小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

今夏のグリーンカーテン

2022-08-22 | ガーデニング

ギラギラとした太陽に思いっきり夏を楽しもうなんて思っていたのは何年も前のこと、いやいや、もう数十年前のことなのかもしれません。
近年の気候変動による夏の暑さにウンザリ、なんとかこの酷暑を凌げる工夫を生活の中で見つけようと思ってはみたものの・・・、やっぱりエアコンの中でじっとしているのが賢明と気が付いた今夏でした。
夏を楽しむこともないまま、気が付けば空は高く雲は流れ、秋の気配を感じるようになりました。

5月連休の頃、東側の窓の日除け用に例年はゴーヤを植えていたのですが、連作が続いたので今夏はオキナワスズメウリの苗を植えてみました。
オキナワスズメウリは秋にグリーンから黄色や赤色に変化する小さな実がついて可愛いのですが、実は根や茎、実にも毒性があってちょっと危険な植物なのです。


葉っぱに隠れるように小さな実がいっぱい

南国育ち、遮熱効果を期待してたった一株だけ植えてみました。期待以上に伸びる伸びる、あっという間に1間ほどの窓を覆いつくしてしまいました。
葉っぱは手のひらを広げたように大きく、特にすごいのは蔦の勢いです。バネのような長い蔓が絡み合いながら、あっという間にグリーンカーテンの完成となりました。


一度絡んだツルはバネのように強い

関西の大学に通っている孫が夏休みで帰省しました
授業にバイトにボランティア、サークルと
充実した大学生活に一回りも二回りも頼もしく見えました
二十歳のお祝いをみなとみらいのレストランで


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お盆中日

2022-08-14 | 日常

台風8号も無事通過して、思ったより小型台風のようで雨・風もさほどでもなく、夕方玄関に避難した鉢物も翌朝には外に出すことができホッとしています。今夏の特徴である線状降水帯、局地的に猛烈な雨が長く続き、土砂災害や低い土地の浸水など大きな被害が報告されています。テレビの天気図を見ながら、できることなら、この線状降水帯やらを取り払いたい気持ちになります。


毎朝、3~4本のゴーヤが収穫
天ぷらに佃煮にゴーヤチャンプル、このメニューが繰り返されます


草花火
1センチにもみたない小さな花ですが思いのほか頑強で
夕方咲き出す一日花から「花火」と名付けられたのでしょうか

お盆の中日です!娘家族が名古屋に帰省し、ペットのウサギを我が家で預かることになりました。
「ネザーランドワーフ」という品種で「最も小さいペットウサギ」なんだそうで、男子系家族の中の女の子として、大事に育てられています。


主食は「チモシー」という牧草と乳酸菌入りラビットフード、
ほかには乳酸菌入りのおやつに、毎朝やっぱり乳酸菌入りの水も用意します

それにポロポロとゲージのそこら中に振りまく「う〇ち」の掃除も日課です
人懐っこく、頭を撫でると立った耳を揃えて気持ちよさそうにしています
小動物はやっぱり可愛いです

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「立山・黒部アルペンルートと上高地」ツアー3日目

2022-08-05 | 旅行

3日目 上高地散策

3日目は文句なしの晴れ、上高地への期待が高まります。上高地を訪れたのはいつのことだったかと、確か20代の頃、西穂高登山の時に訪れて以来でした。ほぼ50年ぶりかな・・・

昨日の宿泊先信濃大町のホテルからバスで上高地に入ります。
上高地は自然保護のために、パーク&ライド方式を採用していて、直接上高地に行けるのはバスか、タクシーのみ。
10:30にバスターミナルに下りました。 バスの集合時間は午後1時30分 3時間のフリータイムがあります。

予定では明神池まで片道1時間、往復2時間なのでランチタイムを入れても1時過ぎには戻れると踏んで、出発しました。

上高地一番のビュースポット、清流梓川に架かる河童橋

日本屈指の山岳リゾート地

河童橋より穂高連峰

梓川沿いに木道の遊歩道が整備されています。

針葉樹林に囲まれた岳沢湿原

深い針葉樹林、苔むした樹木、清流が流れ、変化に富んでいます


明神池
穂高神社境内にあり神域になっています
常に伏流水が湧き出ているために冬も凍らず「鏡池」と呼ばれています

ひょうたんのような形をしていて2つの池のようにみえます
一之池


二之池

透明感あふれる水面が空を映し、神秘的な風景


  明神池祭壇                つり橋の明神橋

130年の歴史を誇る山小屋「嘉門次小屋」

もう少しゆっくり散策したいところでしたが、時間内に効率よく観光地をまわるというツアー、
結局、集合場所には時間ギリギリで到着したのでした。また、今度はゆっくり訪れたいものです。
でも3日間、盛沢山のスケジュールをこなした楽しい旅行でした。

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「立山・黒部アルペンルートと上高地 」ツアー 2日目

2022-08-05 | 旅行

2日目 立山黒部アルペンルート通り抜け
宿泊は富山市内でした。朝8時半立山駅にバスで向かいます。

立山駅~(立山ケーブルカー7分)~美女平標高977メートル(立山との標高差500メートル)

立山杉の生育する美女平
その昔女人禁制を破って入山した尼僧が、杉に替えられたという伝説が残ります

美女平~(高原バス50分)~室堂標高2450メートル(標高差1473メートル)


