goo

1963年の洋楽 ⑮ エルヴィス・プレスリー 「心のとどかぬラブレター」 「悲しき悪魔」

 
 
  エルヴィス・プレスリーの「心のとどかぬラブレター(Return to Sender)」です。エルヴィスが良かったのは1950年代のロックンロールを歌っていた時代で、兵役から除隊した1960年代以降、映画出演とポップスばかりになってダメになってしまったというロックファンの人がいますが大間違いです。
 1960年代のエルヴスは、歌の上手さと甘くソフトな声で、バラードからポップス、アップテンポの曲まで幅広く真価を発揮しました。バックもコーラスのジョーダネアーズや、スコット・ムーア、バーニーケッセル、フロイド・クレーマー、ハル・ブレインなど最高のメンバーがそろっています。良い曲もたくさんあって、ポップスファンとしてもっと評価されて聴かれるべきだと思っています。
 「心のとどかぬラブレター」は、米国では1962年にリリースされ、最高位2位にランクされました。「TBS今週のベストテン」では1月10日に8位で初登場、2月14日に最高位3位、3月28日まで20以内にランクされました。洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)では、「1963年年間ベスト100」で30位に選ばれています。 個人的には「好きなエルヴィスの曲ベスト5」に入ります。
 
 
  
 
 
  エルヴィスの”悲しき悪魔((You're The ) Devil in Disguise”、米国では最高位3位にランクされました。
 「TBS今週のベストテン」では8月12日に14位で初登場、9月9日・16日・30日、10月7日・14日に最高位2位、12月26日まで20以内にランクされました。洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)では、「1963年年間ベスト100」で9位に選ばれています。 
   (Kann Dorao)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )