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湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

偏執的なトヨタのコストダウン病

2009-11-22 15:34:10 | Weblog
キーのことで、トヨタにクレームを付けたからと言って
私はトヨタから何かを期待しているわけではありません
勿論、無償で修理してほしいとは思いますが
それが期待できないことは承知しています
なんといっても、最初の対応が

「3年を経過していますから、保証の対象外です」

なのですから

もし

「えっ!普通に使っていてキーが壊れてしまったのですか?」

というような対応であったなら、私も少しは期待します
普通に使っていてキーが壊れてしまうなどということは
本来、あってはならないことだからです

しかしトヨタにとって、それは驚くことでも何でもありませんでした
3年を経過したなら、壊れてもいいという車作りがトヨタの方針なのです
今回、そのことが私にはすぐ理解できました

企業の苦情処理係りというものは
いわゆるクレーマー対応係りなのでしょう
ですから、とにかくはじめに

「保証などできないぞ」

と念を押すことが肝心なのです
そして、この電話は録音されいると警告し
クレーマーを牽制するのです

大企業は、そうしなければ、厳しい局面に立たされることもあるのでしょう

しかし私のは、たった13000円の話です
トヨタの車を買うような人が13000円ほしさに
わざわざトヨタ本社まで電話するでしょうか?

そもそも、電話をするという行為は、結構勇気の要るものです
そして、感情が強く働きませんと、できないことでもあります

私は、重要パーツの決定的な故障に対し

「3年経過しているので保証の対象ではない」

・・・という、ディーラーの形式的な法律万能主義に腹を立てたのです

キーが壊れたにも拘らず
まるで消耗品の故障と変わらぬ反応をしたのは
おそらく、キーの故障がめずらしくない事故だからです
つまり、トヨタはこの問題を承知しておりながら
ながらく放置しているのです

私はこの点に、消費者を代表して義憤を感じたのです
ディーラーだけでなく、トヨタ本社も同じく、この問題を承知しているのです
だからこそ、私の電話に対し、あのような反応をしたのでしょう
運転者の安全よりも、企業の保身とコストダウンにしか関心がないのです
それがトヨタという会社の体質です

自動車を走行中に、キーを使うことはありませんから
仮にキーが破損しても、それによって大事故の直接原因にはなりません
そのことが、トヨタに、キーの改善を怠けさせた理由でしょう

しかし、たとえば冬の山道で
何らかの事情でエンストしてしまい
エンジンを始動しようとした時に
キーが折れてしまった・・・というようなことになったら
やはりそれは、重大な問題となることもあるでしょう

わずかのコストをかければ
もっと丈夫なキーは簡単に作れます
トヨタにとって、それは造作もないことです
それをしないということは
トヨタは、なにか偏執的なコストダウン病に罹っているとしか思えません
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