小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ススキの穂

2006-08-30 | Weblog
ここ横浜でも、ススキに穂がでているのを発見!柔らかい穂が風にゆれて、今朝は秋の気配を感じました。ススキはこれからの季節、いろいろな風情で楽しませてくれます。ツンツンとまだ産毛を持ったような穂が出始める初秋、稲穂のように垂れ下がる秋たけなわの頃、銀色に輝く晩秋と、なにか人の一生のようです。
そういえば、最近蝉の鳴き声より、虫の音のほうがよく響きわたるようになりました。もう季節は確実に秋に近づいているのですね。
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酔芙蓉

2006-08-27 | ガーデニング
夏の暑さに庭の草花も疲れ始めたころ、大きな葉を茂りながらその枝葉の中に咲き始める「酔芙蓉」、今年も元気に咲き出しました。朝のうちは白く、午後は薄いピンク、そして夕方になるとすっかりピンク色に染まり、翌朝にはしぼんでしまう一日花。この粋な名前に数年前苗木を購入して植えたのですが、あっという間に大きくなり今ではお風呂場の窓をすっかり覆い隠すほどになりました。花言葉は「繊細な美、しとやかな恋人」、昔から美しい人の例えに用いられている花のようですが、我が家の酔芙蓉は名に反してたくましく、楚々とした美人というよりは健康美人。午後には晩酌が始まり、夕方にはすっかり出来上がって、月夜が出る頃には酔いつぶれて早々に店じまいをしてしまうという、憂いを残さないところ・・・うぅーん、なかなかの存在感です。
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雲を感じた日

2006-08-23 | Weblog
私が普段見上げる空は天気予報士よろしく、洗濯指数だったり、傘の持ち物チェックだったりでとても日常的なのですが、グアムの海岸で久しぶりにのんびりしていたら、雲の形の面白さに思わず見入ってしまって、いつもの天気予報の意識がいつの間に遠のいていました。おもしろかったのは背の高い積乱雲。遠く海の上で空に向かって伸びること何千メートル。そしてその入道雲の直下に覆われたあやしげな雲、積乱雲の下が雨域であることがはっきり観測できる、雨域の内と外。その雲の不思議な動きにしばらく見入ってしまいました。
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グアムに咲く花

2006-08-21 | Weblog
連日、厳しい暑さが続いています。今年の夏休みは、親戚合わせて総勢8名で3泊4日のグアム旅行に行ってきました。すでに結婚して近くに住んでいる娘一家に三四郎の散歩と庭の水遣りを頼むことができ、安心した旅たちとなりました。
常夏のグアムとは言え、滞在した4日間は30度前後で比較的凌ぎやすく、日本の夏より湿度も低い感じがしましたが、日差しは射すような強さでした。珊瑚の海はどこまでも青く澄んでいて、海の中は肉眼でも熱帯魚たちがはっきり見えて、金槌の私には思いもよらない別世界を体験できたのでした。海岸に自生している植物は、その青い海岸線に深い緑の縁取りのようにみえました。ハイビスカスの花もブーゲンビリアもプルメリアもたわわに咲いているのではなく、かえって控えめな感じがしました。園芸店の店先にあるハイビスカスの花とは違い、亜熱帯林の中にしっくりと溶け込んでいました。
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我が家のカンナ事情

2006-08-15 | ガーデニング
夏の代表的な花のひとつに「カンナの花」があります。特に真っ赤なカンナの花は、熱い夏の空にもよく映えて、もっとも太陽によく似合う花だと思います。空に向かって咲き誇るカンナですが、我が家の場合は少し事情が違うようです。数年前にいただいた黄色のカンナの苗は、小さい庭では植えるところも限られて雑居住まいを余儀なくされているのですが、それでも今年は生垣を刈り込んだせいか、すき間から大きな立派な葉を成長させ、ついに真っ黄色な花が咲きました。少し頭を押さえられ気味ではありますが、カンナはカンナであります。
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宵待草、待宵草、月見草

