Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

ウイ…うい…(ウイゴンべ)

2012-10-22 18:52:19 | ゴンベ科

夏の風向、海は凪~、な本日の沖縄島です。

陽光もサンサンでほとんど真夏日な気温…。

エキジット後の体もすぐに暖まっていい感じ。

でも秋の蝉なオオシマゼミの鳴音が、盛大に響いているこの頃です。

風は南東。晴天。

121022

〈ゴンベ科ウイゴンベ属ウイゴンベ(Cyprinocirrhites polyactis) 12年9月8日 沖縄島ホーシュー〉

■■■■

彼は生命である以上、生滅する現象の一つだ。

つまりは有為な存在。

他の仲間たちと違って、彼は活発に浮遊する。

はごろもを纏った天女か仙人のように。

僕らには見えない羽衣を身につけているのかもしれない。

遊泳することを好む彼だって、じっとうずくまるときもある。

まるで、雨意の世界に憂いを感じているかのような瞳で…。

けれど、その姿もまた愛い……。

初めて彼に出会ったとき、宇井先生は何を思ったのだろう?

■■■■

なんてね…。

コメント
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