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A・C・Jobim ㉗ "O Que Tinha De Ser" エリスレジーナ、シルビア・テリス

 アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)が1950年代後半に作曲した "O Que Tinha De Ser"、作詞はヴィニシウス・デ・モラエス(Vinicius De Moraes) です。

 他には、マリア・ベターニャ・ヴィニシウス・デ・モラエス・トッキーニョのアルバム「En La Fusa(Mar Del Plata)」(1971年)、バーデンパウエル「Sereste a Brasileiras」(1991年)、ブラジルの女性歌手Ana Lucia「Same」(1959年)に収録されています。

 

 

 アルバム「ELIS & TOM」(1974年)から、 "O Que Tinha De Ser"です。ジョビンのピアノ伴奏だけで、エリス・レジーナの深みのある声が、歌の上手さを一段と際立せています。

 

 

 

 シルビア・テリスのアルバム「アントニオ・カルロス・ジョビン集」(1959)年から "O Que Tinha De Ser"です。この曲を聴くとシルビア・テリスは1959年当時から、他のサンバ・カンソンの歌手と比べてモダンな感覚を持っていたのが分かります。

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A・C・Jobim ㉖ ”Esperanca Perdida" (I was just One More for You) ルシオ・アルベス、ジョアン・ドナート

 アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の最初期の作品"Esperanca Perdida""(I Was Just One More for You" )、作詞はビリー・ブランコ(Billy Blanco)です。1956年に当時のブラジルのトップ歌手、ルシオ・アルベスによって歌われました。

 他にはジョアン・ジルベルト(Joao Gilbert)のアルバム「Em Mexico」(1970年)に収録されていますが、1959~61年の初期3作に比べると若々しく瑞々しかった歌声が、疲れ切ったおじさんのような歌声になってしまい、少々がっかりしてしまいます。

 

 

 アントニオ・カルロス・ジョビンのアルバム「A Certain Mr.Jobim」(1967年)から  ”Esperanca Perdida" (I was just One More for You"です。ジョビン自身の録音はこのアルバムだけです。

 

 

 

 

 ルシオ・アルベス(Lucio Alvesa)の歌で ”Esperanca Perdida”です。ルシオ・アルベスの少しキザかな思えるほどのクルーナーぶりと、ハリウッド映画のような豪華な女性コーラスがすばらしいです。

 

 

 

 ブラジルのピアニスト・作曲家のジョアン・ドナートが、米国で1965年に録音したアルバム「The New Sound of Brasil」から ”Esperanca Perdida"です。洗練されたアレンジとピアノで、メロディーの心地良さが伝わってきます。

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