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小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

名は体を表すと言うけれど ・・・植物の名前

2017-06-15 | ガーデニング

やっと梅雨らしいお天気になってきたと思ったのも束の間、アジサイには少し気の毒な
晴天が続いています。
やはり、雨が降ってこそアジサイには風情があると思うのですが・・・。

庭の片隅にこんな花が咲いています。

名前は「ゴールドコイン」、花弁の先を切り揃えたような、まん丸い黄色い花。
確かに金貨のように丸く、金貨のように光って見えるけれど、こんな可愛い花を硬貨に例えな
くても、と思ってしまうのですが。

花の名前は、その植物の持つ風情や雰囲気からついていることが多いように思います。
蛍が宿りそうなホタルブクロ、帆掛け船をつりさげたようにゆらゆらと揺れるツリフネソウ、
風のささやきを知ってか知らぬか風知草、日が暮れるのを待っていたかのように咲く宵待ち草
など、ほんの身近な花からも、その花の風情を感じることができるのですが、ゴールドコイン
の命名はどうも、あまりにも俗っぽくて花の名前としては似合わないように思ってしまうのは
私だけでしょうか。

緑化よこはまフェアは6月上旬で幕を閉じたようですが、この日曜日、山下公園の近くまで行
ったので寄ってみました。
バラの花が満開で、花壇の植物は丈を伸ばし初夏の装いでまた見事でした。







アーティチョークの蕾


そろそろ入梅の季節

2017-06-06 | ガーデニング

すっかり青葉が茂り、アジサイの花が色づき始めると梅雨の季節が近づいてきた感じがします。
今週辺りが入梅とか、梅雨時にシトシト降る雨の朝はとても静かで好きですが・・・
なんとか、土砂崩れを起こすような長引く梅雨でないことを!
大地を潤す恵みの雨となってくれますように!

友人から小さな苗でもらったバイカウツギ(梅花空木)、やっと30センチほどになって、今年は
花を5輪ほどつけました。

梅の花に似ているけれど花弁は4輪で、茎が中空なところからウツギにも似て、花と茎を合
わせて「バイカウツギ」、ほのかに香りもあって、とても爽やかです。

白い花で梅雨を迎える小さな庭
葉に斑入りのツユクサ                    クレマチス「白万重」

カンパニュラ               カスミソウ

鎌倉にアジサイの季節がやってきました。どこの寺院にもアジサイが咲き揃うとたくさんの
観光客が押し寄せてきますが、「イワタバコ」の花もこの季節、鎌倉に咲く代表的な花だと
思います。

昨年、鎌倉ハイキング中に、岩肌の崖っぷちにイワタバコの群生地を見つけました。

花の季節ではなかったのですが、葉がタバコの葉に似ているので間違いないと思い、今度咲いて
いる時に訪れようと、今年の入梅時を楽しみにしていました。
ちょっと早いかなとも思ったのですが、行くチャンスを逃してはと思い、出かけてみました。

日陰のジメジメした湿った岩壁に根を下ろし、たくさんの蕾をつけていましたが、やはり少し
早かったようです。この季節、もう一度訪れることができるといいのですが・・・




もう少し経つと、花径が伸びて紫色の星型の花が開きます。


10年ぶりの腰痛は・・・

2017-05-28 | ガーデニング

モミジは紅葉だけでなく、青モミジもすばらしい!


しばらくご無沙汰していました。
10年前に腰椎滑り症と診断されていた腰痛がこの10年間影を潜めていたのですが、先週少し
長めに椅子に座っていただけなのに、突然痛み出し、その夜は一晩中、座っても歩いても横に
なっても痛くて、翌朝我慢できずに整形外科に飛び込みました。
レントゲン結果では10年前とあまり変化はなかったのですが、久しく忘れていた腰の痛みに
すっかり弱気になって健気にいろいろなことを考えました。これからのスケジュールどうする?
キャンセルの連絡も何件か入れなければ、それより元に戻るんだろうかなどと、不安になった
りしましたが、なんとすっかり復活しました。

このいい季節に少し損したような5月でしたが、もう今週で5月も終わり、いよいよ梅雨のシー
ズンも間近となってきました。

庭は、まだパンジーも元気に咲いていて、夏の花の出番はもう少し先のようです。
この季節、思ったより我が家では紫色の花が咲いているのが目立ちました。

上段左からバリエガータ、コンボルブルス
中央はブルーサルビア
下段はバンマツリ、アルペンブルー


少し前になりますが、大岡川を源流に向かって川沿いを歩いたウォーキングは、大岡川源流に
到達しました。
みなとみらいの河口から全長14キロメートル、源流は横浜市磯子区円海山(標高153メートル)
のふもとにありました。ほとんど横浜の街中に流れていた大岡川でしたが、源流は細い水路とな
って、最初の一滴は枯れ葉の中から沁み出ているようでした。


