小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

梅雨の合間に伊豆下田へ

2024-07-03 | 旅行

先週(6月26,27日)、下田在住の友人の案内で下田の街を訪れました
運よくお天気もよく、昔海水浴で訪れたことはあっても
ペリー来航とハリス総領事の知識は教科書ぐらい・・・
今回あらためて、黒船来航で日本の鎖国が終わるきっかけとなった歴史やたくさんの史跡
美しい海岸やあじさい群生では日本一と言われている下田公園などゆっくり訪れることができました

爪木崎自然公園の岬から(須崎半島)大海原を望む

爪木崎自然公園は水仙の群生地としても有名

「俵磯」と呼ばれる柱状節理の断崖


鍋田浜



ほとんど波のないエメラルドグリーンの海

玉泉寺は、ハリス総領事が日本最初の米国総領事館として開設した場所
幕末開国史の中心舞台となりました

日露和親条約の交渉の場ともなりました
牛乳の碑
当時貴重だった牛乳をハリス総領事が体調を崩した際に
近隣の村から薬として届けられたそうです

アメリカのペリー艦隊が入港したペリーロード
「開国のまち」下田は、石畳やなまこ壁の家、柳並木など風情な街並みが残ります

水揚げ量日本一の「金目鯛」を期待したのですが、シーズンは秋、なぜか「鰻」に

この季節の日本一は
300万輪が咲き誇る日本一のあじさい群生地

種類も多く、その華やかさは圧巻


すでに6月も下旬、見ごろは少し過ぎていたようですが
さすが、まだまだ見応えじゅうぶんでした
また、是非訪れてみたいと思った下田でした





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神々の国 宮崎を訪ねて(3,4日目)

2024-02-09 | 旅行

3日目も晴天が続きます
宮崎はとても暖かいイメージがあったのですが、暖冬だということもあるのでしょう
横浜との温度差はあまり感じませんでした

この日は宮崎市から日南市を訪れました
鵜戸神宮(日南市)
八丁坂 一番古い石段参道で山門まで長さ800m(八丁)の石段が続いていました

今では本殿まで整備された石段を進みますが
鵜戸神宮ならぬ運動神宮と呼ばれているほど
登ったり下ったりちょっとしたトレッキング気分です

神社としては珍しい「下り宮」

日向灘を目の前に、本殿に続く朱塗りの千鳥橋と玉橋
断崖の中腹の岩窟(海食洞窟)内に本殿はあります

朱塗りの色鮮やかな本殿

太平洋に付き出した岬の突端、洞窟の中

洞窟の中には太平洋の荒波に削り取られた奇岩も覗きます

宮崎県の南部 日南市の中央に位置する
城下町飫肥藩・伊東家5万1千石の城下町を訪れました

大手門 木造渡櫓(とろ)本瓦葺の重厚な江戸時代の櫓門

九州の小京都とも呼ばれ、とても静かで趣のあるところでした

武家屋敷が残る国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています

宮崎市に戻り、江田神社
日本最初の夫婦と言われる伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と
伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っています


いよいよ旅も終盤となり、宮崎の神話の世界を旅し
神々の系図が少し頭に入ったかと思いきや・・・混乱したままの状態

江田神社みそぎの池近くにあった子供向けの案内板が
とてもわかりやすかった


江田神社の奥には、イザナキノミコトが禊を行い、たくさんの神々が生まれたという
「みそぎ池」がありました

なんとなく神秘的な空気に囲まれています

4日目
3日間続いた晴天も、この日は雨模様
お昼前のフライトで羽田に戻る予定だったので
ゆっくり出発まで、ホテルの敷地内にある温泉に入って過ごしました

帰りの宮崎空港の到着ロビーにはプロ野球のキャンプインする選手を
ファンが待ち構えているのでしょうか とても混雑していました

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神々の国 宮崎を訪ねて2日目

2024-02-04 | 旅行

2日目
日の出は関東と比べると、宮崎は30分ほどちがうんですね
ホテルから日向灘に、日が昇りました(7時20分ごろ)

