Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

寄り添われました(ヨコシマクロダイ)

2007-09-21 18:45:33 | フエフキダイ科

雨交じりの沖縄島です。湿度が高くて非常にムシムシしてます。

昨日のダイビングでのこと。

エントリーしてすぐ、水深-2m位のところでウミヘビに出会いました。そのウミヘビには5㎝くらいのコガネシマアジ幼魚が2個体くっついて泳いでました。いわゆる寄り添い行動または随伴行動ってやつ。

で、それをしばらく観察してから移動を始めたんですが、そのすぐあとの移動中に僕のマスク前でコガネシマアジ幼魚が2個体漂い始め…。

視界から消えてはまた現れ。また消えてはまた現れ…。

どうもウミヘビをやめて僕に寄り添うことにしたらしく、それから80分強のダイビング中ずっと共に移動することに…。

後半には何だか父親気分になってきて、浮上するときには

『キミ達、僕がいなくても大丈夫? ゴメンね、上がっちゃって』

てな気持ちになってしまったり…。

あの子達は、ブクブク泡をはくこのデカイのに寄り添ってれば安全だと思ったりしてたんでしょうか?

そう考えると、ちょっと光栄に感じたり…。

海はまあ凪の範囲内。空は雨交じり、時々晴れ間も。

070921

〈フエフキダイ科ヨコシマクロダイ属ヨコシマクロダイ(Monotaxis grandoculis) 07年8月16日 沖縄島ホーシュー〉

画像は幼魚。

成長と共に縞模様は薄くなり、尾びれの鮮黄色もなくなっていきます。

コメント
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