Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

適応の羽…(アカククリ)

2012-12-04 19:25:17 | マンジュウダイ科

気温は低めですが、空模様は上々な本日の沖縄島です。

このところ、雨交じりだと気温が高め、晴れると気温が低め…って日が続いてる感じ。

つまりは、日差しはないけど気温が高めな日か、気温は低いけどいい感じの日差しって日か…。

コンディションとしては、まあどちらも悪くない感じじゃないでしょうか…。

風は北。晴天。

121204

〈マンジュウダイ科ツバメウオ属アカククリ(Platax pinnatus) 12年10月25日 沖縄島崎本部ゴリラチョップ〉

画像はまだ幼い個体。

赤というかオレンジのくくり(枠)を持つ本種。

といってもくくりを持つのは幼魚だけですが。

ククリってなんか響きが良くないですか?

同じ意味合いでも、『アカワク』とか『アカフチドリ』なんて和名よりずっといいなぁ…なんて思えたり。

学名種小名は『羽状の』の意。

鰭がというより全体がってことなんでしょうか。

頷けます。

もっともっと小さな幼魚だとさらに強く頷けます。

そんな幼魚の姿はヒラムシ類へのベーツ型擬態なんだとか。

ヒラムシもヒラヒラ泳いだりしますもんね。

進化適応の結果、羽状になったってことでしょうか。

 

コメント
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