冬の先触れのような北西風が吹き抜けた本日のやんばるです。
前半は空模様も冬曇のような曇天でした。
まあ後半には陽光が降り注いで幾分心地よくなりましたけど…。
明日以降もこんな日が続きそうです。
風は北西~北。曇のち晴れ。
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泳げない人のことを『金槌』と言いますよね。
これは金槌を水に入れると即座に沈んでいき、浮かび上がらない様子からなのだとか。
同じように泳げない人を指す言い回しに『徳利』というのがあるのだそう。お酒を入れる容器の、あの徳利ですよ。
これは泳げない人が息継ぎが出来ずに沈んでいく様が、水中に徳利を入れたときと似ているからなのだとか。
小さな口から空気を吐きながら沈んでいく様子が…ってことでしょうか……。
それはさておき、『とっくり』って独特な響きに思えますけど、何故お酒を入れる容器が『とっくり』なんて呼ばれるようになったのでしょうか。
その語源には諸説あるようで…
例えば、注ぐときの『とくりとくり』という音に由来する説とか。あるいは、ハングルで酒壺を意味する『トックール』に由来する説とか。
または見た目以上に多くの酒が入り、この器で飲むと『徳となる』『利となる』と言うことで『徳利』になったという説も。
さらには『雲具理(どんくり)』を意味するという説も。『雲』は深い瓶のことで、『具理』は酒壺のことなのだとか。
結局のところよく分かっていないということのようです…。
個人的には『とくりとくり』説を推したいのですが、じゃあ注ぐまでは何と呼んでいたのだろうという素朴な疑問が浮かんだりも…。
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さて…
〈ガンガゼ科ガンガゼモドキ属トックリガンガゼモドキ Echinothrix calamaris 21年9月19日 沖縄島安和〉
一見眼球を思わせる発達した肛門が特徴の本種。
誤解を恐れずに言うと、じつにフォトジェニックな肛門ですよね…。
和名はこの肛門を徳利に見立てたのだとか。
僕のイメージする徳利は、こんな形じゃないけどな…とか思って検索してみると、徳利にはいろいろな種類があるよう。
酒器だけではなく、花器として使われるものもあるのだそうで、その中の『蕪徳利』がこの肛門のように丸い形をしてました。
茶の湯の席で一輪挿しとして用いられる徳利なのだそうです。