小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

春の星(ハナニラ)

2007-03-28 | ガーデニング
一斉に花開く春、レンギョウもユキヤナギも菜の花も、花の色を競い合っているように、日毎に春の陽を浴びて、その花の色は際立ってきました。どれも華やかで春を謳歌しているようです。足元にはハナニラも咲きだしました。少し青みがかった白い色、星型の花びらの中に黄色いしべ、ほかの花たちに比べると、このシンプルさが、かえってその存在を引き立たせています。茎にニラと同じような臭いがあるところから「ハナニラ」という名前がついたそうです。英語では“Spring star flower”つまり「春の星の花」、納得です!
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イオノブシデューム

2007-03-23 | ガーデニング
薄紫色のこの花を庭の片隅で見つけた時、どこからやってきたんだろうと、この極々小さな花の出現に、なんとか名前を知りたいと思っていたところ、偶然にネット上でこの花に出会うことができました。「イオノブシデューム」と1回や2回、口にしたのでは覚えられそうもない名前、とても繁殖力があり、あっという間に広がるということですから今から楽しみです。このうす紫色、なんとも心もとなく、消え入りそうな色、果たして雑草なのか、園芸種なのか、なかなか目を離せない存在になりそうです。
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プレス状態!君子蘭の蕾

2007-03-21 | ガーデニング
今冬、家の中で越冬していた君子蘭、ところがこの暖冬に、1月頃から早々と蕾をつけてしまいました。あわてて軒下に移したのですが、このところの寒さに蕾はすっかり出鼻を挫かれたように伸び悩み、葉と葉の間に身を寄せるように身を硬くしていました。それにしても君子蘭の葉ときたら、折り紙のようにピタリと葉と葉を合わせ、その間に蕾がプレスされて、押しつぶされているように見えます。この状態を少し緩めてほしいと訴えたいところですが・・・今朝、春の日の出をみるように、ゆっくり蕾が色づき始めました。
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土筆の出る頃

2007-03-19 | 野の草花
土筆の風貌は、なんともかわいい!春先に土の中から、そろそろ芽を出してもいい頃かなと、まわりの様子を伺いながら顔をだしたところ、暖かい外の陽気に思わず仲間に声をかけて、揃ってあちこちから顔を出してみたとそんな微笑ましい感じがします。家の前の空き地で土筆を見つけました。土筆を見ると、息子がまだ小さかった頃のことを思い出します。土筆を見つけた息子に「土筆はこうやって袴をとると煮て食べられるんだよ」と言ったところ、翌日、友達を総動員して自転車の籠いっぱいに土筆を摘んできたのでした。その夜、夫と夜なべ仕事で土筆の袴をはずして、湯がいてあく抜きし、煮ては見たものの、息子は見向きもせず、大人とて、ほんの少しを食するのであればいざ知らず、そうたくさんは食べられず、大量の土筆を前に困惑したことを、ほろ苦い思い出として懐かしく今年も思い出しました。
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ユキヤナギの春

2007-03-16 | ガーデニング
このまま本格的な春を迎えるのかと思っていた矢先の寒の戻りに、暖冬に慣れてしまった体は、寒さに順応できずオロオロするばかりで、暖かだった冬を恋しく思ってしまうなんて、なんと身勝手なことでしょうか。
庭には、ユキヤナギが白い花を柳のように長く伸びた枝にたわわにつけて、しなやかに揺れています。花冷えのする春の、まだ色彩の乏しい庭で、真っ白い花は一際輝きを放っているように見えます。真っ白い花は雪に葉の形を柳に例えたところから名前はついていますが、花のひとつひとつは、ほんの小さな5弁花でなんとも愛らしい形をしています。
今朝、東京では、観測史上最も遅い初雪を観測したそうです。
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侘助椿

2007-03-14 | ガーデニング



今日、訪れた町田の武相荘(旧白州次郎・正子邸)の庭で、はっとするような真紅色の「侘助」に出会いました。椿のように花弁を開かず、まるで咲きかかったところで時が止まったような趣きのある花。辺りを静寂の中につつみこみ、こんな咲き方もあるものだと、少し哲学がかった侘助を前に、「侘び」の世界を垣間見たような思いがしました。日頃の雑念を払い、思いがけないひと時を過ごすことができました。
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啓蟄の頃

2007-03-07 | ガーデニング
地中にいた虫たちも土の中から這い出して姿を見せる頃とされる啓蟄は、昨日3月6日でしたが、記録的な暖冬にすでにカエルが泳ぎ、モンシロチョウが舞っていると観測されています。
さて、庭の管理人(犬)三四郎ですが、朝、ハウスを覗いても寝ていることが多かったのですが、このところ、とても活動的になってきました。それは別に啓蟄を意識しているのではなく、日の出が早くなったのに合わせて、どうも目覚めも早くなってきているようです。朝早くから庭をうろうろし、あまり役に立たない庭の見回りを始めました。まぁ、三四郎の啓蟄は暦通りと言えるようです・・・。
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ほとけのざ

2007-03-05 | 野の草花
昨日はTシャツ1枚で過ごせるような、暖かさを越えて暑いくらいの一日でした。近くの谷戸から鶯の初鳴きを確認しました。三四郎(犬)は、庭の日陰を探して伸びていました。やっぱり早すぎる春!そんな陽気の中で、背丈もまだ短い早春の野花「ホトケノザ」を道端に見つけほっとしました。しゃがみ込んで低いアングルから撮ると、まるで人の顔のような表情に見えました。うっかりすると通り過ぎてしまいそうな足元で、はっとするような豊かな表情を持つ野の花に出会え、春の陽に感謝です。
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桃の節句

2007-03-02 | Weblog
子供がまだ小さかった頃は、せかされる様にひな壇を作りお雛様を並べて、3月3日はそれなりに女の子のお祭りらしい華やかさがあったものですが、今年は、もう出さないとタイムリミットというところで、今日やっとお内裏様とお雛様だけ、箱からだしました。昔、幼子と見たお雛様は随分大人びて見えましたが、一人で飾ったお雛様の「すまし顔」は、ふっくらと愛らしい乙女のように見えました。桃の花と桜餅を添えて、なんとか明日の桃の節句に間に合うことができました。
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