Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

バロックの装飾楽器(ミガキブドウガイ)

2018-04-16 18:21:46 | ウミウシ

曇空からときおり日差し、少々肌寒かった本日のやんばるです。

明日まではこんな感じの空模様のようですが、明後日以降は晴れマークと夏日の予報が並んでます。

週の後半は日焼け注意な日々になりそうです。

風は北~北東。曇ときどき晴れ、のち雨交じり。

■■

チェンバロという楽器をご存じでしょうか?

バロック時代(1600年~1750年)に、宮廷音楽に用いられた楽器です。

その見た目の形は、ピアノによく似ています。

どちらも鍵盤楽器には違いありませんが、ピアノが打弦楽器なのに対して、チェンバロは撥弦楽器です。

つまり弦を叩いて音を出すか、弦を弾いて音を出すかの違いですね。もちろん音色は全く違います。

何というか、僕の勝手なイメージですが、宮廷音楽って感じの音。可憐な感じの音に思えます。

そしてその容姿もピアノとは大きく違います。

バロック時代の家具と調和させるために、繊細で華麗な装飾が施されています。

宮殿や教会にまさにピッタリマッチするような外観です。まあ、これも僕の勝手な印象ですけど。

でもその外観が音色にとても似合っていて、そう考えると『音色はとてもデコラティブ』という表現のほうが合っているかも…とか思えたり。

■■

さて…

〈ブドウガイ科ブドウガイ属ミガキブドウガイ Haminoea cymbalum 18年3月12日 沖縄島安和〉

学名種小名は『チェンバロあるいはシンバル』の意。

どこかに、どちらかの楽器に繋がるような要素がありますかねぇ…。

弾くと美しい音色が響くんだったらすごいですけど。

あるいは、2匹がぶつかると結構大きな音が出るとかでもすごいですね。

…どちらもないでしょうけど。

2匹が連なって後追い行動をするそうですが、それがシンバルと関係ありますでしょうか。

まあ、外観はチェンバロのようにとても装飾的だといえますが。

もう一つ、"cymbalum"というラテン語には『便器』という意味もあるのだとか。

ますます解らなくなりますねぇ…。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大ヒットの影響…(アゴアマダ... | トップ | 皮切り(ヤイトサラサエビ) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。