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Sumi Jo/スミ・ジョー(チョ・スミ)「I Dreamt I Dwelt In Marble Halls」 「アルビノーニのアダージョ」

 
 
 
 
 
  有名な指揮者カラヤンに「神からの贈り物」と評されるチョ・スミ(Sumi Joの声。世界的なソプラノ歌手です。チョ・スミの特別な声は口蓋垂(のどちんこ)がなくて、ほかの人と声帯が違っているからだそうです。韓国では国家的な催しに出席し、歌声を聞かせてくれています。
 まだ商店街にレコード屋さんがある頃、クラシックの声楽家のコーナーにSumi JoのCDがあって、韓国人の声楽家なのだなあと印象に残っていましたが、耳にビリビリ響くソプラノが好きじゃないので、今まで聴くことはありませんでした。
 「不朽の名曲/チョ・スミ編」をきっかけに、チョ・スミを聴いています。伸びやかな声がやさしくてきれい。高い声もビリビリ気にならない超一流。さすがです。聞かず嫌いだったと思います。韓国時代劇ドラマ「ホジュン」のOSTも歌っていたのですね。
 「不朽の名曲チョ・スミ編」で、パク・ギヨンが”I Dreamt I Dwelt In Marble Halls”を歌いました。美しくて心地よかったので、本家本元のチョ・スミをYoutubeで聴きました。声が優しく驚いています。
 ”I Dreamt I Dwelt In Marble Halls(ジプシーの女の子の夢)”は、アイルランドで作られたオペラ「ボヘミアの女の子」の人気のアリアです。チョ・スミはポップス風にアレンジして、2000年発売のアルバム「Only Love(オンリーラブ)」に収録しました。冷蔵庫のCMにも使われたそうです。エンヤも”I Dreamt I Dwelt In Marble Halls”を歌っています。
 
  I Dreamt I Dwelt In Marble Halls(ジプシーの女の子の夢)
 
 大理石の宮殿で暮らす夢を見た
 使用人たちも側にいた
 大理石の宮殿に集まった人々の中で
 私は彼らの希望であり誇りだった
 夢の中では大金持で 高貴な家柄の私
*だけど何より幸せナだったのは
 あなたが私を愛してくれたこと*
 夢の中で求婚者たちは
 私の手を握ろうとした
 騎士たちはひざまずいて求愛した
 どんな淑女も拒めない 愛の誓いを捧げながら
 私に愛の忠誠を誓った
 貴族のうちの一人が前にきて 
 私の手を取り愛を誓った
*~*
 
 
KBSTV「不朽の名曲チョ・スミ(Sumi Jo)編」より。アレンジも良くて素晴らしい歌声です。他に”お花畑”も歌いました。”アルビノーニのアダージョ”は、オーソン・ウェルズの1962年の映画「審判」で使われ有名になりました。カラヤン(1983年録音)のレコードもグラモフォンから発売されました。
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