小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

立てば芍薬、座れば牡丹・・・

2009-04-28 | ガーデニング
一昨日の大雨で、牡丹の花はみごとに散ってしまい、無残にも花芯があらわとなっていました。
いずれの花も、花の散り際はどこか儚く、名残惜しく感じるものですが、牡丹の花は、豪華で妖艶なだけに、咲いた時との落差が大きく、少し戸惑ってしまうほどです。
多分それは、「立てば芍薬、座れば牡丹」の形容にあるように、美しいものにはいつまでも変わらぬ美しさをイメージしてしまっているからでしょうか。
それにしても、牡丹も藤も、今年は連休の頃咲く花が一斉に咲いて、花の季節が凝縮されているように思います。
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タンポポの旅たち

2009-04-24 | 野の草花
春がまだ浅い頃は、日溜りに肩を寄せ合うように咲いていたタンポポの花が、あっという間に、黄色い花を野辺のあちこちに散らせ、その様は園庭で春の陽を浴びて遊ぶ幼稚園児のように見えます。
今朝、出会ったタンポポは、もう旅立ちの準備が整っているかのように、ふっと吹けば一斉に飛び立ちそうでした。完璧なほどの球形をした綿毛は、最後の一瞬まで仲間と一緒にいられるように、そして、どこまでもどこまでも飛んでいけるように、その計算され尽くした綿毛のすがたに、たんぽぽの深い愛を感じました。
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花苗の交換の楽しさ

2009-04-20 | ガーデニング
春は、秋に撒いた種が一斉に芽を出し、花を咲かせる楽しい季節です。
昨秋、ネモフィラの種を撒いた近所の方から、苗をいただきました。お返しに蕾をもったヒューケラの株を差し上げました。
この「あげたりもらったり」は、花の種類を絶やさない、そして花の種類を増やすために欠かせない、花友達の輪です。以前、絶滅危機にあった我が家のくちなしは、差し芽で増やした友達から、また分けてもらいました。また、小さな株がお嫁に出した先で増えていくのは、なんともうれしいものです。
ネモフィラの株は、この春、我が家で大きな株となりました。
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頑張っています! 三四郎

2009-04-16 | ガーデニング
お互い睡眠不足にならないようにと、夫とふたりで睡眠時間を2部制にして、夜中の3時に三四郎の介護を交代し、対応してきた三四郎の夜鳴きは、最近ほとんどなくなりました。
11キロあった体重は、7キロを割ってしまいました。食事も私たちの手のひらからやっと食べ、おしっこも膀胱にいっぱい溜まってしまい、人の手を借りないと出なくなってしまいました。
長時間家を空けるときは、動物病院にショートステイします。病院のお医者様が「三四郎君、頑張っているね」と褒めてくれます。時々、帰省した子供達が「三四郎、また会えたね」と頭を撫でていきます。もう、三四郎の生命力に感服です!
今日も穏やかに日が過ぎていきます。
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鎌倉源氏山の八重桜

2009-04-13 | Weblog
花の命の短さの代名詞でもあった桜の花が、今年は1週間もの間楽しませてくれ、いよいよハラハラと散り始めたかと思ったら、すっかり色も香も褪せて桜吹雪となり、その散り際の潔さに、桜の儚さを感じるところですが・・・。
次々と咲き出す春の花に、さぁ、今度は八重桜が咲きだす頃とばかり、昨日、鎌倉源氏山に八重桜の様子を見に行ってきました。幾重にも重なった花弁がぼんぼりのような房をつけて、八重桜は満開となっていました。





折りしも新緑の鎌倉は、鎌倉祭りの初日とぶつかり、鶴岡八幡宮とその周辺はたくさんの人で賑わっていました。


生憎、午後3時から始まる「静の舞」は、次の用事と重なり観る事ができませんでしたが、舞殿を囲むように、鶴岡八幡宮への階段にも、舞を待つ人でいっぱいでした。

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多肉植物 「錦晃星」

2009-04-10 | Weblog
今年は一斉に咲きだしたソメイヨシノも山桜も、そろそろ盛りを過ぎて、今私の散歩コースにある枝垂桜が満開を迎えています。次は八重桜ですね。
桜の見事さに目を奪われている一方、わが家に3ヶ月ほどの間、咲くのか咲かないのか、咲いているのか、問うてみたい花があります。
今年はじめて蕾をつけました。多肉植物の「錦晃星」、3ヶ月間ほぼ同じ状態です。最近、この花が少し萎みかけてきて、やっとこの5分咲きが咲いた状態なんだと納得したところです。ネットで調べたら、別名「金魚の花」。確かに金魚鉢のようでもあり、金魚がパクパク口を開いたようでもあり、花の世界もなかなか個性的。
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桜、満開を迎える

2009-04-05 | ガーデニング

横浜もやっと桜の満開を迎え、昨日は春うららかな一日となりました。花冷えが続き、咲きそうで咲かない桜を気にすること1週間。満開を迎えた桜は街全体が花霞にかかったようで、公園や街路、庭や遠く野山などから浮かび上がったような桜の花に、こんなにも多くの桜の木があったのかと驚かされます。
また、その咲き方の見事さに、あらためて桜のすごさにも驚かされます。どの桜にあっても「日本一」と思うのは、この花こそ日本のどの風景にもピッタリするからなのでしょうか。
近くに流れる柏尾川沿いには桜を愛でる多くの人出がありました。





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