Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

龍宮の姿…(ミドリリュウグウウミウシ)

2018-05-11 20:09:17 | ウミウシ

前回のブログで梅雨の気配が感じられない…て書いたら、翌日の8日に沖縄地方の梅雨入りが発表されました。

それでも、梅雨の気配を感じることができない日が続いてますやんばるです。

本日も気持ちのいい青空。風は心地よく、気温は夏日。

過ごしやすい一日でした。

週間予報によると、来週には梅雨を感じられそうです。

風は東。晴天。

■■

『リュウグウ』の姿形は、実はよく解っていないのだとか。

それはリュウグウが、直径約900mという小さいサイズだから。加えて今まで最も近かったときの距離でも、2400万kmと遠すぎたからなのだそう。

推定は出来るのですが、到着してみたら、実際の姿形と推定がかなり違っていたということも十分にあり得るのだとか。そういう事例が過去にもあったのだそうです。

もちろんこの『リュウグウ』は、伝説や昔話に登場するあの『龍宮』のことではありません。

かつては仮符号1999JU3と呼ばれていた小惑星のことです。

『龍宮』には、浦島太郎が亀に乗っていきましたが、『リュウグウ』のほうには、只今小惑星探査機はやぶさ2が向かっています。

順調に航行中のようで、来月の後半から再来月の辺りに『リュウグウ』に到着する予定です。

今年の2月に、はやぶさ2搭載カメラが『リュウグウ』の撮影に成功したのだとか。しかしそのときにはまだ点にしか見えなかったのだそう。

姿形を予想する『小惑星リュウグウ想像コンテスト』なるものが開催されたりもしていたそうですよ。

どんな姿形をしているのでしょうね、『リュウグウ』は…。

はやぶさ2の到着が待ち遠しいです。

■■

さて…

〈フジタウミウシ科クロスジリュウグウウミウシ亜科ニシキリュウグウウミウシ属ミドリリュウグウウミウシウミウシ Tambja morosa 18年4月10日 沖縄島安和〉

画像は幼体。

つまり小さなミドリ『リュウグウ』ウミウシ。

まあ、小惑星の『リュウグウ』は、こんな姿形はしていないでしょうけど…。

 

コメント
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