Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

真夏…(ヒトデヤドリエビ)

2015-06-12 19:02:02 | エビ・カニ類

昨日、沖縄地方に梅雨明けが発表されました。

平年より12日、去年より15日早い梅雨明けだそう。

梅雨の期間は22日間で、これは3番目に短く、平年の約半分なのだとか。

といっても、今週に入ってからず~っと灼熱~な感じの日が続いてましたので、正直今更感が否めませんが…。

まあとにかく真夏感全開なこの頃です。

この先一週間の予報を見ても、真夏しか見当たらない。

熱中症要注意って感じの週末になりそうです。

風は南西。晴天。

〈テナガエビ科カクレエビ亜科ホンカクレエビ属ヒトデヤドリエビ Periclimenes soror 15年5月11日 沖縄島新里〉

宿主の色に合わせた体色を纏う本種。

この子も宿主のマンジュウヒトデに合わせるように紫を纏い、そして紫の部分にいるのがお見事って感じに思えたり。

それだけを見ると隠蔽擬態にも思えたりするけど、本種は宿主の裏側にいるのが普通。

当然自然な状態では見えないわけで、隠蔽というよりは隠遁という感じかな…。

するとこの子は隠者。この子の纏う体色は、隠者の紫。ハーミット・パープルだ……。

それはさておき、裏側にいてこの子はつぶされたりすることはないのでしょうか。

意外と隙間があるのかな。それとも甲殻類だけにマンジュウヒトデくらいの重量なら、この子的には何の問題もないのかな。

さらにはファットだなぁ…と思ってよく見ると…。

この子この子と何度も書いてきましたが、抱卵中の母親だったり。

孵化のときはどうするのかな。

表側に移動するのでしょうか。

 

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