小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

熱中症警戒アラート

2023-07-17 | 小さな旅


強い日差しにカサブランカが咲き、梅干しの土用干しも決行!

猛暑の極み! 危険な暑さ! 40℃に迫る! 災害級の暑さ!
連日の暑さに、エアコンの効いた部屋にいるほか、なすすべがありません。
もう、自分の身は自分で守るしかありませんね。

先日、私も「あわや、これが熱中症?」と思う経験をしました。駅までのものの10分ぐらいだったでしょうか。商店街の中、日陰をなるべく気にしながら歩いていました。
駅に着いてから暑いなぁーと思ったので、「水分補給、水分補給」と思ってお茶のペットボトルを購入して電車の中へ、運よく座ることができました。
よく冷えた電車内で読書でも始めようと本を開いたとたん、なんだかぼんやり、買ったばかりのペットボトルのお茶を飲んでも暑けが止まりません。
荷物の中に凍ったスポーツ飲料のペットボトルがあったので、それを握ったり、おでこに当てたり、首に当てたり、飲んだりしていたら、まもなく治ってきました。
熱中症になったら、体にこもってしまった熱を逃がす必要があると聞いていたのですが、凍ったペットボトルで助かりました。

鰻の大好きな私は先週、成田山に鰻を食べに行ってきました
(先週は、この週末ほど暑くなかったのです)


かって川魚料理として振る舞われたうなぎ、今では成田の名物
柔らかくふっくらと焼き上げられて
鰻を食べて、今夏も元気に夏を乗り切りたいもの

お腹いっぱいになったところで成田詣で 成田新勝寺へ
総ヒノキ造りの総門

仁王門

大本堂

三重塔(国指定重要文化財)

釈迦堂(国指定重要文化財)


額堂
文政4年、七代目團十郎は境内に第一額堂を奉納し、「せったい所」の看板を掲げた

        平和大塔

ニュースで必ず取り上げられる成田山の初詣、節分など、「成田のお不動さま」の名で親しまれている成田山新勝寺にはじめて行ってきました。境内も広く、貴重な文化財である寺院建築は、とてもりっぱなものでした。

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千と千尋の世界・・・「四万温泉」

2022-12-24 | 小さな旅

例年より早く、北国は降雪・積雪が記録されているようです。
子供のころは北国のシンシンと降り続ける雪にあこがれもしましたが、近年の気象変動による雪国の災害は、雪下ろしの高齢化や、道路の渋滞、停電など深刻な問題となっています。
一日も早い解消を願わずにはいられません。

今年も残すところ1週間あまりとなりました。なんと1年の経つのがはやいこと、加齢による体力の衰えは年々加速していますが、なんとか健康でコロナにも負けずに一年を過ごすことができました。

今年最後の旅行に、群馬県の四万温泉に行ってきました。
泊まった温泉「積善館」はジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったという湯宿。孫と一緒にどれだけアニメ映画を観たことか、主人公の女の子千尋が赤い橋を渡ると、その先に広がる油屋の世界・・・


挿入歌とともに忘れられないシーンです。

夜の油屋からは神たちの湯舟に入っている声が聞こえるよう・・・


この旅館は、昭和5年に建てられた木造建築、日本最古の湯宿として
群馬県の重要指定文化財にも登録されています。

3つの建物が重なるように建てられた重層構造の造りになっています。

その建物間をドーム型のトンネル「浪漫のトンネル」が繋いでいます。
ドーム型の壁からは温泉水がしみだしたりして、とても趣があります。

窓枠や手すり、襖など物語のシーンを彷彿とさせます。

四万温泉は、その名のように四万種類もの病に効くという名湯で、
昔から多くの客が湯治して、身体を癒したことだと思います。
その泉質はやわらかでいつまでも浸かっていることができるほどでした。

アーチ型の窓に高い天井、床すれすれの石造りの浴槽は国の登録有形文化財にも登録されています

もちろん、中の撮影は禁止です!

