小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

黄色いハナニラ セロウィアナム

2009-02-25 | ガーデニング
汗ばむほど気温があがったり、また今日のように冷たい雨が降ったり、気温の変動は季節が春に向かって、少しずつ変わる証しなのでしょうか。
春先に咲くハナニラは、薄っすらと紫がかった星型の花で、絨毯に散りばめたように足元に一面可愛く咲きます。大好きな花のひとつですが、お正月が明けた頃、園芸店でまだ蕾も固い黄色いハナニラを見つけました。黄色いハナニラを見たことがなかったので、早速買い求めてみました。
その固い蕾が、ここ数日でまっすぐ上を向いて咲き出しました。幼子が暖かい陽射しをまぶしそうに見上げたように、その幼い表情がなんとも可愛く感じられます。さぁ、この春どのくらい株を増やしてくれるでしょうか。
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3月の花「沈丁花」、花開く

2009-02-18 | ガーデニング
ここ近年、今頃の季節になると「今年は暖冬の影響で・・・」と、暦より早く芽をだしたり、花芽をつけたり、花を咲かせたりする庭の植物に懸念を抱いてきました。ですが、もう今年だけが異常なのではなく、すでに地球は温暖化をリセットできないところまで、進んできてしまっているのではという気が最近はしています。
沈丁花は、一番寒い冬に固い蕾をしっかり抱え込んで、休眠期間を3ヶ月とるといわれています。そして、この一定期間を経て、あの甘い香りとふっくらとした花をみることができるのですが・・・。さて、今年の沈丁花は、満足のいく休眠がとれたのでしょうか。
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可愛い花の訳は・・・花キリン

2009-02-13 | Weblog
時々、花に問うてみたいときがあります。どんな必然性があってそんな可愛い顔をしているのか、どうしてそんなに美しい表情ができるのか、どうしてそんなに芳しい香りを放しているのか・・・。
花キリンの茎にある、あの無骨な棘から、なぜこんなに愛くるしいまあるい花を咲かせたのか、やっぱりそれなりの訳があるに違いないと・・・。生まれはアフリカのマダガスカル、きっと厳しい自然環境のなかで、あの可愛い花を咲かせるために、鋭い棘を持った茎が水分を外に逃さないように必死に守った結果ではないかなどと、少し身勝手な想像をしてしまいました。
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水仙の季節も、あと少し

2009-02-09 | Weblog
水仙のまたの名を「雪中花」とはよく言ったものです。もっとも厳しい冬の頃から、空気の澄み切った早春のころまで咲き続け、寒中の雪の中でさえ、透き通った白い花弁を少し俯かせて清らかにさく花「水仙」。その香りまでが透き通った感じがします。
また、原産はもともと地中海沿岸で、水仙の学名は「ナルシサス」。これは、ギリシャ神話にでてくる美少年の名で、泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめていたら一本の花になってしまったという。“ナルシスト”の語源。この花の持つ透明感は、いずれの名前も納得させます。
陽光の輝きが増す頃には、水仙の葉は伸び、凛とした姿にも陰りが・・・水仙の季節も、後もう少しとなりました。
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春の兆し クリスマスローズの蕾

2009-02-05 | Weblog
立春を過ぎ、厳しい寒い日があっても、日に日に春の兆しを感じます。そろそろ庭の手入れをしなければと思って、庭に出るといくつかのクリスマスローズの株に蕾がついていました。株の根元からふっくらと蕾がのぞいています。春の気配を感じたかのように、茎を伸ばす準備もできているようです。このオフホワイトのクリスマスローズが我家の一番手です。他の種類はまだ蕾を覗かせていません。
クリスマスローズは、我家の庭ととても相性がいいようです。半日陰でもしっかり育ち、毎年株を大きくしています。色も白、赤紫、ダークな紫と派手さはないけど、早春に俯き加減で咲くこの花に、かえってなにもない庭に、そっと春の兆しを感じさせてくれます。
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