占めできたのは、幸運。



常緑の中に今にも葉を落としそうな黄葉は、華やかさには欠けても、ゆく季節を思い、心を落ち着かせてくれます。

真っ赤に燃えるような紅葉もあれば、緑色を失いかけて、だんだん色変わりしていく紅葉にも目を奪われます。


公園内をほぼ横断して梶原口にでて、住宅内を歩いてまもなく葛原岡神社の境内に入ります。
やはり源氏山は鎌倉では紅葉のメッカでもあるので、たくさんの人で賑わっていました。

陽だまりでお弁当を食べて、鎌倉七口(鎌倉七切通)のひとつ「化粧坂切通」を通って、海蔵寺に向かいました。
ここは、秋の萩で有名ですが、すっかり短く剪定されていました。

万両が真っ赤な実をたわわにつけて、最後のリンドウでしょうか。健気に小さな花を咲かせていました。

鎌倉駅についたのが、午後1時30分、ほぼ4時間の鎌倉モミジ巡りでした。

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黄葉のハイライト イチョウ

2014-11-19 | 小さな旅

朝晩と日中の気温差が激しくなり、空気は乾燥して澄みわたると、木々は紅葉や黄葉の条件が揃って、
急激に色鮮やかに色付き始めます。

桜が咲き出す頃も気分は浮き立ちますが、それと同じように紅葉の頃もまた、この時期を逃すまいと
紅葉前線が気になります。

歩く仲間と行く毎月恒例のウォーキングは、今月は「立川昭和記念公園」。


東京ドーム40個分もある広い園内には、モミジやハゼやハナミズキが赤く、ユリノキやイチョウは黄色に色付き、
ちょうど見頃を迎えていました。


落ち葉の絨毯に特等席が用意されていました。



特にカナール(噴水)の両側と、語らいの並木道は圧巻です。


黄金色に輝くイチョウ





日本庭園付近には、モミジや楓の紅葉が、花が咲いたように鮮やかでした。




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晩秋の午後に

2014-11-15 | ガーデニング

紅葉前線の南下を待っている間に、北日本からは雪の便りも聞こえてくるようになりました。
ただ、お天気さえ良ければ低くなった陽射しが、窓辺に深く射し込んでとても暖かく感じますが、
朝晩はぐっと冷え込むようにもなりました。

今日もほぼ快晴、空が深く澄んだ午後、紅葉の進み具合が気になって、歩くと自宅から4キロほどの
横浜市舞岡公園にでかけてみました。
(この公園には、いつか徒歩でと思いながら、思い立って出かけることが多く、つい車で・・・10分ほどで
到着してしまいます。)

雑木林と田園が広がる、広大な自然公園です。




楓の紅葉は、もう少し先でしょうか。真っ赤に染まったものもあれば、色付きはじめたものなど、常緑樹の中に灯りを
灯したように見えます。

リスにも出合いました。あまり逃げる様子もありません。動かずにしばらくカメラを構えていると、猛スピードで
前を横切りました。

案山子は、その役目を終えたのでしょう。寂しそうにも見え、ゆく秋を惜しんでいるようにも見えました。


谷戸に、午後の陽が深い影を落とし秋の日暮れの速さに、帰り路を急ぐことにしました。

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深まる秋に

2014-11-03 | ガーデニング

11月に入って、木々が色づき始めると秋が深まり、季節の変化が一段と進んだ気がします。

秋、この季節の進みを少しでも遅らせたいと思ってしまうのは・・・。

春の声を聞くと速く暖かくなってほしいとか、夏は速く涼しくなってほしいとか、季節を先へ急ぎたくなるのに、
秋の深まりだけはゆっくり、と思うのは段々寒くなる気配を肌で感じる寂しさと、年末から年始への慌ただしさを、
少しでも先延ばしにしたいと思うからでしょうか。

庭の片隅の藤袴がまだ咲き残っているのを見付けて、ほっとしたり

雨水のマンホールの蓋に蔓延った姫ツルソバの勢いに、陽射しの暖かさを感じたり

南天の実が真っ赤になると突きにやってくる小鳥たちに、まだまだやってくるのは早いよと告げてみたくもなります。

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