ちなみに宮崎駿監督は、この撮影場所を
「いろいろな場所の要素がはいっていて、特定のモデルではない」と言っています


温泉町の中に四万川が流れています
川辺にある共同浴場

カフェで飲んだカプチーノにも温泉マーク

運よく、訪れたのは先週の週末
今週は、この温泉地にも雪が降り続いているのでしょうか。

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ジャカランダの花

2022-06-15 | 小さな旅

本格的な梅雨のシーズンに入りました。シトシト降る雨は風情があって好きなのですが、重い雨雲に覆われると、どうしても気分は滅入ってしまいます。

でもこの値上げの昨今、せめて雨雲が農作物を育てる恵みの雨になることを祈って、少しでも野菜の値上げストップに貢献できるよう、この鬱陶しい梅雨の季節を楽しみたいと思います。

先週末、熱海にでかける機会があり、思わぬ花との出合いがありました。もう10年以上も前、教室に見えていた方がオーストラリアの旅行先で、ジャカランダの花で真っ青に染まった並木道が素晴らしかったと聞いたことがありました。

この花は日本国内では数少なく、名所としては宮崎と熱海だけだということです。是非見てみたいと思いながら時期が合わず機会を逸していました。梅雨頃咲くと聞いていたので、もしやと思っていたところ、なんとちょうど満開のジャカランタを見ることができました。

熱帯地域を中心に分布する世界三大花木のひとつ
高さは10メートルにも達する高木


なかなか気まぐれの花のようで気候の関係で全く開花しない年もあるようです
一つの房にラッパ状の青紫の花がたっぷりと


海岸近くのジャカランダ遊歩道には、
熱海の姉妹都市ポルトガルのカスカイス市から送られた100本あまりの若木が育っています


ジャカランダの咲く遊歩道近くの糸川添いには
たわわにブーゲンビリアの花も咲いていました






色づいた花びらに見える部分は
花を取り巻く葉で3枚から6枚あります

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水芭蕉を見に

2018-03-20 | 小さな旅

水芭蕉の歌は、夏が来れば思いだす~♪の唱歌「夏の思い出」で歌われているので、つい5月か6
月の花だと思ってしまうのですが、これは尾瀬の水芭蕉を歌っているわけで、一番身近に見るこ
とができる水芭蕉は、箱根湿性花園で3月が見頃です。

昨年、水芭蕉を箱根湿性花園に見に行ったのは3月10日でした。この時は、やっと目覚めたばか
りの水芭蕉でまだ痛々しいほどでした。

今年は、昨年より1週間遅い3月18日に出かけてみました。


しかもこの日は、冬季に休園していた湿性花園の開園日にあたっていました。さっそく水芭蕉の
水湿地に行ってみると、ちょうど見頃の水芭蕉があちこちの水路から顔をだしていました。


真っ白い苞に包まれた黄色い花も顔を出して、なんとも初々しく感激しました。
                                   水芭蕉の後ろ姿


水芭蕉に目を奪われている間にも、湿性花園のあちこちから早春の足音が聞こえてくるようです。

なんとユニークな花、ザゼンソウを見つけました。
花の色と形が、お坊さんの座禅を組む姿を思わせるところから命名されたとか


カタクリの花
カタクリが地上に姿を見せるのはこの季節だけ、5月には葉も枯れて翌春まで球根のまま眠りにつ
くとか。


ミスミソウとフクジュソウ


馬酔木とセツブンソウ


ショウジョウバカマと青の可憐な花エゾエンゴサク


里には桜の開花の便りが聞かれ、ただ箱根はまだまだ早春の趣が・・・冷たい風が肌を刺してい
ましたが、水面に映る雲は紛れもなく春の訪れが感じられました。

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一気に秋は深まり

2017-11-07 | 小さな旅

今までの悪天候を取り戻すかのように、見事に晴れた連休でした。庭の菊が香り、葉が色づき、
秋の陽を惜しむかのように小さな庭も輝いて見えます。

連休はどこも紅葉狩りで道路も渋滞が予想されたので、なんとか渋滞にハマらない行先はと考え
て千葉方面に目を向けました。
久里浜からフェリーで金谷港に渡り、美味しいお寿司を食べるというのが大きな目的!
ただ鋸山は、金谷港から目と鼻の先なので、以前ロープウェーを使って鋸山の展望台に行ったこ
とはあるので、今回はお天気もいいので歩いて鋸山に登ってみようということになりました。

