Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

星と大地のエネルギー(ヒメハナギンチャク)

2017-03-17 19:29:26 | 水中生物

雨交じりな一日だったやんばるです。

まあ、夕刻になって青空もチラホラ見えたりもしましたけど…。

気温は高めで、寒さはやわらいでます。

そして当分はこのままの感じが続きそうです。

風は北東。雨のち曇。

■■

午前・午後をAM/PMと表記しますよね。

AM/PMは略語なのですが、何の略語かご存じでしょうか。

〈ante meridiem〉と〈post meridiem〉の略です。

〈meridiem〉は『正午』の意味で、〈ante〉は『~の前』、〈post〉は『~の後』の意味。

つまりAMは正午よりも前=午前、PMは正午よりも後=午後というわけです。

これらは実はラテン語です。

あるいは…

ナンバー(Number)は略して書くと〈No.〉と書きますが、これもナンバーの語源がラテン語の〈Numero〉だから。

つまり最初のNと最後のoを取っているわけです。

あるいは…

僕は朝&昼にパンを食べることが多いのですが、この〈パン〉も元を辿るとラテン語の〈panis〉なのです。

日常的に、僕らは結構ラテン語を使用しています。

■■

さて…

〈ハナギンチャク科Pachycerianthus属ヒメハナギンチャク Pachycerianthus magnus 17年2月7日 沖縄島安和グスク〉

学名種小名は『大きな、偉大な』の意。

これに状態を表す接尾辞である〈tude〉をくっつけたのが〈magnitude〉。

すなわち地震の規模を表すあの〈マグニチュード〉です。

こんなところにもラテン語が…。

因みに日本では星の明るさを表す単位に〈等星〉という言葉を使っていますが、これ欧米では〈マグニチュード〉を使っているのだとか。

もともと星の明るさに使われていたものが、地震のエネルギーの大きさを表す単位としても使われるようになったのだそう。

日本では星にマグニチュードを使うことはないのでいいですけど、海外ではややこしくなったりはしないのでしょうか。

 

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