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小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

美女か伊達男か?

2018-06-07 | ガーデニング

いよいよ梅雨入り。平年より2日早く昨年よりも15日も早いということですが、もしやこの記録は夏
が長いということになるのかとちょっと懸念しています。

今年もたった1本の我が家の白梅から3.5キロの梅の実の収穫があり、大豊作でした。

毎年漬ける保存ビンには入らず、急きょ長年閉まってあった味噌カメを出して塩漬けにしました。
どんな梅干しになるのか楽しみ!

一昨年の春、美女桜と書かれた種をたくさんもらいました。花壇の隙間という隙間にあちこち撒い
てみたのですが、ことごとく芽を出し、どんな花だろうと楽しみにしていました。昨夏は花は咲かず、
ただ冬も枯れることなくあおあおとしていました。
そして今年、6月に入って蕾をつけて可愛い花が咲きだしました。

美女桜と聞いていたのですが、バーベナとは花の感じが違うようで、ナデシコの仲間の「美女なでし
こ」ではということで落ち着いたのですが・・・花に詳しい友人は「ヒゲなでしこでは?」と、美女
から格下げされてしまいました。


庭のあちこちで咲いている姿はとても可愛いのですが、その旺盛で丈夫な生育はやっぱり「ヒゲなで
しこ」のほうが似合うのかなとも。


山アジサイ「くれない」が綺麗に色づきました。


風薫る

2018-05-24 | ガーデニング

山も里にも新緑がたっぷりと覆って、爽やかな風薫る初夏の季節になりました。ほんとに気持ちが
いいです。


ぶらぶら歩いているとランニングしている2人連れが私を追い越し、一人は伴走者であることに気が
付きました。爽やかな風を切って、どんなに気持ちがいいことでしょう。

今頃、ヤマボウシ・・・
ヤマボウシは、白い花弁に見えるのは実は苞で、この苞葉に包まれた中心の部分が花。花と言うのに
は少し華やかさには欠けるものの、新緑の樹に白い帽子をかぶせたように見えて、その純白さが返っ
て存在感があるなと思って見ていました。

そんなわけでヤマボウシという名前も納得がいっていたのですが、最近このヤマボウシは山帽子で
はなくて山法師であることがわかり、また名前の由来も頭状の茎の先に付いた花を僧兵の頭に、苞
を白い頭巾に見立てたところから命名されたとか、山に被った帽子に見立てた私のなんと大雑把な
ことと、この年齢になってもまだまだ驚きはあるものと、感心もしました。

 今年はバラの勢いが止まりません。どこの庭園も見事に咲いています。このバラの造形はほんとに
見事です。また、新しい品種もどんどん開発されているのでしょうか。
その種類と新種の多さに圧倒されます。 写真は生田バラ園


日本も爽やかな季節に

2018-04-28 | ガーデニング

一昨日、帰国しました。成田に降り立ったら空気はなんとなくしっとりとして、カルフォルニア
の乾いた空気に乾燥気味だった肌が生き返ったようでした。

帰宅してみれば、ハナミズキの花は咲き終えて、若葉に覆われていました。
出かける前日、ボタンはまだ堅い蕾だったので花が咲いているのに間に合うといいなぁと思って
いたのですが、すっかり花は咲き終えて花弁さえ見つけることができませんでした。季節は一気
にすすんでしまったのでしょう。


エビネ蘭が満開を迎えていました。


シランとフウロソウがすっかり蔓延っていました。


アストロメリアの花が、隣の急成長した撫子に押され気味、パンジーの花がらを今朝摘んだので、
もう少し楽しませてくれそうです。この連休は庭仕事が忙しくなりそうです。
落ち着いたらカルフォルニアでの日常もまた記録したいと思います。みなさまもどうぞよい連休を!


春本番なるか

2018-03-16 | ガーデニング

春に3日の晴れ間なしとは、晴れ・曇り・雨の天候が周期的にやってくることを指しているようで
すが、先日は気温も上がり5月のようなお天気でした。

君子欄が咲きだしました。

                    軒下で冬越しした多肉植物がこの陽気に動き出しました。

スギ花粉が大量に飛散し例年の1.5倍とか、もう外出は必要以外はなるべく出たくないと思ってし
まうほどでした。庭にも花粉が怖くてほとんど下りていませんでしたが、プランタの中にハコベが
蔓延り、もうこれ以上野放しにはできないと思い切って数時間庭仕事をしました。
雑草の勢いも凄いですが、忘れていた草花の芽や蕾も確認できて、改めて庭仕事の楽しい季節
になってきたなと思いました。

沈丁花が香り、雪柳が春の風に揺れています。

ミニ水仙と冬あやめ

この暖かさにソメイヨシノの蕾は一気に膨らんで、今日は桜の標本木が2輪咲いたとか、5~6輪
でいよいよ東京にも開花発表が・・・。例年より早い開花に巷の桜祭りのスケジュールも前倒しで
忙しくなることでしょう。
そういう私も花粉症と折り合いをつけながら、どこへお花見に行こうかと心躍ります。