高原バスはどんどん高度を上げていきます
350メートルという日本一の落差を誇る名瀑「称名滝」
称名渓谷から4段となって一気に流れ落ちます


立山アルペンルートと言えば「雪の大谷」連休頃まで見頃でしょうか
夏はここまで解けていました

立山の稜線から雪渓がみえます

室堂~(散策)~みくりが池 標高2450メートル

室堂のシンボル「みくりが池」約1万年前にできた火山湖
ガスがかかってさえいなければ、湖面に立山連峰を映し出してくれるはずでした

周囲約630メートル、水深約15メートル

チングルマ まもなく長い羽毛状の毛をつけます



イワギキョウ               トリカブト


ヤマハハコ                 イワカガミ

周辺はハイマツ帯で、ライチョウ(特別天然記念物)の生息地ともなっています。ちょうどハイマツ帯の中に動くものが・・・、どうもライチョウの親子がいたようです。周りのハイカーたちが「あそこあそこ」と指差してくれるのですが、私の眼力ではどうしてもみることができませんでした。残念!
散策を終えて室堂駅に戻るころには雨が降ってきました。

室堂~(トロリーバス10分)~大観峰展望台標高2316メートル

断崖絶壁にせり出した大観峰展望台は、屋上以外、外へ出ることはできないのですが
 運悪く雨脚が強く、視界はゼロ!
晴れてさえすれば、黒部湖から後立山の大パノラマがみえるはずだったのですが、残念!


大観峰展望台~(立山ロープウェイ7分)~黒部平標高1828メートル


大観峰の標高2316メートルから黒部平1828メートルまでロープウェイで降下
高低差500メートルの間に支柱は一本もないということですが、まったくみえません


                 後立山方面を望む

黒部平~黒部湖(黒部地下ケーブル5分)標高1470メートル



黒部ダムは、黒部川水系の黒部川に建設された水力発電用のダム
7年の歳月と1千万人の人出をかけて昭和34年に完成


その貯水量は2億トン(東京ドーム160杯分)
高さ186メートルで真っ白いしぶきを上げながら放物線状に落ちる様子は迫力あります

黒部ダム~(トンネル電気バス16分)~扇沢標高1433メートル

ほぼ1日かけて、富山県の立山駅から長野県大町市の扇沢駅を結ぶほぼ30キロメートルをロープウェイ、ケーブルカー、電気バスなど様々な乗り物を乗り継いで移動してきました。

3000メートル級のアルプスの眺望(この日は姿を出してくれませんでしたが)、高山植物との出会い、澄んだ空気など、山好きにはたまらない一日を過ごすことができました。

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「立山・黒部アルペンルートと上高地」ツアー 1日目

2022-08-04 | 旅行

今日は雨で少し凌ぎやすいのですが、この1週間猛暑が続きました。横浜でも36度超えを記録し、コロナ禍でなかったとしても、もうステイホームを決め込んで、エアコンの部屋にドップリ。
「運動不足になっちゃうなぁー」とか言いながら、身体を動かすことさえ忘れてしまっている今夏です。

さて、7月29日から3日間、「立山・黒部アルペンルートと上高地」ツアーに夫と参加してきました。
先週は夏型が安定した好天気に恵まれていたのですが、標高2000メートルまで高度を上げると夏山の天候はがらりと変わり、北アルプスの全貌は残念なことになかなか姿を見せてくれませんでした。
ただ、久しぶりに交通機関から宿泊まで、旅行会社任せの楽ちんな旅を楽しむことができました。 

1日目 黒部渓谷とトロッコ電車
北アルプスに深く刻まれた日本有数のV字形の谷「黒部渓谷」、この渓谷を縫うように走る観光用のトロッコ電車。その昔、水力発電の発電所建設の資材運搬用鉄道として開発されたのがトロッコ電車の始まりだったそうです。今では、黒部渓谷の観光として多くの人が訪れています。

ベンチ型の4人掛けですが、ほとんど一人で専用、渓谷を見下ろしたり、山側の緑の深さと、時には顔を出すサルに手を振ったりして片道1時間、深い谷底を覗きながらスリリングな景観を楽しみました。


うなづき湖
宇奈月ダム完成によって生まれた人口湖。湖面はエメラルドグリーン


新柳河原発電所

湖に浮かぶヨーロッパの古城を思わせる 水路式の水力発電所

鐘釣河原
トロッコ電車は宇奈月駅をでてからほぼ60分で鐘釣駅に到着します
戻るまでの時間が1時間ほどあったので、黒部川の河原を散策しました

階段を下りて河原にでます。温泉マークが気になるところでしたが
なんと河原の石をどけただけで、あちこちからちょうど適温の温泉が出て
足湯をたのしむことができました

黒部万年雪展望台
山に降った雪が雪崩によって谷に積み上がり、雪の塊となった「万年雪」
すでに夏は万年雪の形状も不明瞭でしたが・・・(写真左側)

御神体として信仰された岩山
その昔、ここ鐘釣温泉は未開の地で山越えをしなければ
たどり着けなかった湯治場であったころ、無事を願って
山の神様に祈りを捧げたと言われている岩山

復路も渓谷から吹く爽やかな風を全身に浴びながら
開放的なトロッコ電車に揺られて宇奈月に戻りました。

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