ウォーキング仲間と五月晴れだった中旬、JR横浜線中山駅から四季の森公園を通って、全国都市
緑化フェアが行われている里山ガーデンを歩いてきました。



市内最大級と言われているお花畑、すでに春の菜の花やチューリップの季節は終わっていましたが、
ポピー、ナデシコ、ペチュニア、サルビアなどが花壇を彩っていました。


母の日って

2017-05-16 | ガーデニング

日毎に新緑は緑を増して、木陰を作り、吹き抜ける風はほんとに気持ちがいいです。
カルフォルニアに転勤した長男が出張で一時帰国、家の近くの溢れるほどの緑にとても感激
していました。落葉樹が多く、近年さらに亜熱帯化した日本の初夏は緑が多く、そのの心地
よさは格別と私も改めて思いました。

庭のアストロメリアも溢れんばかり


庭のあちこちからフウロの仲間たち



シレネユニフローラの正面の顔と横顔


ジエビネ            ツボサンゴ           羽衣ジャスミン

日曜日は、母の日でした。子供たちが母の日でもあるし、久しぶりに兄弟(その家族)みんな
実家に集まろうと言うことになりました。
母(私)はたいへんです。数日前から当日のお料理のメニューを考え→買い物→仕込み→買い物、
当日を迎え、みんなが集まる時間に合わせて、半日は料理に時間が掛かったでしょうか。
前菜からメイン、デザートまで揃いました。夫についにグチりました「母の日ってなぁーに」と。
その様子を見て夫が一生懸命手伝ってくれました。


みんなが揃い、それぞれからプレゼント進呈!飲んで食べて笑って騒いで、嵐が去っていきました。

もう一度自問してみます「母の日って!」
きっと我が家にとっては、まだ元気な母の手料理が食べられて、みんなが健康で顔を合わせられる
日なのかな、とすると私は自分の健康に感謝し、家族に感謝する日なのかもしれないと納得をした
のでした。


冬を乗り切って、なお鮮やかに

2017-04-16 | ガーデニング

不安定なお天気もやっと安定して、春の空がやってきました。
ひと冬、庭の片隅で咲いていたキンギョソウとネメシア、今このエネルギッシュに満ちた花を
見ると、寒い冬を乗り切った自信さえ感じます。

勿忘草も特に軒下でもなかったのに、霜にも雪にも耐えて、今可愛い花が付きだしました。
まだまだ背も伸びていくでしょう。控えめさと初々しさ、やっぱりこの花は誰の心にも留
まる忘れな草なのでしょう。

桜も3月の低温と雨が続いたことで、結局随分長い間、桜を楽しんだことになりました。
今日は、桜の季節の最後にと、花筏を期待して、今シーズン2度目になる大和の千本桜の
引地川の川沿いを歩いてみました。
桜の花に代わって、すっかり若葉が萌え出し爽やかな季節の到来を感じました。

時に桜吹雪が雪のように舞い、川面にはおびただしい桜の花びらが、花筏となって留まっ
たり離れたり、花弁が無数に流れていました。



野バトのつがいでしょうか。初夏を思わせる暑さに水浴びも気持ちよさそうでした。


一輪は一輪の・・・

2017-03-25 | ガーデニング

やっと冬あやめが1輪だけ咲きました。冬の間に咲くあやめは丈夫で花付きも良いのですが、
今年はなぜか1輪だけ、いくら葉をかき分けても蕾はなさそうなので今年はこれで見納め!
でもこの1輪だからこそ愛おしいんだとも思いました。

茅ケ崎にある氷室椿庭園の椿が見頃かと、桜の華やかさに目を奪われる前にと出かけてみました。
ところが、椿はほとんどが咲き終えて比較的花期の長い花なのに3月下旬では遅すぎたようです。
この椿園は、三井不動産の元副社長である氷室氏の別荘だった庭園が茅ケ崎市へ寄贈されたもの
で、椿の種類は200種類以上、なかでも黒椿と、氷室氏の夫人である花子さんが育成した品種
「氷室雪月花」が有名です。
ほとんど咲き終えた椿が多い中で、この「氷室雪月花」は、咲いている花の数も多くうれしく
なりました。

有形文化財への登録も進められている氷室椿庭園の建物と氷室雪月花

たわわに見事に咲いた椿もすばらしいけれど、最後の木の枝に残った椿の花も何かもの言いたげで
それぞれ表情が違って見え、我が家の冬あやめではないけれど、1輪は1輪の愛おしさがあるもの
と思いました。でも来年は時期を逃さずに行こうと。

上段は左から「隠れ磯」、「呼子鳥」、「紅唐子」

中段は匂いのする木に咲く「フレークランドピンク」と「散椿」
下段は「いわねしぼり」、「ピーターパン」、「サンダイアル」


箱根湿性花園の水芭蕉

2017-03-13 | ガーデニング

梅が咲き終わり、河津桜などの早咲き桜が咲いて春の到来が確実なものと思っていたのに、
気温は春への期待に反して冬の寒さが戻ってしまいました。
この低温はしばらく続くとのことです。