 高千穂峡
太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が、冷えて固まり
浸食された断崖は深い渓谷を創りました
神の住む地と言われています
高いところで100m、東西に約7キロに渡って続いています

そそりたつ深いV字型の渓谷は、大峡谷「高千穂峡」
この渓谷の写真の風景はあまりにも有名で
よく見かけていたのですが実物もまったく同じ、見事でした

迫力ある柱状節理でできた断崖

高千穂峡を象徴する風景 日本の滝百選に指定された「真名井の滝」

天村雲命(アメノムラクモノミコト)が水種を移したと言われる水源の滝

高千穂三橋

一つの渓谷一か所に、三本のアーチ橋を見ることができる
趣の違う橋を一度に見ることができるのは全国でもここだけ

午後はいよいよ「神域 天岩戸めぐり」
天岩戸(あまのいわと)神社西本宮

鳥居に架かるしめ縄は七五三縄と呼ばれ
藁を7本5本3本と垂らすことで、陰陽道の考え方から
神域の場所に陰の気が入らないようにと言われています

天照大神が隠れこもったとされる聖地・天岩戸を祀る神社

川の対岸中腹に天岩戸そのものをご神体としているために
ご神体を納める本殿はありません

背後の天岩戸(洞窟)を直接拝観するための「遙拝所」があります
ここから神職が案内してくれます
対岸のしめ縄で囲まれた深い割れ目のある岩は大きく(撮影禁止)
とても強力なパワースポット場所(確かに・・・)

平安河原宮(あまのやすかわら)
天の岩戸神社から歩いて15分ほどのところにあります

天照大神が天岩戸に隠れこもった際、
困った八百万(やおよろず)の神々が話し合いをした地として伝わっています

洞窟近くには参拝者が願いを込めた積み上げた石が並んでいました

私も旅行の無事、諸々願いを込めて積んできました

3日目に続く

 

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神々の国 宮崎を訪ねて(3泊4日)1日目

2024-02-02 | 旅行

2月に入りました。暖冬傾向に今年は春の訪れも早いようです

かって、九州には何度か訪れたことはあったのですが、宮崎県だけは未踏でした
一度、「神話の国宮崎県」を訪れてみたいと思っていたところ
3泊4日のゆっくりとしたツアーを見つけたので申し込み、早速今週訪れました

1日目
お天気にも恵まれ、宮崎空港に降り立ちました
早速バスは、青い空とコバルトブルーの太平洋
フェニックス並木が続く海岸線を、青島・堀切峠に向かいます


青島海岸の海岸線に続く波食台は言わずもがな「鬼の洗濯板」と呼ばれています

数百年前に深い海に堆積した地層が隆起し、浅い海で波の浸食によって削られ
長い年月をかけて海面に顔を出したというのが洗濯板のいわれ

街路や公園に植えられているフェニックス・ワシントンヤシ

高さは15から20メートルにも達し、幹も太く、南国ムードを演出しています

強風にもビクともしない強靭さ

青島神社
島全体が境内ともいわれる青島の中央に社があります
「海幸彦・山幸彦」で有名な神話の舞台で
縁結びの御利益で知られるパワースポットとしても有名


絵馬でできたトンネル「祈りの古道」を通った先に本宮があります
弥生時代ころから祭祀が行われたと伝わっています

青島全島を覆っているビロー樹のジャングル
その数約5千本、最高樹齢は300年

青島神社の躍動感あふれる狛犬 その先にも鬼の洗濯板の海岸

せわしない日常から離れて、宮崎でゆったりとした1日目を過ごしました・・・

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京都2日間

2023-10-20 | 旅行

コロナ禍だった3年間、遠く大阪・高槻の地に眠る両親のお墓には兄妹揃ってお参りすることができませんでした。
やっと今週、兄妹とその連れ合い総勢6人で京都に泊まって、翌日にお墓参りをすることができました。4年ぶりに揃って両親の墓前にお参りすることができ、両親もきっと喜んでくれていると思います。