久里浜のフェリー乗り場の駐車場に車を置いて、8時20分久里浜発千葉の金谷港まで40分の船旅。
カモメが人にもよく慣れているのでしょう。デッキに出るとよく頭上を飛んでいきます。


鋸山山頂へのアクセスは、いくつかコースがあり、難易度の高い沢コースは以前、このブログの
コメント欄に書いてくださるkurakさんが登り大変だったことを思い出し、このコースは避けて、
昔房州石を切り出し、石切り場から麓までの運搬に使われた車力道コースを選ぶことにしました。

鋸山は標高329メートルですが、ほぼ海抜0メートルから登るので、それなりの厳しい登り道が
続きます。
この車力道は、車力と呼ばれる女性たちによって、1本80Kgの房総石3本を「ねこ車」と呼ばれる
荷車に乗せてこの急坂を引きずり下ろし、麓や港に石を下ろした後は、ねこ車を背負って石切り場
まで坂を上り、一日三往復もの重労働であったと石切り場の歴史板に書かれていました。
産業遺産として当時の繁栄を物語ることもできますが、一方でその労働はどんなに過酷なものであ
ったかと、車力道に刻み込まれたねこ車の車輪の跡を歩きながら思いました。

切り立った石切り場の跡と洞窟


鋸山の頂上は、名の通り鋸の刃のようなアップダウンが続くので、山頂は視界もあまり開けていま
せんでした。
展望台からは、保田方面がよく見えました。

伊豆箱根方面も開け、かすかですが正面に富士山も捉えることができました。

おっとノコンギクと見間違いそうに、ダイモンジソウが岩肌に咲いていました。


午後1時半、金谷港に着きました。なかなか変化に富んだ楽しいハイキングでした。
この日の目的、美味しい地魚のお寿司にもありつけて大満足でしたが、写真を撮り忘れてしまい
ました。

晴天に恵まれ、この日の秋の空は格別でした。

山の木々の合間から見た秋の雲


海から見た秋の空は広く、高く


夕日と雲が織りなす秋の空

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箱根の夏

2017-07-29 | 小さな旅

冷蔵庫のトラブルでブログの記事が後先になってしまいましたが、先週末に箱根に
行ってきました。

森の中に建つポーラ美術館

目的はポーラ美術館の企画展「ピカソとシャガール」。
20世紀の芸術を牽引した全く作風の違う2人の作品を同時に観ることのできるこの企画は、
とても興味深く面白いものでした。革新的で奇抜な絵を描くピカソと柔らかな色彩と表現
のシャガール。2度にわたる世界大戦を経験した二人の作品は、愛と平和という不変のテー
マの中に独自の世界観を観ることができました。

常設展では、西洋絵画を中心に観て回りましたが、こちらはほとんどの作品がカメラでの
撮影がOKでした。(ピカソとシャガール展は撮影禁止でしたが)

クロード・モネ「睡蓮の池」


ルノアール「レースの帽子の少女」


マティス「リュート」


都内の美術館と違い、人も少なく、好きな絵の前では急がされることもなくゆっくり観るこ
とができ、とてもよかったと思いました。
園内の広い敷地内は遊歩道となっていて、小鳥のさえずりなど聞きながら気持ちのいい森林浴
ができるようになっていました。
まさか自宅では冷蔵庫の中の氷が溶けだしているとはつゆしらず、ひさしぶりにゆっくりと過
ごしました。

帰りに、箱根湿性花園にも寄ってみました。さすが高原の植物園、こちらはすでに初秋の
趣さえ感じ、これからの厳しい暑さを忘れさせる風が吹いていました。

ミソハギ、ギボウシ、オカトラノオ、桔梗、シモツケ、カンゾウ、カワラナデシコ


ミズカンナ


コオニユリ


仙石原のススキも若葉色

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秘境・赤沢宿

2016-11-09 | 小さな旅

我が家のツワブキはなかなか気難しくて、咲いても1,2輪の年が多かったのですが、
今秋は葉を間引いたところ、少しだけ多く花が咲くようになりました。

 今週月曜日、友人夫妻と4人で新幹線の新富士駅よりレンタカーで、かって日蓮宗の総本山
「身延山」と修験霊山「七面山」を結ぶ宿場町として栄えた「赤沢宿」を訪れました。