箱根湿性花園の開園は例年だと3月の末、今年は湿性花園の水芭蕉を見逃すまいと(いつも、
水芭蕉が咲いている時を見逃して、おばけのような葉っぱの時にしかお目にかかれなかった
ので)、今年は気を付けようと、湿性花園のホームページを確認してみると、なんと今年は
園内の整備が早く終わったので、3月10日開園、水芭蕉はすでに咲き出しているとのニュ
ースに、この日の予定を変更、早速箱根に向かいました。

予想外だった開園日に、人はまばらで、まだ早春の趣きの園内は木々の芽も堅く、それでも
足元にフクジュソウが春の陽を浴びて、寄り添って日向ぼっこでもしているように見えました。


早速、水芭蕉のエリアにいってみました。

咲いている!咲いている!「やったー」と思いましたが、厳しい長い冬からやっと目覚めた
感じで、その苞の先はまだ痛々しいほど、黄色い花を守るようにそっと開いた姿は白色とい
うよりオフホワイトで、生まれたばかりの初々しさのようでした。



水芭蕉の季節にむけて、職員の方々が苗の養生をされていました。
湿性花園に水芭蕉が咲き、いよいよ園内も春に向かっていくのでしょう。


桃の節句に

2017-03-03 | ガーデニング

今年も娘が残していった7段飾りのひな人形は日の目を見ることなく、3月3日を
迎えてしまいました。大した労力でも時間でもないのに、なんとなく億劫になって
しまうのを歳のせいにしてしまうのはいけないなと少し反省しています。

女の子の成長を願って飾るひな人形、幸せな結婚ができるようにと願いを込めて・・
娘はもういませんが、気持ちだけ我が家にある手のひらサイズのお雛様をと飾って
みました。

お人形の飾りの中で、結婚式を表現しているのがお雛様とか・・・
ならば男女一体のお人形もお雛様代用にと、

           もしやお人形でなくても、紅白揃ったべこも着飾れば変わり雛に

貝雛は庭の寄せ植えの上に置いてみました。

桃の節句らしい柔らかな日差しに、リュウキンカの花をひとつ見つけました。


1月行って、2月逃げて・・・

2017-02-28 | ガーデニング

日中は日差しが暖かく春が近いことを感じますが、このような陽気の日は、出がけに着て
いく洋服で迷います。
厚いコートは脱いだ時に荷物になりそう。薄いコートにしたいけれど夕方には寒くなるの
ではなどと迷い、春になったり冬になったりと、こんな心配も春先だからのことでしょう。


野山のフキノトウはすっかり伸びてしまいましたが、八百屋さんの店先で一山300円の
フキノトウを見つけました。小田原産と表示してありました。
野山のような力強さはありませんが、ほのかに春の香りを楽しむことができます。


街にも春の兆しが・・・、
水にもそっと触ってみたくなるような、水に映る景色も春の気配を感じます。

庭にも春の兆しが

植物たちは寒い冬にしっかり根を張り、暖かい日差しに芽を出し、蕾も開き始めました。
2月中に庭にも寒肥をと思いながら、手付かずのまま今週はもう3月「1月行って、
2月逃げて、3月去って」あっという間の2月だったように思います。


12月、そして師走

2016-12-17 | ガーデニング

さすが12月、やっぱり師走、なんて感心してばかりしていられないこの慌ただしさ。
大した予定も大した年末の掃除もあるわけではないのに、なぜか気が焦る12月です。

世間のあわただしさをよそにゆっくり季節を味わいたいと思いながら、例年のごとく
忙しくしてしまう年末は、余計にこの1か月を無駄に急いでしまっているようで
なんとも残念ですが、この年齢です!仕方ありません。

昨日はウォーキング仲間と境川の支流、宇田川を源流まで歩き、そのまま忘年会とな
りました。
修理に出したカメラはまだ戻らず、スマホから何枚か撮りましたが、ほとんどがボケ
ていましたが、まだ名残の紅葉も楽しむことができました。

宇田川沿いにあるまさかりが淵の滝は、「昔、ある若者がまさかりをこの滝に落として
しまったところ、滝から美しい姫が現れ、まさかりのおかげで大蛇を退治することができ、
そのお礼に若者はたいそうなおもてなしを受けた」という民話が残っているそうです。

今朝は冷え込みが厳しく、霜こそ降りていませんでしたが、そろそろ庭の越冬準備も
タイムリミットかなと思い、室内に運ぶ植木鉢の汚れを落として家に運び込んだり、
落葉を終えた枝木を切ったり、落ち葉を掃いたりして、背中に冬の日差しを感じながら
暮れの仕事をひとつ片付けました。


こぼれ種からも芽が出て生育のはやい酔芙蓉ですが、小さな庭で増えてしまったらたい
へんなことに・・・種ができる前に枝を落とすべきでした。


つゆ草の仲間で、名前は和名で「初冠雪」または「初雪露草」。夏は緑一色ですが、
この季節、葉の中央がピンクがかった白色に変わります。


山茶花の生垣に今冬もたくさんの可愛い花が付いています。散り際の花弁はパラパラと
地面にばら撒かれ、朝夕の掃除に暮れがいっそう忙しい気分になります。