京都に着いて半日、時間があったので、仁和寺と蘆山寺に足を伸ばしてみました。

仁和寺
仁王門(京都3大門のひとつ)に足を踏み入れるとその広大な境内にまず驚きます。
そういえば、子供たちがまだ小学生の頃、夏休みに来たことがあったのですが、
あまりの暑さに門の前で引き返したことを思い出しました。

この日は、この仁和寺で藤井聡太竜王が8冠達成後
初の竜王戦第2局が行われていて庭園などには入ることができませんでした


ですが、5年ぶりの特別拝観で金堂裏堂の貴重な五大明王壁画を見ることができました
金堂(国宝)
仁和寺の最も重要なお堂、慶長18年に造営

皇族が住職を務める「門跡寺院」
板扉には菊花の飾金具


屋根の上に配されているのは亀に乗る黄安仙人
亀は3000年に一度、水面に顔を出すといわれ、黄安仙人は
その亀を5回みたそうで、永遠の象徴になっていると言われているそうです

五重塔
寛永21年、3代将軍・徳川家光の寄進によって建立


仁王門の金剛力士像

経堂と観音堂の屋根の美しさ

少し色づき始めた紅葉


蘆山寺
午後4時近くになってしまったのですが、閉館間際の蘆山寺を訪れました

紫式部の曽祖父の中納言藤原兼輔から、叔父の為頼、父の為時へと伝えられた邸宅で
紫式部はこの邸宅で一生の大部分を過ごし
この地で源氏物語を執筆したといわれている

白砂と苔の庭で、紫の桔梗が咲く 平安朝の庭

少し暑すぎるほどの秋晴れの晴天に恵まれまれた2日間でした。

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「2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル」

2023-09-03 | 旅行

先週、松本で開催されている「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に行ってきました。
昨年で30周年を迎えたこのフェスティバルは、毎年長野県松本市で行われている音楽祭。母体は指揮者小澤征爾氏、世界で活躍する演奏家が一堂に会するオーケストラです。
現在小澤氏は、体調不良で自ら指揮をとることはできないのですが、小沢氏が指揮をしていた頃はほとんどチケットを入手することが難しかったようです。このフェスティバルをセットにした1泊2日のツアーがあったので、早速申し込み、珠玉の音色を楽しんできました。

翌日は松本市美術館で松本市出身の前衛芸術家「草間彌生」の作品を観てきました

水玉模様が原点
幻覚や幻聴に悩まされた幼少期、そんな苦悩の日々から生まれた「水玉」

 自らに襲い掛かってくる幻覚や幻聴から自分を守るため
水玉模様で埋め尽くす儀式であるとされています

長野県北志賀高原にあるロープウェイ竜王で標高1770mの「ソラテラス」へ

運が良ければ雲海をみることができるということですが、山の上はこの日も夏日
ただ、秋の花が咲き乱れ、秋の訪れを感じることができました

マツムシソウ

   オミナエシ                  フジバカマ

吾亦紅                ノコギリソウ?

       トリカブト             アキノキリンソウ

リンドウ                   コスモス

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八重山諸島旅行記

2023-06-23 | 旅行

コロナに感染したのがほぼ1か月前!しかも旅行から帰った翌日から体調を崩したので、なんとなく旅行記を纏める気力もなくそのままでした。
ただ、記憶はどんどん忘却の彼方にいってしまうので、思い切って写真の整理はしておこうと簡単に纏めてみました。

