小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

今年は椿の開花も・・・

2012-03-25 | ガーデニング

降りそそぐ陽射しは柔らかく春を感じますが、風はひんやりまだまだ油断できない天候が続いています。
冷たい雨の上がった昨日、そろそろツバキも見頃を迎える頃かと思い、茅ケ崎の氷室ツバキ庭園に、出かけたついでに足をのばしてみました。
茅ケ崎の駅から徒歩15分ほどの所にある氷室ツバキ庭園については、一昨年もブログに載せていました。
日付を確認すると2月25日に出かけていて、すでにその年は満開でした。
今年はツバキも開花は1か月ほど遅いようで、まだまだ固い蕾のツバキも多く、やはり今年の何時までも続く寒さを物語っているようでした。

ツバキと言えば、真っ赤な一重の藪ツバキをイメージすることが多いのですが、ここは250種類以上の品種があり、色も「黒椿」と言われる濃い深紅色から、薄い桃色、真っ白、絞りと揃い、花弁も一重から、いろいろな重なりかたがあって、その表情の多さにお気に入りのツバキに出合えるのもうれしい限りです。


また、何と言ってもこの氷室ツバキ庭園の主であった、故氷室ご夫妻が交配し、作り出した「氷室雪月椿」は、ピンクと白の絞りの中に紅色が混じった品種で、その端正な花に思わず見入ってしまうほどです。

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明日は春分ですが

2012-03-19 | 日常

春一番は、立春から春分までの間に、初めて吹く強い南寄りの風を指すそうですが、今年はまだ発表がないようです。となると、明日は春一番の期限切れ。この寒さでは期待も薄そうです・・・。

春の訪れとともに咲きだすタンポポに、今年はまだあまりお目にかかっていないように思います。あの春の陽射しのような輝きと幼稚園児のような天真爛漫な表情に、タンポポが咲き出すと暖かくなる幸せを感じることができるのですが。

出かけた途中で「土佐ミズキ」の花を見かけました。その控えめなクリーム色の土佐ミズキの花こそが、今年の不安定な気候を申し訳なさそうに語っているようで、少し頼りないこの色が浅い春の証のように見えてしまいます。

春よ 来い!

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被災地に春を

2012-03-11 | ガーデニング

被災地東北地方は今日も雪が降り、まだ春は遠い感じすらします。
あの日、暮らしのすべてを失った被災地の方々の悲しみや絶望、この1年のご苦労を思うと、被災者の方の頑張りが希望へと繋がっていくことを祈らずにはいられません。
一昨年の3月11日を機に、私たちでさえ、その取り巻く生活は大きく変わったように思います。
暗くなれば灯りがつき、電化生活は難なく享受するものと思っていました。
その供給源である電力の根底を揺るがした原発問題。近い将来には高い確率で起こると言われている巨大地震。
多くの不安をかかえながら、どのようにして安心した生活を確保していくのか、問題は山積みです。

庭では、やっと咲きだしたクロッカスの花、冬の冷たい土の中で育んだ球根が、浅い春に芽を出し、黒い土から顔をのぞかせたように咲き出しました。
そっと寄り添っているようなそのやさしい姿に、被災地に一日も早い復興をと思わず手を合わせました。

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梅一輪・・・

2012-03-08 | ガーデニング

一昨日の暖かさは本格的な春の兆しかなと思われたのですが、その後、期待した春の陽射しはなく、今にも雨が落ちそうな曇天が続いています。明日からはまた冬の寒さに戻るとか・・・。

お天気は次々と目まぐるしく変わり、青空が広がったかなと思ったら、次々と低気圧が押し寄せて、なかなか暦どおりに季節がすんなりとは行かず、暖かい日があると、その思わせぶりに春への待ち遠しさはひとしおです。

ほんとに久しぶりに庭におりました。
例年なら満開の梅が今年はやっと一輪二輪と・・・。
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」は、厳しい寒さの早春にほころび始めた頃を歌ったものでしょう。
ここにきて、3月になってもなお「梅一輪」は、やはり今冬の寒さの厳しさを物語っているようです。

いつも2月に見頃を迎える河津桜さえ、1か月ほど遅れているとのことですから。

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