リュウキンカの花を一輪見つけました。


2月の雪

2018-02-02 | ガーデニング

立春を間近に控えているのに、また雪に見舞われました。先回のように積雪することはありません
が、朝起きたら一面真っ白でした。出かける予定があったのですが、この寒さを押してまでも出か
ける元気がありません。雪の中滑って転ぶ危険性もあるし、などとグズグズしている自分を叱咤し
ても、やっぱり暖かい家の中に軍配を揚げてしまいました。年齢でしょうか。

昨年、友人に「増えたら大変よ!」と言われながら、蕗の根を1本もらって裏のわずかなスペース
に植えたのですが、3つほど顔を出しました。フキノトウの天ぷらとキャラブキを作りたいという
壮大な計画で、その一歩としてまずフキノトウの収穫です。
今朝うっすらと積もった雪から顔を出したフキノトウ、まるで雪国の根雪の中から春を待ち望んで
いたようにも見えます。

パンジーにとっては、今冬2度目の試練。かぶさった雪で重そうです。
クリスマスローズの蕾も寒さでなかなか上がらないうちに、咲きだしてしまいました。

健気に顔を出したサヤエンドウと、砂糖をまぶしたような葉ボタン


膨らみかけた梅の蕾にも容赦なく雪が、水滴が大きく見えます。
でも確実に春は近づいているのでしょう。



 


円錐形のイチョウ並木

2017-11-26 | ガーデニング

今年は一足早く冬が訪れ、すでにダウンのコートが手放せない寒さが続いていましたが、
今日は寒さも和らぎ、紅葉した木々から舞う枯れ葉にも寒さをあまり感じませんでした
が、朝晩の冷え込みはやはり厳しい寒さの到来を告げているのでしょう。

親しい友人を亡くしてすでに4年が過ぎ、その友人が眠る青山墓地へ会いに行くのは、い
つの間にか桜の咲く4月と外苑前のイチョウ並木が色づく今の季節になりました。
一昨日は、見事な青空が広がりました。
桜が満開の頃は人出も多い青山墓地周辺、ひときわ大きな桜の樹の近くに友人は眠り、
この桜の樹を目当てに彼女の居場所を探すのですが、落葉して裸の枝を伸ばした桜の樹々
はどれも同じような大きさに見えてしまい、なかなか探すのに苦労してしまいました。

一歩道路を隔てた青山通りの神宮外苑前のイチョウ並木の黄葉は今がちょうど見頃でした。


絵画館に向かって道路の両側に2列ずつ4列が端正な円錐形の樹形に整えられ、尖った姿が青空に
映えて、とても美しいイチョウ並木だと思いました。

 ただ、あまりの人の多さに、絵画館前の広場ではイチョウ祭りも行われているようでしたが、
人の多さにも圧倒されて早々と引き上げてしまいました。


夏の終わりはドタバタ

2017-08-31 | ガーデニング

濃い緑色の尖った葉の間に次から次へと紫色の可愛い花を咲かせる「リュエリア朝一番」、
こぼれ種が玄関先の敷石の隙間から芽を出して咲きだしたのが昨年、今夏は一回り大きくな
って、玄関先を少しだけ爽やかに演出してくれています。

8月も今日で最後! 何かメリハリの乏しかった今年の夏も今朝の涼しい風に夏の終わりを
感じます。
産毛のようなススキの若い穂が顔を出し始めました。空の雲にも秋の気配が。

一昨日、長男家族を成田空港に送り、自宅に戻ればもぬけの殻のような我が家にはまだ元気
な孫たちの声の余韻があって、寂しさとともに、私の夏の終わりも感じます。

思えばこの1か月、仕事も夏休みをもらって家族にも夏休みを宣言しました。
まず仕事関連のパソコン内のあちこちにばら撒いてあったファイルと資料を整理しました。
とってもすっきりしました。
分厚い台紙の家族アルバムの写真を剥がしてデジタル化をはじめました。(デジカメを使いだ
したのは、ほぼ2000年からですので、それ以前の写真になりますが、膨大な量です。)この
作業を完結するのは何年越しになるのか・・・。
夏休みに集合する娘や息子のお嫁さんや義妹にと、少しずつ残った刺繍糸でブローチも作りま
した。(とても喜んでくれました。)

家族の受け入れもOK!なんか夏休みの前半は順調でした。
食事作りはたいへんでしたが久しぶりに家族が揃い、ドタバタの中にも楽しいひと時でした。
孫たちはすっかり大きくなりました。よく遊びよく食べます。

