小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

6月の小さな庭

2010-06-30 | Weblog
梅雨の真っただ中、外はムシムシ、家の中はベタベタ、さらに一昨晩は今年初めての熱帯夜だったとか。
6月も今日で終わり、カレンダーもいよいよ今年の折り返しとなりました。
恵みの雨も、梅雨前線が活発になると自然が牙をむくこともあり、なんとか、梅雨の後半大地を潤す雨でありますように。
6月もいろいろなことがありましたが、締めはやはり昨晩のサッカーW杯の日本代表選手の活躍でしょう。最後は涙雨となりましたが、なんと梅雨空を吹き飛ばすような爽やかで力が漲る試合だったことかと思います。7月も明るい出来事がありますように!
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャガイモの収穫は

2010-06-24 | ガーデニング
家の南側に少し突き出たデッキがあります。今年のガーデニング目標は、「デッキで野菜の花を楽しむ!」でした。ところが、春にサヤエンドウの花が咲き、その上に実もつけたことで少し欲深くなりました。
100均で買ってきたランドリーボックス(不織布製)に園芸用土を入れて、キッチンに転がっていたジャガイモをひとつ入れてみました。もちろんジャガイモの花を楽しむつもりでした。
まもなく芽を出しすくすくと大きくなり、家庭菜園をやっている近所の方から「1株の苗からジャガイモがゴロゴロでてくるよ」の一言に気をよくし、茎葉が黄色くなったところで、収穫時と聞き、いよいよその時がやってきました。
カメラを持った夫が、収穫の瞬間を構えます。
うぅーん、なかなかの手応え、大きいのを1つ捕えました。ピンピン玉が2つ3つ、さらに探ります。飴玉大が続きます。
背後の夫は、「That’s all」、まだ土中を探っている私に「That’s all」、うん、やっぱり これがすべてのようです!
まぁ、キッチンに転がっていたひとつのジャガイモからと思えば、大収穫とも言えますが・・・、「ジャガイモ、ゴロゴロ」の期待は大き過ぎたようです。ただ、掘りたては薄皮がツルリと向けて、茹でたてはそれはおいしかったです。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうひとつの色へんげ

2010-06-21 | ガーデニング
梅雨の花「紫陽花」に目を奪われている間に、バンマツリの花がすっかり白くなっていました。
このバンマツリは、咲き始めは濃い青紫色、そして薄紫色に変わり、真っ白になって花を落とします。この花も梅雨のころがもっとも綺麗に映えるので、やはり雨が好きな草木かと思っていたのですが、沖縄地方では2月ごろから咲いているということです。
この色の移りは、色が変わるというより「退色」と言って「色が落ちる」ということらしいのですが・・・。
バンマツリの色へんげ、花の生涯を「白」で終える。なかなか粋な花かと思いますが、花ことばは「移り気」。人が花の気持ちを解するのはなかなか難しいようです。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山アジサイの色へんげ

2010-06-18 | ガーデニング
この季節、どこを歩いてもアジサイの花にぶつかります。それは雨に打たれてなお、しっとりと清々しく、花開いているように思います。
それぞれの色は微妙に違い、つい足を止めて「あっ、この紫陽花の色ははじめて」とか、「この色はこの家の庭にぴったり」とか、なぜかアジサイはその咲いている場所にしっくり馴染んでいるようにも見えるのは、アジサイがその背景にぴったりの色を自ら作り出しているのではとさえ思います。
先日、白色で咲き、紅色で終わる山アジサイ「くれない」の鉢をいただきました。白から紅色に色へんげする様子を楽しみにしていたところ、清楚な白色から、ポッと頬を染めたような薄紅色に、そして濃い紅色とみごとに日に日に色を染めていきました。
玉のような西洋アジサイや、花弁と見紛うほどのガクアジサイとは趣を異にするのは、山アジサイには、濡れた山間にひっそりと静かに咲いているそんな野趣を感じるからでしょうか。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨と孔雀サボテン