2006-08-14 | ガーデニング
花が咲いている時には、なかなかお目にかかれない花、それは竹久夢二の歌にも出てくる「待てど暮らせど 来ぬ人を・・・」で始まる宵待草。
今朝、暑くならないうちに犬の散歩をと、6時前に出た散歩の道すがら、まだ萎む前の宵待草に出会いました。月夜をなごむかのようにまだみずみずしく朝露に濡れていました。でも日中見る宵待草は道端で砂埃をかぶっていたり、線路際の群生だったりして、様相が違って見えて少し気の毒な気がします。今朝は早起きしたおかげで、可憐な月見草を撮ることができて少しうれしい気持ちになりました。
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旧東海道歩きがあぶない

2006-08-09 | 旧東海道歩き
旧東海道歩きも240キロ地点で停滞のまま、暑い夏を迎えてしまいました。暑いさなかの街道歩きには自信がなく、気候のいい時に歩こうなんて考えていると、年に何回も行けないことになってしまっているのが現状です。そんな暢気なことをしているうちに、ガイドブックとして愛用していた本がついに廃刊になってしまいました。「歴史街道ガイド・東海道五十三次を歩く」全5巻で、宿場ごとに25000分の1の地図つきで、旧東海道には地図上に赤い線で示されていて、街道沿いの説明も詳しく、このガイドブックさえあればほとんど道に迷うことなく歩くことができるという、私達にとっては座右の書ならず、座右の朋友みたいなものなのです。2年前日本橋をスタートするとき、完歩する自信がなかったので、1巻ずつ買い求めてきたのですが、3巻まで購入した時点で、どこの本屋さんにも在庫がなくなってしまいました。インターネット上で探しても「在庫なし」の切ない文字、しかたなく、アマゾンのオンラインショップで第5巻は定価1600円のところを、ユーズド価格2400円で意を決して購入しました。第4巻は値の下がるのを待っている間になんと現在4600円。なんとかしなければ、なんとかしたいと思いながら今日に至っています。
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暑さ対策

2006-08-07 | Weblog
遅い梅雨明けを取り戻すかのように、強烈な真夏の日が射し、連日暑い日が続いています。朝7時ごろにはすでに日差しが強く外に出るのを躊躇してしまいます。そんな中で、我が家の庭の管理人をしている三四郎(愛犬)は、涼しい場所をもとめて一日何回もジプシーの如く居場所を変えながら過ごしています。肉球にしか汗腺がない犬は、体温を下げる為か口でハアハアとせわしなく呼吸している様子はほんとに気の毒になってしまいます。居心地のいい場所は犬に任せるのが一番とは思ってはいますが、日よけのすだれを三四郎のためにこんなカーブで取り付けてみました。人も動物も熱中症・熱射病にならないようにこの夏を元気に乗り切らなければと思っています。
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名前は「ドラゴンベコニア」

2006-08-03 | ガーデニング
園芸店でひときわ大きなベコニアを見つけました。ベコニアはとても品種の多い植物ですが、暑さにも水不足にも耐え、しかも秋になっても開花の勢いも衰えないという我が家にぴったりの植物のひとつなのですが・・・その強いベコニアにさらにドラゴンがついたら、どんな咲き方をしてしまうんだろうと、興味津々で買い求めたものでした。なにがドラゴンなのかその名前の所以を育てながらとても楽しみにしていました。まず大きさ、すでに買い求めたときの鉢は小さくなり、四方に枝葉を伸ばし根もすっかり窮屈そうになりました。でもドラゴンのイメージではないし、他のベコニアと比べると枝が長く伸び、垂れ下がるようにして花がついています。うーん、ドラゴンと言うには無理があるし・・・では、花がドラゴンの爪?果たして、このベコニアはドラゴンとつけられて名誉に感じているのか、不名誉と感じているのか、聞いてみたいところです。
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