Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

涼風ですが…(ウミウシ幼体プラス…)

2016-05-13 19:07:07 | ウミウシ

風自体は乾いた心地よい涼風なのですが、陽光は強烈だった本日のやんばるです。

陽光のパワーが、風の涼しさを上回っていた一日でした。

このまま週末も好天で、ただ風は変わって湿った暑さになりそうです。

水温も明確に上がりだしていて、いい感じです。

風は北東。晴天。

〈イロウミウシ科Goniobranchus属キカモヨウウミウシ Goniobranchus geometricus 16年4月11日 沖縄島安和〉

炸裂的なウミウシのシーズンが終わりに近づくと、ミリクラスの幼体たちが目につくようになります。

実際にそのサイズの個体がこの時期に増えているのか、それとも見る側のウミウシへの反応感度が高まっているからなのかは解りませんが。

〈イロウミウシ科アオウミウシ属クチナシイロウミウシ Hypselodoris whitei 16年4月11日 沖縄島安和〉

ウミウシの寿命は長いもので三年以下、多くのものは一年未満なのだそうです。

そうすると…

この子たちは次の冬までに成体になって、繁殖するということでしょうか。

それまでは、どこでどんな生活をしているのでしょうか。

どうしてそれまで目につかないのでしょうか。

〈ミドリアマモウミウシ科ミドリアマモウミウシ属ヤセモウミウシ Hermaea sp. 16年4月11日 沖縄島安和〉

次の冬に、繁殖相手を求めて活発に活動するのでしょうか。

その姿が目につき、それを僕たちはウミウシのシーズンだと理解しているのでしょうか。

ところで……

〈カイアシ亜綱未同定種 COPEPODA sp. 16年4月11日 沖縄島安和〉

幼体ばかり見ていると、成体に出会っても全体像ではなく細かな部分に焦点が合ったりして…。

 

コメント
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