ところが、なんと子供たちの帰省中に居間のエアコンが突然運転停止を!それでなくても10人
を超える家族が過ごす居間はヒートアップ、しかも訪問修理は9月に入ってという事態に、部屋
と部屋の仕切りを外して、隣の部屋をエアコンでガンガンに冷やし、扇風機2台で冷風を送り込
むという応急処置を・・・暑さで頭はボォーとし、なんとか熱中症にもならずに乗り切ったので
すが、みんなが帰った後取り外した仕切りの引き戸を元に戻そうと試みた結果、レールに入りそ
こなった引き戸はまともに傍のテレビに覆いかぶさり、テレビは倒れて、なんと液晶画面を割っ
てしまうという結末になってしまいました。
夏休みも終わってみれば、まるで「ひと夏の狂騒曲」のようでもありました。


冷夏と長雨で

2017-08-17 | ガーデニング

昨日の肌寒さは、すでに秋を感じさせるほどで、このまま秋になってしまうのではと思ったほどで
した。あの夏の暑さはもう戻ってこないのではと、この異常気象を恨めしくなるほど・・・。
「40年ぶり東京で15日間連続の雨」というニュースに、この冷夏と日照時間の不足で、お米の生育
にも影響が、野菜や果物へも影響が懸念されていると聞きます。
果物や野菜の実が、雨や低温のために実がパンパンになって割れてしまう農作物の被害も出て
いるそうです。


我が家のプランター育ちのミニトマトも、よく実はつけてくれるのですが縦に割れ目ができて
しまうのは、私の育て方に問題があると思っていたのですが、これも天候のせいなのではと思
うようになりました。

庭の植物も元気がありません。花の咲き方が悪いように思います。雑草は天候に関係なくよく
伸びていますが、水遣りの手間は省け、涼しいので庭仕事がはかどるのではと思うのですが、
庭仕事をする気になれずに戸惑っています。やはり人も植物と同じで太陽を浴びないと元気が
でないのかもしれません。

身辺のイベント続きで、しばらくブログを夏休みいたします。どうぞ、こんな天候ですので健康
管理にお気をつけください。コメントも閉じさせていただきます。


夏の始まり

2017-07-12 | ガーデニング

梅雨前線による九州の豪雨は甚大な被害をもたらし、大きな災害となりました。
心よりお見舞い申し上げます。そして、一日も早い復興をお祈りいたします。

梅雨前線がまだ九州地方に停滞し、それに引き換え関東は梅雨明けを思わせるような
暑い日が続いています。
各地で朝顔市、ホオズキ市が開かれているニュースを聞くと、いよいよ夏の始まりを
実感します。
日本最大の朝顔市、台東区入谷の朝顔市の最終日は、先週土曜日でした。
用事が済んでからすでに夕方近くになっていたのですが、どんな大輪の朝顔が、そして
二代目市川団十郎が愛したという海老茶色の朝顔「團十郎」も観てみたい、もし手に入
るのなら買ってもみたいと思い出かけてみました。
JR鶯谷の駅に降り立って、はたと重大なことに気が付きました。
朝顔が夕方に咲いているだろうかということ!ひとまず120件あまりの露店が軒を連ね
るという入谷鬼子母神に向かいます。
朝顔市は始めてだったのですが、駅から人の波が会場までずっと続いているので迷うこ
となく到着しましたが、肝心の朝顔はほとんど見当たりません。
すでに完売した札があちこちの露店の前にぶら下がっています。(最終日ですから)

わずかな朝顔を求めて、たくさんの人が群がっています。もちろん朝顔は咲いていません。
私もなんとか残り物の行灯仕立ての宿根朝顔を求めました。
「朝、青色の大輪が咲いてピンク色に色変わりする品種だよ」とお店の人の注釈付きで、
でも残り物には福がある!2500円の鉢を2000円でゲットしました。

でも、来年は是非朝顔の咲いている朝に(開催時間は朝5時から)、もう一度朝顔市に
リベンジしてみたいと思いました。
鬼子母神界隈は下町風情の残るなかなか魅力的な街だと思いました。

真源寺(通称:入谷鬼子母神)              お守りにも朝顔

行きかう人の手にも朝顔    屋台も人、人、人、こちらはいよいよ人出が多くなっていきます。


たっぷりと雨を含んで

2017-06-25 | ガーデニング

朝からシトシト雨が降り、梅雨らしいお天気に今日は大地潤す恵みの雨!

昨日黄色く色づいた梅の実がポトポトと地面に落ちだしたので、雨に濡れる前にと思い切って
収穫しました。まだ随分青かったのですが・・・今年は2.6キロでした。
ただ、紅梅の実で、白梅はほとんど実をつけませんでした。紅梅の実からは果たしてどんな
梅干しになるのでしょうか。

やっと庭の花木がたっぷりの雨を含んで、重そうにゆらゆら揺れています。とても気持ち
よさそうで、何かほっとしているようにも見えます。

アガバンサスの花、小花がたくさん集まった球形の花ですが、アジサイが小花を密集してい
るのに比べ、アガバンサスは隙間が多いだけに、雨滴がいっぱい

ヒペリカムの赤い実から零れ落ちそうな雨滴

                        雨に洗われたような純白のクチナシ

しばらく梅雨らしいお天気が続きそうですね。