Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

愛と美の女神(ニセアカホシカクレエビ)

2022-09-20 20:14:51 | エビ・カニ類

空模様は少し不安定。海はまだうねり残り。台風14号が去っても、そんなコンディションが続いているやんばるです。

風向は悪くなく、むしろ良い感じの風なんですけど……。

まあ、明日は取り敢えず気持ちのいい空模様になりそうです。

週の後半はまた不安定な感じの予報ですけど……。

風は北~北東。曇一時雨、のち晴れ。

■■

『アフロディテ』

ギリシャ神話の愛と美の女神。オリュンポス十二神の一柱で、美の最高女神であり戦いの神でもあるのだとか。

神話によると、最高神ゼウスの父クロノスが切り落としたウラヌスの性器から湧き上がった泡から生まれたのだそう。

彼女に魅せられた西風が彼女をキプロス島に運び、彼女が島に着くと島に愛と美が生まれたのだとか。

オリュンポスの神々は彼女の美しさを称賛して仲間に加えたのだそう。

彼女を運んだ西風は、ギリシャ神話の西風神で英語名をゼファー(Zephyr)といいます。

カワサキに同じ名前のバイクがありましたね(今もあるのかな?)。実は僕乗ってました……。

因みにスペイン語のセフィーロも同義。こちらはヤマハのバイク名。まあ、バイクと風はセットになってる感ありますから……。

それはともかくギリシャ文明から数百年後のローマの時代、ギリシャ神話はローマ神話に取り入れられたのだとか。

ローマ神話におけるアフロディテ的な女神は、『ウェヌス』。でも僕たちはこんな名前では記憶していません。

ウェヌスはラテン語で、僕らがよく知っているのは英語名。ウェヌスの英語名は、『ヴィーナス』です。

ほら、よく知ってるでしょう?

彫刻の『ミロのヴィーナス』や絵画の『ヴィーナスの誕生』などを何度も目にして、姿もイメージ出来るのではないでしょうか。

■■

さてヴィーナスといえば……

〈テナガエビ科カクレエビ亜科ホンカクレエビ属ニセアカホシカクレエビ Periclimenes venustus 22年8月29日 沖縄島安和〉

学名種小名は『ヴィーナス』の意。

絵画のヴィーナスは貝殻に乗っかってますが、こちらのヴィーナスはイソギンチャクに乗っかってます……。

 

 

コメント
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