Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

distance(Kyonemichthys rumengani)

2020-11-17 18:50:50 | ヨウジウオ科

週が明けて鋭い日差しの日が続いてるやんばるです。

風はやや強めですが、風向は悪くなく、コンディションもグッド。

気温は夏日で、涼風が心地良い一日でした。

明日からは南寄りの風になるそうで、週の後半も晴れ空の夏日予想になってます。

風は東。晴れ。

■■

『ディスタンス』という言葉があちらこちらで聞かれるようになって、半年以上が経ちますが…。

今年の新語・流行語大賞のノミネート30語にも確か含まれてましたよね、『ソーシャルディスタンス』が。

僕もここ最近、水中で気になるディスタンスを観察してました。

気になり始めたのは9月に入ってすぐくらいですが、最初に記録したのは9月10日のこと…。

〈ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科Kyonemichthys属Kyonemichthys rumengani  20年9月10日 沖縄島安和〉

通称『ピグミーシードラゴン』とか『スレッドパイプフィッシュ』とか呼ばれている本種ですが、僕の記録では第1ペアAとなってます。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

そしてこちらは第1ペアB。

本種はペアに出会うことはそんなに難しくありません。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

記録によるとこの子は第2ペアA。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

この子は第2ペアB。第1ペアも第2ペアも今一つ成熟度が低いような気がして、しかもAとBの距離が30~50cmくらい離れていたので、少し違和感を感じたり。

この日はさらにもう1ペアとペアを確認できなかった1個体にも出会ったのですが、その1ペアも何か微妙な距離感。

〈同種別個体 20年9月14日 同ポイント〉

日が変わってペア個体のA。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

ペア個体B。

日付が進んでも、やっぱり距離感は詰まらない感じ。でもペアとしか思えない距離。この距離は彼らにはどんな感じなのかな…。どちらかがどちらかに求愛しようとしているのかな…とか考えてみたり。それにしては30~50cmくらいの距離感を保ったままだったり。

〈同種別個体 20年9月17日 同ポイント〉

しかしさらに日付が進むと…。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

距離感はまあ相変わらずなのですが、出会う個体数が爆発的に増え、1日で20個体に出会うことに。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

しかもそのほとんどがペアと思われる距離感。微妙な距離感ではありますが…。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

これはやっぱり何かが始まってるような…、と考えたわけです。

そしてさらに日付が進むと…。

この先は次回に。

 

 

コメント
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