小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ハワイの休日 その2「ダイヤモンドヘッド」ハイキング

2010-01-29 | 旅行

ワイキキのビーチに突き出したように見えるダイヤモンドヘッド。ハワイビギナーとしては外せないところです。


ダイヤモンドヘッドは50万年前の火山の噴火でできたクレーターの外輪山で、登山道の入り口はこのクレーターの底面にあり、ここまでは車で入ることができます。入場料を1ドル払って目の前の頂上を目指して出発です。

 
30分のハイキングコースで登山道もよく整備されていますが、山頂近くは急な階段とトンネルが続きます。


この常夏の山では、どんな植物に出会えるだろうかという期待があったのですが、そこはやはり、雨の少ない気候と火山灰で形成されている土壌。灌木や草木類は厳しい自然環境の中で生育していることを伺わせます。マメ科のこの植物は登山道のいたるところにみられました。


山頂の展望台からは、360度のパノラマが広がります。ワイキキビーチと高層ビル群が真下にあり、青い海とのそのコントラストがやはりここがハワイであることを実感させられます。


かって漁師は山頂から魚の群を確認したといわれるほど海は青く澄み、サンゴ礁の海の透明度は今にも増して高かったのでしょう。
往復1時間あまりのハイキングは、陽射しは強くても汗をかくこともなく、この巨大なクレーターを吹き抜ける風が、体の隅々まで心地よく吹いていることを感じることができました。
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ハワイの休日 その1「ワイキキビーチ・デビュー」

2010-01-27 | 旅行

某航空会社のマイレージが貯まり、ちょうど2人分のハワイへの往復航空券を予約することができたので、仕事も介護も気になることを少しの間、脇に置いて、先週からハワイの休日を楽しんできました。
ハワイはちょうど雨季にあたっていたのですが、滞在中はよく晴れて、風は爽やかで気持ちよく、陽射しの強さも気にならず、気が付けばすっかり日焼けしてしまいました。
「ハワイ症候群」とはよく耳にする言葉で、ハワイが大好きで何度もハワイを訪れる人を呼ぶのだそうです。ハワイを訪れる日本人観光客の約7割はハワイのリピーターだそうで、この南国の楽園は、少々くたびれた私たち夫婦をもハワイ症候群を発病させてしまうのでしょうか。


ホテルの前にワイキキの海が広がっていました。
ビーチの中央に、「サーフィンの神様」と言われているデューク・カハナモク像があり、ここを中心に白い砂浜がエメラルドグリーンの海を縁取るように広がっています。サーフィンやボディボードを楽しむ人もいれば、海を見ることもなく読書にふけっている人、ただただ甲羅干しに徹している人、泳いでいる人はほんの少しで、それぞれが心地よい時間をこのビーチで過ごしているように見えます。


椰子の葉が揺れる木陰に陣取り、カメラから覗くビーチはどれも、旅行会社のパンフレットのようで、初めてでもすっかり見慣れた景色のようです。
時は折りしも、経営悪化や責務超過で会社更生法の適用を申請したJALの問題があり、日本の海外旅行の憧れであった鶴のマークのジャンボ機は、どれほど多くの観光客をここハワイに送ったのだろうかと思いました。
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ほっと一息!

2010-01-19 | ガーデニング
寒さに耐えてうなだれているように見えた、庭のコンテナの植物もほっと一息というところでしょうか。今週はしばらく暖かい日が続きそうです。
冬に咲く花は、華やかさには欠けるけれど、見るものを優しく包みこんでくれるように思います。寒さが厳しければ厳しいほど人恋しくなる季節、だからこそまわりの生き物が心優しくみえるのでしょう
でも、そんな花たちもここで寒さも一休み!なにかほっとしたように見えます。

明日から1週間ほど留守をします。再開の際はまたよろしく!
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ミツマタの枝先に

2010-01-16 | ガーデニング
大寒近くであれば、寒さが厳しくても当たり前のはずですが、暖冬に慣れきった体には、今週の寒さはこたえました。
昔は冬の寒さを凌ぐのにいろいろな知恵をしぼったのでしょうが、そんな生活の工夫を忘れてしまったようで、ただただ背中を丸めている我が身でした。
鎌倉七福神巡りで出合った長谷寺のミツマタは、ほかの多くの木々が、この寒さに身を縮めているなかで、その無駄のない茎をすくすくと伸ばして可愛い蕾を膨らませていました。まもなく花径を分けた先にぼんぼんのような花を咲かせることでしょう。
葉の多く繁る頃は、ミツマタの存在を失っているのに、すっかり木枯れの季節に、この3つに分かれた枝に出合うと、そのたくましい生命力を感ぜずはいられません。
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鎌倉七福神巡り

2010-01-12 | 小さな旅
この年末・年始の休みは、年末の休みが長かったわりには、お正月は4日から仕事始めとなって、初詣もしなかった人も多かったのではと思います。
私も3日の夕方、すでに賽銭箱も片付けられた近所の神社に詣でましたが、おみくじを引かなかったことが心残りで、この連休に鎌倉の七福神を一挙に詣でるという、リベンジ初詣をしてきました。

