小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

庭の番人(犬)から年末のご挨拶

2007-12-30 | ガーデニング
2007年もいよいよ押し迫ってきました。今年は仕事、親の介護、そして遊びも・・・と、バタバタと忙しく、小さな庭の手入れもままならず、こんな植物を育てたい、あんな花を咲かせたいという気持ちはあったものの、じっくり庭と向き合うこともなかった気がします。そんな女主人を横目に、近所の犬仲間では最長老となった三四郎は、爺の風格を持って、庭に訪れる鳥や虫達と話をしながら、庭の番人(犬)らしい一年を過ごしていました。この調子で来年も元気で長生きができますように!
1年間、拙いブログを覗いていただいたみなさま、ありがとうございます。来年はもう少し庭の植物のこと、道端で出会った花のこと、そしてなによりも温暖化がすすんでいる、私たちを取り巻く環境について考えていきたいと思っています。
どうぞよいお年をお迎えください。
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枯れ木も花の賑わい

2007-12-20 | ガーデニング
アブチロンと同じ仲間にチロリアンランプというのがあって、このランプ型のアブチロンの方が一般的。我家のは同じ仲間でもランプ型ではなく、傘型タイプ。オレンジ色の花を傘のように、まあるく開き、花を下から覗くと、雨を凌ぐようにシベが花弁の中にうまく納まっています。ほとんど耐えることなく一年中咲いていますが、今の時期が一番色濃い感じがします。成長が早く、細い枝を伸ばしながら、あっという間に隣の梅の木を超えてしまいました。ところが木そのものは頼りなく、枝を梅の木にうまく絡ませながら、すでに葉を落した梅の木にすっかり同化してしまいました。来春の梅が咲く頃までの仮住まいと認めましょう!
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銀杏並木にも冬の訪れ

2007-12-17 | 小さな旅
神宮外苑のイチョウの紅葉が今年は遅く、「銀杏祭り」の開催も1週間延びたというニュースに、昨日都内へ出たついでに外苑のイチョウ並木に寄ってみました。きっと紅葉はピークを過ぎると急ぎ足で冬支度を始めるのでしょう。そのニュースから1週間、季節は駆け足で冬に向かい、イチョウはほぼ金色の葉を落としていました。まだ木についていた葉も、昨日の冷たい北風にハラハラと舞い、時に吹きかう風に雪が舞うようにイチョウの葉が降っていました。すっかり葉を落した木の影は、冬の陽を背に黒く長く、黄色い絨毯の上をまるで生き物のように遠くまで伸びている模様に、まぎれもない冬の訪れを感じました。


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犬鬼灯(イヌホオズキ)

2007-12-13 | 野の草花
道端におおきく成長した犬鬼灯を見た時は、雑草の仲間とひとくくりにしてあまり気にも留めていなかったのですが、落ち葉の中から顔を出した犬鬼灯はとてもチャーミングに見えました。いったいこの花はいつが旬なんだろうと思うほど、よく咲いています。もちろん冬に向かっても花を咲かせ、その小さな花は、他の植物が枯れたり葉を落す頃、やっとその存在に気付くほどです。茄子科なので茎全体が茄子色をして、花後の果実は小指の先ほどの緑色の実をホオズキのようにつけ、やがてそれが光沢を持った黒へと変わります。この色へんげを楽しみにしていると、時に黒に変わる前に抜き取られていることもあります。
この写真の犬鬼灯も、次にそばを通る時は、黒くなった実になって会えますように!
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ピラカンサスの実

2007-12-06 | ガーデニング
今朝は横浜でも初霜が降りました。さすがに師走の声を聞くと、寒さも日毎に厳しくなってくる感じがします。公園の落ち葉も厚さを増し、青い空がぐっと広く感じます。
公園のピラカンサスが真っ赤な実をたわわにつけて、小鳥たちに「さぁ、さぁ、十分に突きなさい。」とばかり、大盤振舞いをしているようです。このピラカンサスは成長も早く、茎には鋭い棘を持ち、どっさりと付ける赤い実はかえって小鳥の餌食となっています。広い庭でもない限り、少し迷惑顔をされるピラカンサスも、ここ公園では、小鳥たちの救世主となって、冬の陽をいっぱい浴びて輝いて見えます。
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晩秋の散歩

2007-12-02 | Weblog
「45分間Myウォーキングコース」と名づけている近所の散歩コースを、小春日和の穏やかな午後、久しぶりに歩きました。数週間前に歩いたときは、まだ紅葉には早く、道端にはノコンギクやそばの花が咲いていたのにすっかり花は終わり、かわりに見上げれば目のさめるような紅葉が始まっていました。眩いほどの銀杏の木、紅葉の代名詞でもある楓の赤や黄色、少し茶色がかった大木はブナの木でしょうか。桜の木にも残り少なくなった真っ赤な葉が枝にしがみつき、気がつけば晩秋のウォーキングは45分を大幅に過ぎていました。
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