小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ムギナデシコ(学名:アグロステンマ)

2008-05-28 | ガーデニング
九州南部、四国地方が梅雨に入り、今年の入梅は少し早そうです。すでに日射しは強く、草花は旺盛な生育を見せています。ナデシコのシンプルなピンク色が庭に咲きそろいました。
それにしても、ナデシコという名の響きのなんと優しいことでしょうか。
細く長くのびた茎に細い葉、ピンク色の五弁の花。このナデシコの仲間にムギナデシコがあります。普通のナデシコよりも茎も葉も細長く、その姿が麦に似ているところからムギナデシコとついたようです。背丈も普通のナデシコより高く、花は外側にカールしています。5月のそよ風にムギナデシコの花が大きく揺らいでいます。
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名前もわからぬまま

2008-05-22 | ガーデニング
まだ世の中が園芸ブームでなかった頃、花のかたちがおもしろくて買った一鉢。その後、地面に下ろしたら毎年株を増やし、その後の2回の引っ越しにも、一緒に住処を替えながら30年。虫もつかず、病気にもならず、名前も忘れて、しっかり我が家に根を下ろしました。この間、この花をあまり他で見ることもなく、もちろん名前もわからぬまま、今に至っているのですが・・・今年も健気に咲きました。
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ツルマンネングサ

2008-05-19 | ガーデニング
5月の明るい光に、庭のツルマンネングサの勢いが止まりません。雑草をものともせず、この季節、確か昨年まで咲いていた立浪草の陣地を乗っ取り、黄色い花であたりを覆い被してしまいました。思ったより根が浅いので、少し他の植物の邪魔になったら、持ち上げるだけで他への移動も簡単にできるという優れもの。その生命力の強さに、本来持つ植物の力をこのツルマンネングサに見ることができます。
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みかんの花

2008-05-15 | ガーデニング
昨日の冷たい雨から、今日は一転して青空が広がりました。庭の草に滴がキラキラ光って、空気も凛として緑が輝いて見えます。
腰の丈ほどの、たった1本の蜜柑の木に今年も花がたくさん付きました。みかんの花の白色は際立って見えます。みかんの花を見ているとまわりの景色までもくっきりと見えてしまうのは、深い緑の葉とのコントラストからでしょうか。「みかんの花」の歌にも歌われている、「はるかに見える青い海」も、みかんの咲く丘からは、さぞくっきり見えたことでしょうか。
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最近の三四郎

2008-05-09 | ガーデニング
犬の1ヶ月の、1週間の、1日のなんと凝縮されていることか、三四郎の様子をみて思います。ほとんど散歩ができなくなってしまいました。後ろ足がもつれて腰からおしりにかけて、すぐへたり込んでしまいます。三四郎お気に入りの庭のウッドデッキの昇り降りにこけてしまうことが多くなりました。体重が3キロほど減ってしまいました。でも食欲はあります。食べたことをすぐ忘れて、何回もトレーを覗きにきます。まだ、まだ、だいじょうぶ。頑張れ!三四郎
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ナガミヒナゲシ

2008-05-06 | ガーデニング

こんなかわいい雛ゲシが、我家にやってきたときは、なんと気のきいた風の贈り物と思っていたところ、翌年から庭のあちこちから顔を出し、なかなかの繁殖力に驚きました。このナガミヒナゲシは、道端にも群生している野生植物で、もともとは地中海原産の帰化植物なのだそうです。色がなんとも可愛らしく、花弁は和紙のような薄さで、5月のそよ風に心もとなく揺らいでいます。でも花後の実は、あの毒を持つケシの実の姿にも似てアヘンを連想してしまいますが、この雛ゲシは別種なので心配はなさそうです。花の可愛さからして、その実にはアンバランスな面白さがあります。そんな折、今日は道端で紫がかった雛ゲシに会いました。とっても素敵でした。


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シラーの季節

2008-05-03 | ガーデニング
同じ季節に同じ場所に、毎年咲く花は、なぜかその場所にとてもしっくりしていて、その花のためにその場所が用意されているように思うことがあります。それが、我家の小さな庭のように、窮屈そうに庭の片隅に咲いた華やかなボタンであっても・・・そこに咲くべくして咲いているように思います。5月の連休の頃、毎年忘れず咲いてくれるシラーもしかり。西向きのフェンスの隙間に春、芽を出し、1ヶ月ほどですっかり成長して、青い星型の花をたくさんつけます。とてもそれは地味な花だけど、今シラーの季節であることを確かなものにします。人の手をかけていないけれど、それは、生きている自然を感じさせてくれる一瞬です。
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