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アントニオ・カルロス・ジョビン (58) エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ「デサフィナード(Off Key)」

 

 

 エラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald)の”デサフィナード(Off Key)”です。1963年にヴァーヴ・レコードからシングルのみリリースされ、LP未収録です。声も若く、ボサノヴァのリズムにのって歌うエラもいいですね。エラ・フィッツジェラルドは1981年にアルバム「Ella Abraca Jobim(Sings The Antonio Carlos Jobim Songbook)でも、”デサフィナード(Off Key)をレコーディングしています。

 

 

 

 フランク・シナトラ(Frank Sinatra)とアントニオ・カルロスジョビン(Antonio Calros Jobim)の1969年の録音から”デサフィナード(Desafinado/Off Key)です。シナトラとジョビンが交互に歌うという面白い構成になっています。アレンジはエウミール・デオダー('Eumir Deodato)です。

 フランク・シナトラ(Frank Sinatra)とアントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Calros Jobim)は二人が共演したアルバム「Fransis Albert Sinatra & Antonio calros jobim」を1967年にリリースしました。シナトラとジョビンは1969年2月にもレコーディングしましたが、ボサノヴァの流行が終わったので8・トラックのテープだけが発売されました。この時のセッションからは、後にアルバム「Sinatra & Company」(1971)に7曲収録され、”Bonita””Sabia””Desafinado(Off Key)”の3曲は「Sinatra & Company」に収録されませんでした。

 2009年に「Complete Sinatra/Jobim The Complete Reprise Recordings」がリリースされ、「Sinatra & Company」に収録されなかった”Bonita””Sabia””Desafinado(Off Key)”を含むシナトラとジョビンの録音を世界中の音楽ファンが聴くことができるようになりました。

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