この宿場は山梨県南巨摩郡早川町に位置しているので、まず身延山久遠寺に寄ることにしました。
52号線をひたすら上ります。

まず、久遠寺の玄関総門を潜ります。この後、三門まで長い門前町が続くのですが、車でスルー
してしまいます。時間に余裕さえあればぜひ歩いてみたいと思いました。


三門、唯々でかい!その全容をカメラに入れるのには夫が我々3人を残してだいぶ後ずさり!、
なんとか入りました。
三門とは山門(?)と思ってしまうのですが、これは「空・無想・無願」の仏教の教えに
ならっているのだそうです。

それに菩提梯287段が続きます。車だとここを迂回するように本堂脇の駐車場に向かいます。
帰りは歩いて下りたのですが、膝は悲鳴を上げていました。


身延山久遠寺本堂と身延山山頂・奥之院を結ぶロープウェイは、全長1665メートル
標高差は763メートル。
歩くと2時間半、日蓮上人は毎日風雨も厭わず登られたとか。
私たちは、身延山に生息して天然記念物にもなっているブッポウソウ(仏法僧)を
ロープウェイの中で録音された鳴き声を聞きながら難なく山頂(標高1153メートル)に
到着しました。
ここからの眺望は素晴らしく東には富士山の姿が。

        
眼下には富士川が蛇行して見えます。

北側にはお天気も良かったので南アルプスの山並みも眺めることができました。

身延山久遠寺の懐の深さ、大きさに驚きました。

身延山を後にして車を走らせること3,40分。赤沢宿を目指しました。

明治・大正期には1000人ほども宿泊したと言われている講中宿はすでに数件が往時の
面影を残しているのみですが、現在は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

集落は山の斜面にへばりつく様に石垣の上に家並みがあり、石畳の細い道が続きます。
ひと一人出合いません。限界集落となっているようにさえ思われました。

                            軒下に並ぶ講中札。


深い山がかさなり、風の音さえも山間に吸い込まれそうな静寂さがありました。

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新大久保見聞

2016-05-19 | 小さな旅

桜の頃の柔らかな春の陽は影を潜め、5月の陽光はキラキラと輝き、庭の花も花芯まで深く光が
降り注いでいます。


白いカラーも、さらに白さがくっきりと映り、オダマキの複雑な花のつくりにも隅々まで陽が届いて
いるようです。初夏の装いに、季節はまた一歩進んだようです。

先日、韓国通の友人の案内で、韓流スターグッズが揃うお土産屋さんや韓国の食材や雑貨が揃う韓国
スーパー、韓国料理店、エステのお店などが軒を連ねる新大久保のコリアンタウンを初めて歩いてき
ました。
一時ほど韓流ブームは去って落ち着きを取り戻してきたと言われていますが、たくさんな人で賑わっ
ていました。

街の匂い、流れてくる音楽、看板、行き合う人の顔(お店の人は韓国の人が多い)など、異文化の香り
のする街にちょっと触れただけでも、ふだん見慣れないものに接することは、日常を出て旅に出たよう
で、こんなにも刺激的なものかと、とても楽しい時間を過ごしました。


ランチメニューは、上段:ニラチジミ、サムギョプサル
下段:ケランチム(韓国の茶わん蒸し)、海苔巻き、プルコギ

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鶴見川ウォーク 第2回目(新羽橋~田園都市線 市ヶ尾駅)

2016-04-24 | 小さな旅

先週は、鶴見川を河口から源流へ向かって歩くウォーキングの2回目でした。
2カ月ぶりの鶴見川は、桜並木もすっかり新緑の並木道となっていましたが、
川岸はどこも菜の花が咲き、気持ちのいい鶴見川ウォークとなりました。