いちど、石垣島、西表島、竹富島など八重山諸島群と言われる小さな南の島に行ってみたいと思っていたものの、はるか遠く・・・
ところが羽田から石垣島の直行便を利用すると2時間半、えっ、そんな時間で沖縄の先まで行けるのかと思い、思わずツアーに申し込みました。3泊4日、亜熱帯への旅の出発です。
お天気は神のみぞ知る!季節も季節、沖縄地方は梅雨入りと聞き、当然雨かと思っていたのですが、それが高曇り時々晴れでした。
4日間の滞在中、雨が降るということもありませんでした。ただ、空港を下りるとやはり湿気のある空気に南国を感じました。
石垣島は、沖縄県では3番目の大きな島、台湾からはわずか277キロしか離れていません。
夕方、バスでホテルに直行、ホテルで荷物の整理をしてから、またバスに4,50分揺られて、団体用のレストランで島野菜と豚肉のしゃぶしゃぶの夕食をとりました。会食中に、三線を弾きながら歌う島唄を聴いて、あぁー本土から遠く離れた地、石垣島に来ているのだなという実感がわいてきました。

2日目
ホテルの場所は、石垣島の南、島の中心地に近く、離島への石垣港ターミナル駅も近い便のいい場所でした。
近くに桃林寺という八重山列島で最古の仏教寺院がありました。琉球王国王朝7代目によって創建されたという、朱塗りと独特な瓦葺を持った建物でした。



山門の仁王像と金剛力士は沖縄最古の木造建築
本土の神社建築には見られないボタンを浮き彫りにした棒状の肘気

波と鬼が彫られた蛙股、唐獅子など

築190年を経た赤瓦古民家(国の重要文化財)




離島桟橋入口に面したところに「730交差点」

1978年7月30日の交通法の改正で自動車の対面交通が右側通行から
左側通行に変更したことを記念した碑

離島ターミナル
ここからフェリーや小型船が離島と石垣島を行き来しています

船に乗って西表島に向かいます。所要時間は40分ぐらい

西表島
八重山諸島最大の面積を持ちながら、島の大部分は河口に広がるマングローブ林と
亜熱帯の原生林が占めています

「東洋のガラパゴス」と称されて、多くの自然が守られています。
このジャングルの中にイリオモテヤマネコやヤンバルクイナが生息しているのでしょうか

マングローブは、海水と淡水が混じる汽水域に植生する植物の総称で、
遊覧船で仲間川添いに1時間ほど観察ツアーを体験することができるようになっています

満潮時には水中から顔を出すマングロープ
引き潮と満潮ではまるで異なるそうです

ユニークなのは種は地面に突き刺さって発芽する言われています


由布島
西表島の南東、わずか400メートル先に由布島があり
その間を水牛車で15分かけてのんびりと渡ります


水深も満潮で水牛の膝ぐらい、牛車をギーギーと引きながら
ガイドさんが奏でる三線と水牛との息はぴったり、ゆらりゆらりと島に渡ります


渡った島は植物園になっていました
ハイビスカスやブーゲンビリアなどの亜熱帯の植物が咲いています

3日目
この日も、石垣港より船で10分、竹富島にでかけました。茅葺や赤瓦屋根の伝統的な集落景観を楽しみにしていました。島の人口は327人(令和5年)で駐在所もないそうです。


白砂を敷き詰めた道とサンゴ積みの石垣


国の「重要伝統的建造物群保存地域」に指定されています

村の人たちが、この集落を大切に守っている思いを感じました

竹富のビーチ「コンドイ浜」
ここは白い砂浜とコバルトブルーの海で有名ですが、梅雨の晴れ間で碧い海と青い空とまではいきませんでしたが、白い砂浜と波の静かな遠浅のビーチがどこまでも続き、フリーの旅行であれば予定を変更してゆっくりと滞在してみたいなと思いました。


見渡す限り水平線

「星の砂」で有名な皆治浜
 砂浜に手のひらをつけるとたくさんの砂がつき、その手についた砂の中から星の砂を探します
砂浜の近くには星の砂が入ったキーホルダーが販売されていました

4日目最終日
お昼の便で帰るので空港に向かう途中、石垣島随一の景勝地と言われている川平湾(かびら)に寄りました。透き通った海に、小さな緑の島々が浮かぶ美しい湾、ここは塩の流れが速いために遊泳禁止になっています。


