人が生きる世の中(サランサヌンセサン)
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パク・ヨンホ作詞 「4大門を開けろ」
”4大門を開けろ”は1945年に日本が敗戦して、朝鮮が日本の植民地支配から開放された1週間後に作られた曲です。
KBSの音楽番組「歌謡舞台」の「光復節70周年記念特集」と、「作詞家パク・ヨンホ特集」で歌われました。愛国心を鼓舞するようなマーチですが、内容はだいぶ違います。歌詞を見ると、植民地からの解放で、朝鮮の人々が「自由と自治」の精神に喜びあふれています。
労働者・農民・青年学生、理想・自由と平等、そして「新しい世の中」はこれまでの権力者や地主や大金持ではなく、無辜(むこ)の民や大衆のものと表現されていると思います。
この歌を聴くと、1945年8月15日以降の朝鮮は希望や理想に燃えて、新国家を築こうととしていたのだなあと、深く感じるものがあります。
”4大門を開けろ”
4大門を開けろ 鐘を鳴らせ 半万年の地に 夜が明ける
労働者よ 農民よ 青年学生よ 新しい世は我々のもの 前へ前へ
鎖を切れ 翼を広げ 半世紀の涙は 気にするな
自由民よ 同志よ 海外同胞よ 新しい世は我々のもの 前へ前へ
太陽の下を歩け 我々の理想 自由と平等の ドラを打て
溶鉱炉よ 鍬(くわ)よ 金槌(かなづち)よ 新しい世は我々のもの 前へ前へ
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