スタートは、浄智寺「ほてい様」から
浄智寺は、禅宗で最高の格づけをされた鎌倉五大寺の第四位にあたるお寺です。
苔むした石段を上がった山門は風格あり、庭の草花の種類も多く、私も四季折々に訪れることの多いお寺です。ここで七福神の「布袋様」のお腹をさすって、今年の健康を祈願しました。


鶴岡八幡宮「弁天様」
鎌倉初詣のメッカ、鶴岡八幡宮はお正月9日を過ぎてもまだまだ、初詣の人々でごった返していました。さっそくおみくじを「中吉」(半分納得)、階段の手すり際に結ばれたおみくじは延々と伸びています。


源平池に弁天様が祭られていました。


宝戒寺「毘沙門天様」
鶴岡八幡宮からほど近いところにあります。秋には山門に萩が咲き乱れるところから、萩寺とも呼ばれています。境内には、水仙がほのかな香りとともにたくさん咲き、梅の蕾も膨らんでいました。


妙降寺「寿老人様」
鎌倉には日蓮上人の足跡が多く見られますが、特にこの一帯は、日蓮が町の辻に立って説法した跡としても有名です。妙降寺には日蓮上人の本尊があります。


本覚寺「えびす様」
日蓮宗のお寺で、身延山から分骨した日蓮上人の分骨が納められています。この日は「本えびす」で境内は善男善女の参拝者で溢れかえっていました。


長谷寺「だいこく様」
5人の神様を踏破したところで、お昼も過ぎたので腹ごしらえをして、長谷寺に向かいます。長谷の大仏と長谷寺を結ぶ道は人、人、人。長谷寺の観音堂には、立ち姿の美しい十一面観音が本尊にあり、隣の大黒堂に「だいこく様」が祭られています。


長谷寺の庭は、隅々まで手入れが行き届いて、ロウバイ、ミツマタ、水仙、福寿草などが咲き、目の前には由比ガ浜の眺望が開けていました。


御霊神社「ふくろうじゅ様」
最後は、江ノ電の線路際に境内を持つ御霊神社。ここは県の無形文化財に指定され、9月に行われる「面掛行列」が有名です。


と、いう訳で7箇所の神社を巡り、少し欲張った初詣を強行した連休の一日となりました。
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武骨なほど心優しい 「花麒麟」

2010-01-08 | ガーデニング
そのあまりにも太く鋭い棘に、人を寄せ付けないほどの「花麒麟」。その頑なな生き方?(植生)に、かえって親近感を持ってしまうところが、この花の魅力でしょうか。
葉っぱは茎がまだ若いうちだけにつき、生育と共に落ちて、茎は木化して棘だけが残るという、まるで鎧をつけたような姿です。マダガスカル島原産の熱帯植物なので、暖かいところに置いておくと、ほとんど通年可愛い花を咲かせます。
この茎と花のアンバランスが、地から這い上がってくる虫も飛び交う蝶も、この可愛い花に寄せ付けまいとする茎の気合まで感じられて、なぜか妹思いのちょっと乱暴な兄の姿をダブらせてしまう、そんな植物とは思えない親近感をこの花麒麟に持ってしまいます。
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お正月 男子厨房に入って・・・

2010-01-06 | Weblog
家庭を持って、うん十年となると、それなりにお正月の恒例行事ができあがるようです。我家の場合は、元旦の夜、男子が厨房に入って握るお寿司というところでしょうか。
子供が小さかった頃は、夫が(真意を確かめたことがないのですが、多分主婦を労うかな?)一人で握っていましたが、今では厨房に入る男性は息子2人を含めて3人になりました。
割烹着を着る姿は年々様になって、手つきもそれなりに決めています。


女性たちは、その様子を冷やかしたり、エールを送ったり、お風呂に入ったりしながら、出来上がるのを待ちます。



食べ終わった後は、男性3人は反省会です。「今年の軍艦は海苔の幅も長さもちょうどよかった」、「ハマチはすぐ色が変わってしまうので、来年は白身の魚にしよう」とか、「玉子は巻きにくい」とか、女性たちは「今年は、次男の作ったカルフォルニアロールが特においしかったね」などと、勝手なことを言ってお開きになります。

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2010年もよろしく!

2010-01-04 | Weblog
皆様、明けましておめでとうございます。(新年も明けて4日目、久し振りの主婦稼業で、ご挨拶が出遅れたことをお許しください。)ふだんは静かな我家も、お正月は4世代が揃う大家族となります。
晴天続きのいいお正月でした。我家は、箱根駅伝の往路3区の出発点、復路が8区の到着点と中継点の近くにあるので、応援に盛り上がります。
飽食したお腹を抱えながらも、各校の襷をかけたエースたちの熾烈な戦いにエールを送りながら、新しい年への期待と思いを、この若者たちの姿からもらうことができるのかも知れません。
明けた2010年、政治も経済も混沌とした時代は続きそうですが、健康に気をつけて希望を持って暮らしていきたいと思います。4年目を迎えた「小さな庭」からのつぶやきを、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
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