小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

冬の庭、今と昔

2008-01-21 | ガーデニング
私が育った頃の家の庭は、冬になると、何センチもある霜柱がボコボコと黒い土を持ち上げた、なにもない殺風景な庭でした。木枯れの庭は静かで、ただ春が待ち遠しく感じられました。
今は、ビオラ、パンジー、プリムラ、そしてガーデンシクラメンが庭を飾り、その華やかさは厳しい木枯らしの冬を忘れてしまいそうです。
大寒の今朝、パンジーやガーデンシクラメンの花柄を摘みながら、次から次へと蕾を持つ冬の庭を不思議な思いで眺めました。
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春の予感

2008-01-16 | ガーデニング
ここ2,3日の厳しい寒さは、ほんものの冬を体感したような・・・、子供の頃、冬はこんな寒さだったと懐かしくも思い出しました。昔は日が落ちる頃になると、あたりはしんしんと冷え込み、顔など出ている皮膚がピリピリする、そんな感じがしました。庭なども真っ白に霜が降りたように思います。
しかしここ数年はいくら寒いと言っても、やはり寒さが違うようです。我家ではすでにサクラソウの仲間のプリムラ・マラコイデスが咲きだしました。陽だまりの暖かさに思わず花が開き始めたのでしょう。甘い香りとかわいいピンク色の花に、春の予感がします。
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憎い演出 オキザリス・バーシーカラー

2008-01-11 | ガーデニング
カタバミ科に属しているオキザリスは種類も多く、冬から春にかけていろいろな色の可愛い花を楽しませてくれます。球根なので、夏は姿を消しているのですが、冬から春先にかけて、びっくりするほど株を増やして、毎日お日様とともに花を咲かせ、夕方には閉じ、翌日にはまた花開き、と、とても息の長い花です。
オキザリス・バーシーカラーは白い花びらの裏側に赤い縁取りがあって、白い花が閉じるとこの赤い縁取りがらせん状となって蕾み、このねじり模様がなんともキュートで、閉じたパラソルのようにも見えます。このパラソルが開くと、意外にも真っ白で、オキザリス・バーシーカラーの「なんと憎い演出!」と感心してしまいます。
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ウィンターコスモスの複雑な気持ち

2008-01-09 | ガーデニング
晩秋から冬にかけて、コスモスに似た花を咲かせるウィンターコスモス。ただ、コスモスとは別種でコスモスの花に似たところから名づけられたとか。花の気持ちになれば、「コスモスでもないのに、○○コスモスと名づけられるのは、ちょっと・・・」と複雑な気持ちなのではと思いますが。
しかし「なんとわかりやすい名前」と、花の乏しい季節にコスモスに似た可憐な花をつけてくれるのではという期待を持ってしまうのも事実。昨秋に鉢ものを購入し、花壇に植えました。性質はなかなか頑丈で丈夫、秋にはクリーム色の花をどんどん咲かせ、この寒い季節には、色が少し白っぽくこそなってきたけれど、なかなか元気に咲き続けています。コスモスに近づこうとしているのか、コスモスとは違うと主張しているのか、いずれにしても「頑張るウィンターコスモス」。
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アロエの花

2008-01-07 | ガーデニング
10年前、「アロエを1本植えておくと医者知らず!」という言葉に、一鉢植えたのですが、その後、幸か不幸かアロエの世話になることもなく、いつの間にか、庭の隅に追いやってしまいました。
ところが、なんと邪険にされた我家のアロエは、昨暮に10年後はじめて、まるで隣家に助けを求めるように、フェンスを越えて花径をその先に伸ばし円錐形のりっぱな花を咲かせました。この間、一度も咲いたことがなかったので、咲いた時はあまりのほったらかしに、ついに生命の危機を感じて咲き出したのかと心配したのですが、この時期、庭に咲いているお宅も多く少しほっとしていますが、健気な咲き方に少々心が痛むのも事実です。
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2008年もよろしく!

2008-01-04 | Weblog
新しい年を迎えて4日目、横浜では晴天が続き、穏やかなお正月でした。遅ればせながら新年おめでとうございます。
「箱根駅伝」復路の声援、それから初詣と、お正月3日目からやっとエンジンがかかってきました。箱根駅伝は自宅から5分ほどの、ちょうど第8区から9区へバトンが手渡される近くの沿道から応援しました。あっという間に第1ランナー早大が目の前を疾走し、そのすぐ後を駒大が続いていました。この接戦が、その後第9区で駒大が早大を抜くことになるとは・・・
さて、2008年は地球温暖化の問題、資源の問題等、解決のために私たちの知恵と技術が問われる年になりそうです。小さな庭の植物たちを大切に育てながら、小さな庭に訪れてくれる小鳥や昆虫たちに感謝し、そして庭に続くより大きな自然と私たちの生活が共生できる環境を考え、行動できる年にしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしく!
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