船底がガラスになっているグラスボードが浮いています
乗船したまま水中を観察できるボートで、ボートの底がガラス面になっています

その透明度は天候や潮の満ち干など時間にもよって多少ちがうのだと思いますが
いろいろなサンゴ礁をみることができます
そのサンゴ礁の陰にはクマノミも泳いでいました
1時間近く船底を見ていたので、私は船酔いしてしまったのでした


思い切って行った、八重山諸島の旅はなかなか貴重な体験でした!
まさか、その翌日からコロナになるとは・・・

 

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孫に会いに行く

2023-04-16 | 旅行

春爛漫と咲き誇る桜に気を取られていたら、いつのまにか桜は散り、気がつけば木々の新芽が若葉色の新緑に変わるようになりました。

心地よい陽光が木々の隅々まで届き、春があふれ出しています。小さな庭も草花が次々に芽吹き成長して花を咲かせています。にぎやかになってきました。

先週は、関西の大学に入って一人暮らしを始めて一年たった孫に、夫と会いに行ってきました。関西空港に降りて、お正月以来の孫と対面!背がまた伸びスッキリ見えましたが、少し痩せたかなとも思いました。

大学構内を案内してもらったり、彼のアパートにも寄ってみました。今どきの学生らしい生活用品が揃って、居心地いい空間を感じました。
高校生のころ、よく「また、お弁当箱を出していない!」と娘(彼の母親)に叱られていた、あの彼とは大違い、部屋もきれいに片付いていました。

この日の宿泊を和歌山のホテルにとったので、レンタカーを借りて彼と一緒に根来寺、和歌山城や紀の川、黒潮市場などを訪れました。

根来寺(ねごろじ)
高野山で真言密教を収めた覚鑁(かくばん)上人によって開かれた新義真言宗の総本山です
開山以来900年の歴史があり、中世の趣があります

大塔高さ40メートルを誇る木造建築は日本最大で国宝です

聖天池に浮かぶ聖天堂は朱塗りの壇で根来塗として有名(重要文化財)
常光明真言殿 覚鑁(かくばん)上人が奉安されている


和歌山城
和歌山市のシンボル 外周は2キロメートル

天正13年に豊臣秀吉が紀州を平定し、弟の秀長に命じて創建


連立式天守閣
石垣は、石の表面を粗く加工して接ぎ合せて積んだ「打ち込み接ぎ」


紅葉渓庭園と御橋廊下(西の丸と二の丸を結ぶ廊下橋)

紀の川
市内をゆったり流れる、和歌山市の母のような川

有吉佐和子の小説「紀ノ川」
明治から昭和にかけて川の流れを表象とした女三代にわたる歴史小説を
思い浮かべました


黒潮市場
新鮮な魚介類が揃った市場で、とくにマグロが有名

店先で選んでその場でどんぶりに
みかんジュース、いったい何個分のみかんが凝縮されているのだろう

あっという間に時間は過ぎ、翌日は授業があるという孫とは夜まで一緒に過ごし、大学のこと、アルバイト、友人、一人暮らしのことなど、話をすることができました。
孫と過ごした楽しい一日でした。

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「立山・黒部アルペンルートと上高地」ツアー3日目

2022-08-05 | 旅行

3日目 上高地散策

3日目は文句なしの晴れ、上高地への期待が高まります。上高地を訪れたのはいつのことだったかと、確か20代の頃、西穂高登山の時に訪れて以来でした。ほぼ50年ぶりかな・・・

昨日の宿泊先信濃大町のホテルからバスで上高地に入ります。
上高地は自然保護のために、パーク&ライド方式を採用していて、直接上高地に行けるのはバスか、タクシーのみ。
10:30にバスターミナルに下りました。 バスの集合時間は午後1時30分 3時間のフリータイムがあります。

