桜のつぼみも一気にふくらみ、桜の木もピンクがかって見えるようになりました。開花宣言に、家の近くの桜は三分咲きといったところでしょうか。この週末あたりが楽しみです。桜の咲く季節になると、「あっ、こんなところにも桜が」と思うほど、桜の花が咲いて初めて桜の木が多いのに気がつきます。ところで、我が家には桜の木はありませんが、「桜」と名の付く花がありました。「アッツ桜」、桜の仲間でもないけれど、この季節桜に似たところから名が付いたのでしょう。桜一色、日本の春ですね。
昨日、夕方になっても風もなく暖かかったので、近くの公園にウォーキングに出かけてみました。公園近くの住民の好意で餌の確保が保障されているホームレス猫達十数匹。その中の一匹を、まだ芽吹きには早い木の上に発見！ 猫たるもの、まさか下りれなくなっているわけでは・・・それにしてもなかなか苦戦している様子！三四郎ならどこまでも、木の上までも助けにいこうが（木に登る犬はまず聞いたことないけど）、と冷ややかに静観する私。と、猫から目を離したその瞬間、すでに着地完了！
ヒイラギ南天のからし色の花が、西に傾き始めた陽を受けて輝き始めた頃、東の空には白いこぶしの花の隙間から、月が顔を覗かせていました。
春の宵を告げる風が公園を包みこんだようでした。
ヒイラギ南天のからし色の花が、西に傾き始めた陽を受けて輝き始めた頃、東の空には白いこぶしの花の隙間から、月が顔を覗かせていました。
春の宵を告げる風が公園を包みこんだようでした。
この２，３日の杉花粉の飛散量は、花粉症の私にとってそれは悲惨なもので、目も鼻も喉も自分の体から少しの間だけでも切り離したいほどです。一番いい季節なのになんとも残念です。
こんな状況では、あまり遠出もできないのですが、今、近所の河津桜が甘いピンク色に染まり満開を迎えています。ソメイヨシノより一足早くお花見のできる伊豆の河津桜にたくさんの観光客が訪れているそうです。もともと伊豆の河津に原木を持つ河津桜ですが、最近はいろいろなところで見られるようになりました。日本の春を代表する桜の先陣をきった河津桜は「初桜」といったところでしょうか。
こんな状況では、あまり遠出もできないのですが、今、近所の河津桜が甘いピンク色に染まり満開を迎えています。ソメイヨシノより一足早くお花見のできる伊豆の河津桜にたくさんの観光客が訪れているそうです。もともと伊豆の河津に原木を持つ河津桜ですが、最近はいろいろなところで見られるようになりました。日本の春を代表する桜の先陣をきった河津桜は「初桜」といったところでしょうか。
どんなに暖冬でも寒さが厳しい冬であっても、やはり間違いなく春はやってきます。今年も紅梅と白梅が揃って満開を迎え、庭がいっきに賑やかになってきました。梅の開花に誘われたように、沈丁花も水仙も咲き始め、春が足音をたててやってくる気配を感じます。ただ、例年と違うこと、それは真っ先に春を告げにやってくるツガイのメジロが今年はまだやってこないこと！！枝から枝へと、梅の花の蜜を吸いながら飛び交う、そのかわいらしい姿を毎年楽しみにしているのに、2羽のメジロは行く先に迷って、我家の小さな庭を見失ってしまったのでしょうか。いっとき、庭の番人（犬）を放棄していた三四郎も戻ってきたことだし、そろそろ姿を見せてほしいなと思っているのですが・・・
先日、ルーヴル美術館展を観る機会があり、久しぶりに上野に出かけました。上野の森の桜の蕾はまだ固く、ただ縦横に伸ばした桜の黒い枝を通して柔らかく明るい陽射しが降り、いつになく上野公園は広く感じました。
押し合いへし合いで賑わう美術館を早々に出て、そのためか、時間が思ったより早かったので、フラフラと隣の動物園に寄ってみました。暦の上では啓蟄、虫たちだけでなく動物達も重い腰を上げ、準備体操でもしているかのようにのっそりと立ち上がったり、歩き出したり、穏やかな動物園の散策となりました。
