Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

我が輩は…(ケラマコネコウミウシ)

2019-06-10 20:09:17 | ウミウシ

早朝は強い雷雨でしたが、時間と共に雨は弱まった本日のやんばるです。

すっきり晴れ空…とまではいきませんでしたけど、後半は明るい曇り空って感じの空模様でした。

明日も梅雨前線が沖縄島周辺に停滞しそうです。

風は南西~西。強雨のち曇。

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『犬は三日の恩を三年忘れず、猫は三年の恩を三日で忘れる』

なんて諺があるそうで…。つまり三年飼っている猫でも、三日で飼い主を忘れてしまう、みたいな意味だとか。

あるいは『犬は人に付き、猫は家に付く』なんて諺も。

かねてより猫の社会的知性は低いとされていたようですが、どうもそうではないようです。

2ヶ月ほど前に公開された実験結果によると、猫は自分の名前を聞き分けているのだそう。飼い主に名前を呼ばれているのに無視してそのまま歩き去っているときでも、自分の名前をちゃんと認識しているのだとか。

さらには、猫は飼い主と他人の声を聞き分けていることもわかっているのだそう。その能力は犬やチンパンジーと同等なのだとか。

つまり猫は犬と同様に学習が上手なのですが、それを飼い主に示そうという気がないだけなのだそうです。

何というか、こういうところが猫好きにはたまらないのでしょうか。

僕は犬派なのでよく解りません…。

夏目漱石の処女小説『吾輩は猫である』の主人公の雄猫は、様々な人間を観察したり哲学したりしますが、実際の猫もそれくらいの社会的知性を持っているのかもしれません。

『吾輩は猫である』の雄猫は、結局最後まで名前をつけられませんでしたが、名づけられていればちゃんとその名前を認識したのでしょうね。

■■

さて…

〈ネコジタウミウシ科ネコジタウミウシ属ケラマコネコウミウシ Goniodoris sp. 19年5月6日 沖縄島安和〉

この子ネコにも、学名はまだありません。

 

コメント
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