予定では明神池まで片道1時間、往復2時間なのでランチタイムを入れても1時過ぎには戻れると踏んで、出発しました。

上高地一番のビュースポット、清流梓川に架かる河童橋

日本屈指の山岳リゾート地

河童橋より穂高連峰

梓川沿いに木道の遊歩道が整備されています。

針葉樹林に囲まれた岳沢湿原

深い針葉樹林、苔むした樹木、清流が流れ、変化に富んでいます


明神池
穂高神社境内にあり神域になっています
常に伏流水が湧き出ているために冬も凍らず「鏡池」と呼ばれています

ひょうたんのような形をしていて2つの池のようにみえます
一之池


二之池

透明感あふれる水面が空を映し、神秘的な風景


  明神池祭壇                つり橋の明神橋

130年の歴史を誇る山小屋「嘉門次小屋」

もう少しゆっくり散策したいところでしたが、時間内に効率よく観光地をまわるというツアー、
結局、集合場所には時間ギリギリで到着したのでした。また、今度はゆっくり訪れたいものです。
でも3日間、盛沢山のスケジュールをこなした楽しい旅行でした。

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「立山・黒部アルペンルートと上高地 」ツアー 2日目

2022-08-05 | 旅行

2日目 立山黒部アルペンルート通り抜け
宿泊は富山市内でした。朝8時半立山駅にバスで向かいます。

立山駅~(立山ケーブルカー7分)~美女平標高977メートル(立山との標高差500メートル)

立山杉の生育する美女平
その昔女人禁制を破って入山した尼僧が、杉に替えられたという伝説が残ります

美女平~(高原バス50分)~室堂標高2450メートル(標高差1473メートル)


高原バスはどんどん高度を上げていきます
350メートルという日本一の落差を誇る名瀑「称名滝」
称名渓谷から4段となって一気に流れ落ちます


立山アルペンルートと言えば「雪の大谷」連休頃まで見頃でしょうか
夏はここまで解けていました

立山の稜線から雪渓がみえます

室堂~(散策)~みくりが池 標高2450メートル

室堂のシンボル「みくりが池」約1万年前にできた火山湖
ガスがかかってさえいなければ、湖面に立山連峰を映し出してくれるはずでした

周囲約630メートル、水深約15メートル

チングルマ まもなく長い羽毛状の毛をつけます



イワギキョウ               トリカブト


ヤマハハコ                 イワカガミ

周辺はハイマツ帯で、ライチョウ(特別天然記念物)の生息地ともなっています。ちょうどハイマツ帯の中に動くものが・・・、どうもライチョウの親子がいたようです。周りのハイカーたちが「あそこあそこ」と指差してくれるのですが、私の眼力ではどうしてもみることができませんでした。残念!
散策を終えて室堂駅に戻るころには雨が降ってきました。

室堂~(トロリーバス10分)~大観峰展望台標高2316メートル

断崖絶壁にせり出した大観峰展望台は、屋上以外、外へ出ることはできないのですが
 運悪く雨脚が強く、視界はゼロ!
晴れてさえすれば、黒部湖から後立山の大パノラマがみえるはずだったのですが、残念!


大観峰展望台~(立山ロープウェイ7分)~黒部平標高1828メートル


大観峰の標高2316メートルから黒部平1828メートルまでロープウェイで降下
高低差500メートルの間に支柱は一本もないということですが、まったくみえません


                 後立山方面を望む

黒部平~黒部湖(黒部地下ケーブル5分)標高1470メートル



黒部ダムは、黒部川水系の黒部川に建設された水力発電用のダム
7年の歳月と1千万人の人出をかけて昭和34年に完成


その貯水量は2億トン(東京ドーム160杯分)
高さ186メートルで真っ白いしぶきを上げながら放物線状に落ちる様子は迫力あります

黒部ダム~(トンネル電気バス16分)~扇沢標高1433メートル

ほぼ1日かけて、富山県の立山駅から長野県大町市の扇沢駅を結ぶほぼ30キロメートルをロープウェイ、ケーブルカー、電気バスなど様々な乗り物を乗り継いで移動してきました。

3000メートル級のアルプスの眺望(この日は姿を出してくれませんでしたが)、高山植物との出会い、澄んだ空気など、山好きにはたまらない一日を過ごすことができました。

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