今回は、ブルーラインの新羽駅からのスタートです。

青い橋の新羽橋

川が大きく蛇行すると、支流鳥山川と鶴見川の合流点から、鳥山川に架かるワールドカップ大橋が前方に
みえてきます。

まもなく新横浜大橋を過ぎると、広大な新横浜公園で日産スタジアムもあり、道路も綺麗に整備されていて、
イベントが行われている時はどんなに人出も多いことかと思いますが、この日は平日でもあり、とてものどかでした。

また大増水時には、水門を開けて貯水池として流域の人々の命を守る役目を果たす新横浜公園は、
爽やかな風がこの広い公園を吹き抜けていました。


前方の2段高架橋は、横浜環状北線・港北ジャンクションの建設現場です。
小机大橋を過ぎると、第三京浜道路の下を通ります。


横浜線鴨居駅近くに鴨池大橋が架かり、この橋の先には「ららぽーと横浜」があり、通行人もとても
多く感じました。
橋のアーチの中から富士山をみることができるそうですが、残念なことにこの日は富士山は顔をだして
くれませんでした。

川は蛇行を繰り返しながら、落合橋に架かります。


橋桁の白い袴が特徴的な姿の美しい橋として、鶴見川の橋ベスト3に選ばれているそうです。
落合橋を過ぎると間もなく、恩田川との合流点。鶴見川は大きく右に曲がります。ここ鶴見川一帯は平らで
河川敷がありません。

横浜市営地下鉄グリーンラインの鉄橋を渡ります。川和町駅がまもなくあります。

鶴見川流域は、横浜線や地下鉄駅もあり、どこからもエスケープができるのですが、今回は頑張って、
田園都市線の市ヶ尾駅まで距離を伸ばしました。

今回、鶴見川を歩き印象的だったのは、鶴見川に架かる橋は車専用のものが多く、その脇に人道橋や
水道橋が多く架かっていたことでした。

鶴見川流域の人口密度は日本一で、かっては水質汚染度ワースト1と言われていましたが、水質が格段
良くなったと言われているのは、汚水処理施設が整備されているからでしょうか。
河川に水再生センターの水門などが多く見られました。

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鶴見川ウォーク 第1回

2016-02-20 | 小さな旅

昨日までのお天気は一変、今日は春の嵐に雨足も一段と強くなってきました。
春の穏やかなお天気は、こんな激しいお天気を繰り返しながらやってくるのでしょうか。

先週、いつものウォーキング仲間と、今度は鶴見川を河口から源流に向かって歩き始めました。

まず河口の最寄り駅JR鶴見線の国道駅からスタートです。義理の伯父が住んでいたこともあり、この駅には
何度か下りたことがありましたが、昭和の時代から時が止まってしまったようなレトロな雰囲気の駅です。

この駅舎をでるとすぐに鶴見川にでることができます。臨港鶴見川橋を渡り、1キロも河口に向かって歩くと、
鶴見川河口から0mの標識があり、潮のかおりもして、この先が東京湾ということになります。

さぁ、いよいよ全長42.5キロの川の旅のはじまりです。
河口から1.0キロポストに「潮田の渡し場」があります。江戸の時代に船が鶴見川を渡っていたのでしょう。
JR東日本や京急線の鉄橋、交通量も多い幹線道路などの橋、また水道橋も架かっています。

河口から鶴見川は、しばらく河川敷がなく、護岸はコンクリートで固められているので、川はぐっと近くに見えます。
ほとんど川の流れを感じないのは、河口から源流の高度差がたった100メートルということからでしょうか。

空も高く、橋も明るい感じがします。
河川工事が行われているところには、警戒船が停泊しています。

鶴見川と矢上川の合流点、鶴見川は左側につづきます。
矢上川は、川崎市宮前区から川崎市内を縦断した後、ここで鶴見川と合流します。

河口から9.1キロ地点、前方には東急東横線の綱島駅付近、綱島街道が走る大綱橋が見えてきました。

早渕川の合流地点、鶴見川は左手に大きく蛇行しています。
この早渕川は横浜市青葉区を通って鶴見川で合流する支流です。

今回は、この先の新羽橋まで進みました。ブルーライン新羽駅から帰路についたのですが、
河口から新羽までの鶴見川は、ほとんど流れを感じないほどでした。
次回は、この川はどんな姿を見せてくれるのでしょうか。

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