2010-06-14 | ガーデニング
いよいよ梅雨入り、梅雨空を払うように真っ赤な孔雀サボテンが咲き出しました。
一日花なので、ほぼ1日で萎んでしまうのですが、今年はたくさんの蕾を持っているので、次から次へと咲き、しばらくはこの花を楽しむことができそうです。
他のサボテンの花と同じように、孔雀サボテンの花も色鮮やかで、その光沢のある花弁の先をツンと外に向けながら、幾重にも重なった花弁を開いています。本来なら、南の強い太陽の下で咲くところを、この日本の梅雨空に咲きだすのは、粋な孔雀サボテンの計らいとでも言えるのでしょうか。
今年は、梅雨らしい梅雨になりそうだと気象庁の発表。昨年、大きな被害を出した「ゲリラ豪雨」・・・。被害が最小限で済みますようにと孔雀サボテンに手を合わせたい、そんな梅雨入りの心境です。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドクダミと呼ばれて

2010-06-11 | ガーデニング
まもなく、梅雨の季節。
ドクダミの花が、日陰や樹木の陰、野原や空き地などで今盛んに咲いているのをみかけます。今まさに旬の花です。
ただ、日陰の花というイメージか、または独特な臭気によるものか、実はあまり咲いても喜んでもらえない悲運な花という気もしますが、ドクダミの花の白さにはいつもハッとさせられます。この4枚の白い花弁のように見える部分は苞で、シベのように見える黄色い部分が花、しかもたくさんの小さい花が集まって、ひとつの花のような形を作っています。
優れた薬効効果があり、昔からたくさんの人がお世話になった万能薬でした。わたしも煎じたドクダミ茶を飲んだ覚えがあります。どうもあの強い匂いが苦手でしたが。
我が家にある斑入りのゴシキドクダミは、日陰を好まず、陽に当たると、葉の色がどんどん赤みを帯びてきます。また、あの匂いもあまりしません。園芸用に改良されたのでしょうか。
独特な臭気とともにドクダミが咲くと季節は初夏に、そんな暦のようなドクダミが改良されてしまうのは少し寂しい気がしますが。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トキワツユ草(常盤露草)

2010-06-07 | 野の草花
6月に入っても、五月晴れのようなカラッとした晴天が続いていますが、まもなく入梅、アジサイもほんのりと色づいてきました。
昨年の今頃、白いツユ草の群生地に出合い、その時はカメラを持っていなかったので、もう一度、この花に会ってみたいと思い、今年は忘れずにカメラを持って出かけてみました。
神社の木々が生い茂った日陰に、下草のように一面、白いツユ草が今年も咲いていました。ツユ草と比べると小ぶりで、薄暗い神社の裏に、それは心もとなく灯っているようにみえました。
この群生に、私はちょっと興奮したのですが、小道で行き交う近所の人たちは特に気にも留めていない様子でした。
この白いツユ草を、帰ってから調べたところ、トキワツユ草(別名:ノハガタカラクサ)と呼んで、青いツユクサの花弁が2枚あるところ、トキワツユクサは三角形の花弁が3枚で、ツユクサの仲間ではあっても、その生まれは違っていました。
トキワツユ草は昭和の初期に南アメリカから観賞用に持ち込まれ、現在は野生化した帰化植物。繁殖力も強いとあったので、きっとあるところにはたくさん見られるのでしょう。
新しい植物との出合いはなかなか心躍るものです。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマリリスの花と歌

2010-06-04 | ガーデニング
今年もアマリリスの花が咲きました。その巨大(?)な真っ赤な花は、1本の花茎から四方に4輪開き、「さぁ!どこからでも見てちょうだい」とばかりに自慢げに咲いているように見えます。
庭に花が咲いても、さほど注意を払っていない夫も、この花には「やけにヨーロッパ的な花だね」と感心しています。
子供の頃歌ったアマリリスの歌は、単調なリズムを思い出しても「しらべはアマリリス」の箇所だけで、歌詞は通して思い出せません。
アマリリスの花がこんなにも大きく、可憐な花というよりは、異国の置物と思ってしまうのは、爽やかな今の日本の季節には、少々不釣り合いな感じがするからでしょうか。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする