湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

次戦に備える日本へ・・・W杯ラグビー2019

2019-09-22 15:49:39 | Weblog
松島幸太朗選手は、ジュニア時代から、資質に恵まれていました
アフリカ出身の松島選手は、選択肢は他にもあったと思われますが
自ら、日本を自分のプレーの舞台に選んでくれました
日本人にとって、嬉しく、幸福なことでした

今日の新聞には
桐蔭学園高校の藤原監督のコメントも出ていました
松島選手は、始めから傑出した選手であったようです

私自身は、試合終了後の彼の冷静なコメントが印象的でした
ただ優れたプレーヤーというだけではなく
将来の日本のラグビー界をリードして欲しい人材だとさえ思いました
ラグビーにとって、冷静でクレバーであることは
身体能力と並んで、重要なことです

今大会で日本が躍進できるとすれば
松島選手の活躍がキーポイントになるでしょう
逆に言えば、彼を止められてしまうと
日本の攻撃に決め手が欠けてしまいます
次戦は強敵アイルランドが相手です
敵は、間違い無く”松島”をマークするでしょう

日本が次戦までに考えるべきことは
松島選手に頼る攻撃以外のバリエーションを作ることです
アイルランドは”松島”をマークするはずです
松島選手は、嫌でも敵を引き付けるでしょう
日本は、そこで空いたスペースを上手く利用した攻撃を考えるべきです

もちろん、松島選手がトライを狙うのは当然です
そうでなければ、敵の守備に余裕を与えてしまいます
ただし、松島選手だけにパスを集めるようなことは
断じて、避けるべきだということです

私は、日本人の悪い癖として

「自分達のスタイル」

へのこだわりがあると思っています
よく、日本が負けた試合のコメントの中に

「自分達のプレーができなかった」

というものがあります

自分達の得意な試合運びがあったら
敵は、それを研究し、それが出来ないようにするのは当然のことです
つまりワンパターンでは、勝てないのです

勝つために、どうするか?
次の敵は、当然、自分達のプレースタイルを研究している
その逆を突くためには、どうするか?
・・・そうした発想による戦略戦術が必要なのです

「自分達のスタイル」なんて、結果でしかありません
勝つための戦略戦術が、うまく機能したとき
それが「自分達のスタイル」です

「負けパターン」を「自分達のスタイル」にしてはいけません
あくまで「勝ちパターン」を創り上げることです
ただし、それは「ワンパターン」では、うまくいかないということです

幸い、リーチ・マイケル主将は、果敢でクレバーですし
松島幸太朗選手も冷静でクレバーです
外国出身の選手も多く、監督も外国人ですから
今回の日本チームは、強敵相手でも、ある程度、期待出来そうです



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