小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

今年もガーデンシクラメンに表彰状

2009-03-31 | ガーデニング
明日からもう4月。気温の低い日が続いているので、桜の蕾は少し震えているように見えます。
ただ、庭の草木は新芽が勢ぞろいし、冬から春の装いに準備は整ったようです。
暮れから長い間咲き続けたガーデンシクラメンの鉢、冬の殺風景な庭に彩りを添えた功労に感謝し、感謝状を贈りたい気持ちを前にもこのブログで書いたのですが(ガーデンシクラメンに感謝状)、今年は感謝状のほかに優秀賞も贈りたいほどよく咲いてくれました。耐えることなく咲き続け、まだまだ出番は終わってないよとばかり、溢れるほどの花を今もつけています。その頑張りに「がんばったで賞」も奮発しましょう。
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今年のチューリップは

2009-03-27 | ガーデニング
桜の開花宣言が例年になく早く出されたにもかかわらず、この2、3日の冷え込みに足踏み状態だった桜のつぼみ、結局例年とあまり変わらない頃、満開をむかえるのでしょうか。
わが家のチューリップが、春の主役である桜が咲き出す前に、我こそ春の主役と言わんばかりに咲き始めました。
小粒で可愛らしい姿に、やっぱり童話のおやゆび姫を連想してしまいますが、それにしても今年のチューリップ、小粒すぎる。もう少し首が長いほうがチューリップらしいのにと思いながら・・・・・昔3人の騎士それぞれに、家宝の王冠、剣、黄金を贈られてプロポーズされた少女が、誰一人断ることができなくて、花の女神に「花は王冠、葉は剣、球根は黄金」の一輪のチューリップの花に変えてくださいと申し出たという伝説を思い出しました。
伝説のチューリップとは少し趣の違う今年のチューリップ、コンパクトでなかなかの現代っ子風、それもまた可愛いと思えるのでした。
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京都の名庭とわが家の庭

2009-03-23 | 小さな旅
春の嵐に、ほころび始めた桜の花が心配ですが、この強風にあおられた飛行機までも、バランスを崩して着陸に失敗してしまうなど、春の嵐は大きな爪あとを残しています。
さて少し古い話で・・・先週行った京都銀閣寺の庭園で感じたこと。
特別史跡、特別名勝と指定されている庭園の草木たち! ちょうど庭師が作業をしているところで、その手入れをしばし見ていると、根元に大量の炭が投入されているところでした。あまりにもわが家の植物達との待遇の違いに、思わず大量の炭を入れる訳を聞いてみました。微生物の繁殖と、土壌の保水性や通気性を高めて、植物の根の張りをよくするのだそうです。


雑草と共存し、生き延びているわが家の庭と、いつもたくさんの目に見つめられている端正な庭、なにか人間社会を垣間見るような気がしたのでした。

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京都「哲学の道」散策

2009-03-16 | 小さな旅
週末から大阪の長男のところに行き、今日は琵琶湖の疏水が流れる「哲学の道」を銀閣寺まで歩いてきました。思索にふけるのには少し無理がありましたが、それでも水のせせらぎに耳を傾け、春を感じながら気持ちのいい散策となりました。
スタートは南禅寺奥若王子橋から


疎水べりのミツマタ


水も温む法然院


終点銀閣寺は、本堂は修復中で完成は平成22年3月ということでした。






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椿の花に思う

2009-03-11 | ガーデニング
啓蟄も過ぎ、この季節、花粉症の洗礼を受けている私は、できるだけ外出を控えたいと思っているのですが、啓蟄の虫たちと一緒で、陽射しの柔らかさに、つい寄り道をしてみたくなります。
公園の生垣には、肉厚のつややかな深緑の葉に、手のひらほどの真っ赤な椿がどっさりと花をつけ、春の陽光に光り輝いていました。
木偏に春と書いて「椿」、春の花の代表花のようであるけれど、寒椿のように、一番寒い季節にも咲き始め、真っ赤な椿の花を見ていると生命力そのもののように思えるのです。ところが、今盛りと咲きながら、ポトリと地に落ちた様は、そのあっけなさに、かえって命のはかなさを椿の花に思うこともあります。
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今年のヒヤシンス

2009-03-08 | ガーデニング
昨年、ヒヤシンスを水栽培で育てました。ガラスの中に髭とも見える無数の根を水中に伸ばし、暖かい部屋の中であれよあれよと言う間に花を咲かせました。この咲いた後のヒヤシンスの球根を土に戻しておいたのですが、ほぼ1年間、すっかりヒヤシンスのことを忘れていました。
それが庭の片隅で、突如芽を出し、葉に抱かれたヒヤシンスの蕾を見たときは、ちょっとした驚きでした。
地中で養分をしっかり蓄えた球根は、寒い冬を乗り切って、春の光をもとめて現した姿さに、「やぁ、お久し振り」と思わず声をかけたくなるほど、健気な今年のヒヤシンス。どんなたくましい花を咲かせてくれることでしょう。
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どこでも多肉

2009-03-02 | ガーデニング
ここ近年、多肉植物はとても人気のある植物のひとつだと思います。一般の草花とはその形状も質感も育て方も違い、育て易さと個性的な表情に多肉植物の魅力があるのでしょう。私ももちろんそのひとりですが・・・ユニークな姿とどちらに向いて伸びるかわからない奇想天外さ。その名前の付け方にも苦心のあとが伺えます。カメレオン・赤鬼城・夕映え・黒法師・ブロンズ娘・小人の祭りなど、など、名前をつける方も、この個性派に翻弄されているのがよく判ります。ポロっと落ちた葉から、そのまま根付き、どんどん増えるので、鉢と限らず。子供達が使わなくなった、中学校卒業記念の寄せ書きカップにも・・・、どこでも多肉の楽しさはいよいよ繁殖の春を迎えてやめられません。
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